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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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実篤公園行き-2(仙川の家)

昨日と一変して季節が後戻りしたような冷たい雨の一日、体がついていけない感じですね。
さて、今日の話題は昨日の続き、実篤公園のなかにある「仙川の家(旧武者小路実篤邸)」です。
約5000㎡の敷地の中に、木造平屋建て(一部地階:物置有)、延べ床面積110.39㎡のこの家は、山口芳春の設計で1955年につくられたそうです。
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実篤の仕事と来客対応を中心に考えた設計で、客室(水屋付)、応接室、仕事部屋、玄関ロビー(トップライト付)、愛蔵品の展示スペースなどが充実しています。
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(茶会ができそうな客室)
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(仕事部屋、生前は足の踏み場がない状態だったらしい)
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一方で、台所にはカウンターハッチがあったり、居室にはサンルーム、その先にテラス、隣には浴室があるなど、欧米生活が身に付いていたことが伺えるプランです。
晩年の実篤が、和と洋の融合した豊かな生活を送られていたことが想像できる家でした。
(この旧武者小路実篤邸の公開は、休日の限られた時間ですので、確認してからお出かけ下さい)

坂東 順子/J環境計画 NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-04-22 18:01 | 坂東 順子 | Comments(0)
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