今週の担当、クラフトサイエンスの安井正です。
今年の2月、私は3日間だけカフェのマスターをしました。
クラフトサイエンスの京都オフィスに併設しているセレクトショッ
プ&ギャラリー「ルーツ・ルーツ」のイベントでご近所のカフェス
ペースをお借りしまして、友人の写真家・和田高広さんの写真展を
開きました。このとき、せっかくだから、いらしたお客さんにお茶
やケーキをだそうかという話しになり、それならきちんとお代を頂
戴しておいしいものを出しましょうと、場所ももともとカフェなん
だし・・。と気楽な気持ちでスタートしたのでした。
我が家ではほぼ毎朝、コーヒーを豆から挽いて飲んでいるのですが
、それなりにこだわりを持って、入れ方や豆の購入などを追求して
きた手前、これならお客さんに出しても恥ずかしくないよね、と自
負していました。
とはいえ、初めての場所で、ご注文をいただいてから入れるとなる
と、はじめはかなりドギマギ!。お客さんをお待たせしてしまいま
した。
ところで、カウンターをはさんでお客さんと話をしたわけですが、
これがなかなか新鮮な体験でした。普段、挨拶程度しか交わさない
ようなご近所の方なども、こうして向き合うと、意外なほど話が弾
んだのには驚きました。場所の力や、店の人とお客さんという関係
性のおかげでしょうか。期間限定のお気楽素人カフェマスターでし
たが、ずいぶん楽しませていただきました。
安井正/craftscience(
NPO法人家づくりの会所属)