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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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システムキッチン vs 造作キッチン

今週のブログ担当も最後になりました、今日はキッチンについてお話します。

殆どの住宅では様々なクラスがあるとは言えシステムキッチンが使われています、その方が建て主は選びやすいし、設計者は考えて図面を書かずにすみ、施工者はメーカーに任せるだけで楽に施工できるからです。一方造作でキッチンを作るには設計も施工も大変手間が掛かります、それでも様々な可能性に気が付きその良さを勧めずにはいられなくなるのです、例えば使用されている基材強度の違いや引手の質感であったり、引出しであれば高さや幅、奥行きなどスペースの使い方の違い、様々な家電や食器の収納方法や使われている金物など・・・
言葉や写真で説明してもなかなか理解してもらうことが難しいと感じていましたが、今回造作で計画しているキッチンと似た内容(引出しは2割減)のシステムキッチン(中の上クラス)の見積を取る事が出来ました。メーカー掛率を6掛けとしても結果は造作の方が若干安く内容も加味すれば決して高くはない、またガスレンジやレンジファン、食器洗機、キッチン水栓などの付属機器の価格が1/3以上を占めていて価格に大きく影響している事も実感でき、今後のコスト調整や説明の良い参考になりました。
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上はシステムキッチンの見積図面、下は造作キッチンの実施設計図面

赤沼修/赤沼修設計事務所 (家づくりの会)所属
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by npo-iezukurinokai | 2012-09-29 23:19 | 赤沼 修 | Comments(0)
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