ブログトップ

”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

iezukuri1.exblog.jp

カテゴリ:泉 幸甫( 15 )

山口・島根の旅 Ⅰ 瑠璃光寺五重塔 ☆☆

ここ十年、秋になると日本各地で開かれる「木の建築賞」の審査会に出かける。
今年は山口県宇部市にある村野藤吾が設計した建物「ヒストリア宇部」で開かれた。
その審査会のことはいずれ書くとして、
審査会の翌日に周辺地域の木造建築の見学会が開かれるが、いつも有意義で楽しい。
今年はバス貸し切りで、歴史的建造物と町並みを周る「山口・萩めぐりツアー」

まずは山口市にある瑠璃光寺(るりこうじ)五重塔。
国宝で室町時代の創建、日本三名塔の一つに数えられる傑作。
この塔をいつか見たいと思っていた。
というのは、周りの何人かに「あれはいいよ、エ~ッ 泉さん見てないの?、」と言われたこともあったし、、
それに、何年か前「見残しの塔-周防国五重塔縁起」という話題になった小説があった。
書いたのは久木綾子さんという方で、この瑠璃光寺の美しさに心を奪われ、
70歳の頃、この小説を書くために宮大工に弟子入りし、パソコンを習い、
書き上げたのがなんと89歳の時だった、とかいう本。
だから瑠璃光寺五重塔の写真を見て、とかではなく、
人をこれだけ虜にする建物ってどんなものだろう、ということからだった。

d0021969_2072662.jpg


で僕の感想だが、屋根の曲線は深く周辺の山々にとけ込んで確かに見事!な造形だとは思ったが、
僕の好みではないなー、と思った。
あまりにも日本の塔らしい良くできた塔、そうだからこそ日本の三名塔の一つに数えられるのだろう。

塔で言えばやはり薬師寺東塔、がいい。
三重塔だけど全体にリズムがある。
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2014-11-18 20:10 | 泉 幸甫 | Comments(0)

ボウゼンとしてしまった数字

東日本大震災による死者や行方不明者の合計が2万人近くだそうだが、
この人数がどれくらいなのか想像がつかない。
縦、横100人のマトリックスの2倍、と想像してみたがちょっとリアルでない。
2万人と言う人数を実際に見てみないとピンとこない。
東京ドームで野球を観戦したことがあるが、
4~5万人と言うから、その半分近くか。
これならリアルだ、やはり相当な人数だと実感する。

このようなことを考えていて、
さらにいろんな自然災害や戦争での犠牲者の人数を調べてみた。
近くの自然災害では、阪神淡路大震災での犠牲者が6500人。

戦争だと、
広島のアメリカによる原爆投下で、14万人。
長崎が7万人。
広島、長崎を合わせると約20万人、東日本大震災の10倍にもなる。
これは自然災害でなく人為的殺害だ。
原爆の犠牲はよく語れるが、1945年3月10日の東京大空襲は長崎より多い10万人。
一夜にしてこれだけの犠牲者が出ていたとは。

第二次世界大戦による日本の犠牲者の総数は300万人、東日本大震災の150倍。
ナチスによるユダヤ人殺害は800万人、東日本大震災の400倍。
(日本の犠牲者の300万人は兵員、市民合わせての数字で、ユダヤの犠牲はそれよりはるかに多い)
ソ連の第2次世界大戦での犠牲者は2000万、東日本大震災の1000倍。
世界全体では6000万人、東日本大震災の3000倍となる。

もうこの数字になってしまうと、もう想像を絶している。
東日本大震災の2万人もすごい人数だが、戦争はさらにすごい。
しかも人為的原因によるものだ。

最後に、第二次世界大戦の特攻隊員の死者は阪神淡路大震災の犠牲者に近い6000人。

泉幸甫
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2013-06-17 12:45 | 泉 幸甫 | Comments(0)

プライズシステム

先日草加市役所より、
「草加市まちなみ景観賞」を受賞されました、表彰式に来ていただけますか? とのこと。
草加市に賞の応募した覚えはないんだけどな・・・???、
建築関係のほとんどの賞は、賞をもらいたい人が応募して選ばれるシステムになっているのだから。
主催者が勝手に探して選ぶわけではない。

何だろうと思いを巡らしたら、建主しさんが応募していたようだ。
というわけで「草加せんべいの庭」がめでたく景観賞を受賞。
市長さんが直々に賞状を渡して下さった。
ところで賞を公的機関が出すには、これも条例でいろいろと規定しているんですね。
なるほど、市長さんも法に従って賞を渡しているのか。

賞状を貰うのは幾つになっても嬉しいもの。
最初に賞状をもらったのは小学1年生の時。
その時は有頂天。
紙っ切れ一枚だけど、なんなんでしょうね。

泉 幸甫/泉幸甫建築研究所NPO法人家づくりの会所属)

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2009-02-19 14:22 | 泉 幸甫 | Comments(0)

おじさん殺しのチョコ

僕はお酒も大好き
でも甘い物も好き
だからバレンタイデーも大好き

でもチョコレートはそんなにもらえるものではない。
最近はもっぱら建主しさん。

そんな中で素晴らしいチョコを貰った。
なんと、焼酎の絶品「百年の孤独」を包んだ、「百年の孤独のボンボン」
これってお酒好きで、かつ甘党のおじさん殺しには最高!!!!
来年も誰かくれないかな~~~。

d0021969_1575989.jpg


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所NPO法人家づくりの会所属)

にほんブログ村 住まいブログ 住宅設計・建築家へ
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2009-02-17 15:14 | 泉 幸甫 | Comments(0)

一か八かで・・・Ⅰ

山林の買付けなどの仕事をやる人のことを山師と言うらしい。
今回の僕はまさしく、言葉通りの山師でした。

ムクの板のテーブルや床板はなかなかいいものです。
現在ほとんど合板、べニアでできています。
床の間の板などほとんどです。

しかしそのような板を突然手に入れるとなると簡単には手に入らないし、
足元を見られて高くなってしまいます。
そこで、たまたま良い丸太が出た時に買い、
5~6㎝の厚さの板に挽いてストックしておき、必要な時にチビチビと使い続ける、
といったことをしています。
なんたってこんな板が1枚でも家の中にあると、
建物全体の雰囲気も変わります。

「買いませんか」と、たまたま出てきた材木が直径1m、長さ2.5mのウォールナット2本。
ユダレが出るほど欲しい、品のある木です!
しかもウォールナットは大好きな木。
しかし、ウン百万円!
しかも製材してみないと、その材がいいかどうかは分からない。
中に洞(うろ)や、汚い節があるかどうかは、外から見ても分からないのです。
それは本当にバクチ。

しかしウォールナット好きとしては、とうとう手を出してしまいました。
大損をするかもしれないのに、です。

製材所ではドキドキ。
製材機の上にウォールナットの丸太が乗った時は、
ギロチン台に乗せられたような気分、でした。

d0021969_12474997.jpg


製材をしてどうなったか、
大損か、大儲けか?
次回のお楽しみ。

泉 幸甫/泉幸甫建築研究所(NPO法人家づくりの会所属)
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2007-09-13 12:49 | 泉 幸甫 | Comments(1)