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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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北側の木製デッキ -- 北デッキの家 -- 

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前回のつづき)
車庫と書庫の間をくぐっていくと、広々とした木製デッキの空間に出てきます。
この場所は元々、ピロティ状のカーポートだった場所。
デッキというと、陽のあたる南側に張り出すものと発想されがちです。
しかし、庭の鑑賞という点で考えると、南側の庭というのは逆光になるので、樹木の影を見ることになります。
一方、北側の庭は樹木に陽があたり、枝葉の成長を感じることができるので、綺麗に感じます。
古くからあるお屋敷では北側に立派な庭を設ける例が多くあるので、北側にデッキを設けるということに、私たちも建て主様も違和感はありませんでした。
左の写真では樹木の本数が少なく、順光のあたる様子をあまり実感してもらえないのが残念です。しかしこれは、様子を見ながら徐々に樹を植えていきたいという建て主様の要望があり、最小限にとどめたからです。
5年ぐらい経てば、きっと本数も増え、見事な庭に育っているのではないかと私たちも楽しみにしています。
また、西側の隣地が下っていて、デッキから見るとお隣の2階の屋根が1層分の高さで見えます。家並みに沈む夕日を楽しむことができる、いわばサンセットテラスと言うことができます。

仕事帰りのご主人は、玄関から家には入らず、ライトアップされたヒメシャラの景に誘われて、デッキで一休み。 奥様にビールを持ってきてもらって喉を潤してから家に入るのが日課なのだそうです。
つづく
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白崎泰弘/シーズ・アーキスタディオ   (NPO法人家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2011-07-06 22:15 | 白崎 泰弘 | Comments(0)
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