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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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自分のルール

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家づくりの会の倉島、
リノベーション窓口のメンバーです

二年ほど前にリフォームデザインをさせていただいた
蘇りの家シリーズ:翡翠の家
築二〇〇年近い住まいです
いわゆる古民家、、、
最近は40年くらい前の住宅でも古民家改修なんて雑誌に出ていたりしますが
やはり骨董品のルールに従うようにせめて百年が分かれ目なんじゃないかと思います
そんなルールを作ると、あと50年もすると、
セキスイハウスも古民家ってことになって、
軸組伝統工法のモノでなければいけないなんてルールが
更に追加されることになるのかもしれません

そんな古民家改修の実例の多くは
現代的な要素もたくさん取り入れ(それは大切なことです!)
しかし、昔の材料と色を合わせその違いがわからないようにつくられているように思います
それはごく自然なことで、むしろその方が一体感もあり気持ちの良いものです

しかし私は少し違って、
古いモノと新しいモノを区別するようにしています
いつどこを変更したか誰がみてもわかるように、、、
そして、
あ、ここが違うんだと他人が気づいたとき、そこに【お話】が生まれると思うからです
少し違和感があっても、時と共になじんでいきますしそういう材料を使うことでさらに行き続けているように思うからです

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熊谷の住宅は40年の住まい
和室をつぶし広げた玄関の真正面に
和室も壁を受けていた柱が一本
梁を補強すれば無くすことも出来ましたが
玄関に入って真正面にあるからこそ、貫の穴も残したままにしました
引き渡し前のチェックの再、
綺麗な板でくるんでほしいといわれましたが、
しばらくこのままにしてみて下さい
と、、、、
1年後伺ったら、ほぞ穴に民芸人形はちょこんと入っていたり、インテリアの一部として利用されていました
これで良かったです
と、、、、

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リフォームをするか建て替えをするか、悩まれる方が多いのですが
一番の決め手は性能や使い勝手で鼻くその家にどんな物語があるかじゃないかなぁと思っています






リノベ頼むなら家づくりの会「リノベーション窓口」まで

(有)RABBITSON一級建築士事務所:倉島和弥


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by npo-iezukurinokai | 2017-09-22 16:15 | 倉島 和弥 | Comments(0)
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