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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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建築が都市に与えるもの

今日は予報で心配されたほどの雪にはならず、普通に暮れてゆきましたね。昨夜、父親の気持ちとしては、1歳9ヶ月の娘に銀世界を見せてあげたい、と思う一方で、積雪による交通機関の混乱が打ち合わせに支障をきたすとやだな、という思いがあって、少々複雑でしたが、結果として仕事人としての私の思いが勝ってしまったようです。

建築が都市に与えるもの_d0021969_040396.jpg

今日、打合せで横浜へ行ってきました。
ご存知の方も多いと思いますが、横浜市役所の庁舎です。建築家、村野藤吾の代表作の一つです。築50年を経て、相当に老朽化が進んでいますが、全面的な保全活用をする前提で物事が動いています。歴史を刻んだ建物は、たとえるならば、樹齢を多く重ねた大木のようなもの。新しい建物が提供することのできない、たくさんの記憶と落ち着きを都市に与えます。


浦岡 健志/浦岡健志設計室NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-05 00:44 | Comments(0)
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