ブログトップ

”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

iezukuri1.exblog.jp

原因不明の水滴

我が家はリビングダイニングが一体の空間であり、キッチンがその
脇に付随するような間取りです。

一昨年あたりから、そこでメインとして使用しているエアコン室内
機の本体から水滴が落ちるようになり、昨年メンテナンスを行った
のですが、残念ながら今年も水滴が滴りはじめてしまいました…

ちなみにダイキン製のエアコンで今期で7シーズン目になりますが、
定期的にフィルター等の掃除をきちんとしてきました。

考えられる原因である、

・排水ドレンが詰まったり折れ曲がっていたりつぶれたりしている
・室内機側の排水ドレンの接続不良
・排水ドレンの勾配

これらは、昨年にパイプ自体の交換も含めて手を尽くしました。

その他に考えられるとしたら、

・室内換気により室内が負圧となり引っぱっている
・製品の設計不良

くらいしか考えられませんが、住まいは柱や梁を現わした造りのため、
室内が極端に負圧になることは考えにくそうです。
それでは、製品自体の問題? 夏季ということもあり幽霊の仕業か?
d0021969_111355100.jpg

大変暑いなか、しかも連休中にもかかわらず、いつもお世話になって
いる電気屋さんが見(診)にいらしてくださいました。 この辺りはこの
業界つながりの有難みでしょうか。
d0021969_11185257.jpg

今回は本体内部の状態を分解して確認しました。すると横長のシロッコファン
(クロスフローファン)に、湿気を帯びた塵(チリ)がびっしりと付着しています。
d0021969_11143150.jpg

手(目)の届かない部分がこんなにもひどい状況だとは思いませんでした。

エバポレーター(細かいフィンの隙間)にも多からず、同じような状態をみました。
d0021969_1117227.jpg


漏水の直接的な原因ですが、室内空気はエバポレーターで急に冷やされて
露点に達して水分を含みますが、ファンを通過する際に、覆われたチリが湿
気とりのように、水分を吸っていることであると判明しました。

これらは、日常のメンテナンスではなかなか清掃できない部分ですが、
他の箇所よりも早く現象が生じてしまったことは設置場所によるとこ
ろが大きいことも予想できました。

それはすぐ脇にキッチンがあることです。先ずは調理によって油を含
んだ空気が室内機の本体内を通過することにより、油分がフィンや
ファンに付着します。油をおびてしまったところに塵が付着し易くなる
ことで、短い期間で塵まみれになってしまうということです。

目に見えない微細な油は意外と広範囲に飛散しています。エアコン
使用時は意識して、一段階強めにレンジフードのファンを回したほう
が良さそうです。

我が家のキッチンの天井は、屋根勾配なりに登りながらリビングダイ
ニング空間へつながっています。その付近にエアコンが設置されてい
ることもあって、より油を吸いやすい状況であることも解りました。

意匠上その部分は塞ぎたくないし、料理のときにエアコン止めてよな
んて言ったりでもしたら殺されそうですし。(笑) どうしたものか…

電気屋さんから、能力は多少落ちるかもしれないけど、キッチンの
レンジフードのフィルターに貼る、油汚れ防止の繊維シート(100均
でも売ってます)を、吸気側に貼るとお手軽で意外と良いとのご助言
をいただきました。

結局今回の水滴によって、基盤が水浸しになってしまい、回路のショ
ートが原因なのか、吹き出し口のラダーが水平の位置で動かなくなっ
ていました。 旅行前の痛い出費になりそうです。

真夏の原因不明の水滴はお化けではなくファンの塵かもしれません!


(杉浦 充/充総合計画)
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2013-08-14 10:30 | 杉浦 充 | Comments(0)
<< 窓の役割 昭和後期の風景 >>