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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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カテゴリ:根來 宏典( 39 )

微熱山岳『Sunny Hills』での役員会

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せっかくなので、素敵な空間で役員会をしたい。

微熱山岳『Sunny Hills』をお借りしたこともあります。
建築の設計・監理は、建築家の隈研吾氏。
この建築については、私が語るよりも、コチラを≫

これだけの建築をつくり、置かれているお菓子は、一種「パイナップルケーキ」のみ。
5個入り(1500円)と、10個入り(3000円)のみ。
すごい自信と、誇り高きプライド、そして勇気。

試食です。たいへん美味しゅうございました。
5個入りを二箱買って帰りました。
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Sunny Hillsの精神「シンプルの中にこそ育まれる本物の滋味」、
私もそんな建築を目指したいと思います。

これで、私のブログ当番はお終いです。
と、まぁ、あちこち「まちに出た」役員会でした。
気心知れた仲間と建築を見て、本音で語り合うことは、
とても刺激的ですし、有意義な時間になりました。
6月に総会を行い、任期満了になります。

根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2014-05-16 14:26 | 根來 宏典 | Comments(0)

カヤバ珈琲での役員会

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せっかくなので、素敵な空間で役員会をしたい。

谷中にある『カヤバ珈琲』という喫茶店をお借りしたこともあります。
大正5年に建てられた町屋で、平成21年に改修されたもの。
改修設計は、建築家・永山祐子さんです。

内部の様子。居心地の良い空間です。
予約をしてまで来られるお客さんも。運よく席が空いていたようで、ラッキーでした。
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頂いたのは、旧カヤバの名物メニュー『ルシアン』。
コーヒーとココアを半分ずつで割ったもの。美味でした。
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根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2014-05-15 09:54 | 根來 宏典 | Comments(0)

草月会館での役員会

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せっかくなので、素敵な空間で役員会をしたい。

『草月会館』をお借りしたこともあります。
草月会館は、華道・草月会の総本部ですね。
建物は建築家・丹下健三氏の設計・監理によるもので、1977年竣工です。

内部中心には草月プラザ。
イサム・ノグチ傑作の『天国』と名付けられた石庭が据えられております。
上の写真は、階段を上がった3階のスリット開口から見る石庭です。

こちらは3階にある『談話室』の様子。
写真左手には赤坂御所を臨み、右手にはイサムノグチの石庭を見下ろす、
洗練された空間です。
談話室は、草月会員のためのサロンスペースなので、私どもは使用できません・・・。
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私どもは、2階にある『レストラン薔薇』で、お茶をしながら打合せ。
レストランを入って右手に高橋是清翁記念公園を臨み、
左手にイサムノグチの石庭を見下ろす、
こちらも洗練された空間でした。

根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2014-05-14 20:37 | 根來 宏典 | Comments(0)

国際文化会館での役員会

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今週ブログ担当の根來です。宜しくお願い致します。

家づくりの会では、月一回、理事全員が集まって理事会を開催しております。
それとは別に、月一回、役員が集まっての役員会も開催しております。

役員は、高野さん、宮野さん、村田さん、森さん、私の5名です。
任期は2年で、そろそろ満了になります。
理事会は家づくりの会ギャラリーで行われているのですが、
役員会は外に出掛けて、建築見学を兼ねて楽しくやろよ!と、森さんからの発案。

例えば、『国際文化会館』をお借りすることに。
建物は建築家・前川国男、坂倉準三、吉村順三の設計・監理によるものです。

ティーラウンジ「ザ・ガーデン」から見下ろした庭園の眺め。手すりも素敵です。
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この庭園は、旧岩崎邸の庭園で、
岩崎小彌太(1879~1929年)が造園家・七代目小川治兵衛に依頼した回遊式庭園。
岩崎邸は1945年の空襲で焼失し、1955年に国際文化会館が建てられました。

この庭と調和を図るような建築。
六本木とは思えない静けさと、居心地の良い空間です。
国際文化会館にご興味ある方は、コチラ≫

根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2014-05-13 11:54 | 根來 宏典 | Comments(0)

うなぎの寝床 クリーニングなど

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大井町で工事中の住宅『うなぎの寝床』、養生はがし、クリーニング、床塗装が始まり、
室内の全貌が見えてきました。

上の写真は3階の様子です。
手前部分は吹抜けに掛けられたブリッジ(手摺)、その向こうが寝室、
さらにその向こうが階段室、さらにさらにその向こうは半階上がったロフトです。
寝室は閉じた個室にもなるよう、欄間部分には透明アクリルが嵌っております。
奥側に引戸(階段との仕切り)が見てますよね。
手前側(吹抜けとの仕切り)は、左手壁面収納の中に3連引戸が納まっております。
普段はオープンな生活を、冷暖房が気になる時や、落ち着いて就寝したい時には閉められます。

写真左手の全面壁面収納の扉には越前和紙を貼っております。
こちらの和紙は、超撥水という特殊加工をしております。
結露やカビ対策といった和紙の通気性を活かしながら、
防汚性が高く、水拭き可能な素材です。

和紙貼りの提案は、私どもの方から建主さんに提案したのですが、
それをどう受け止めるかは建主さん次第。
私は少し派手な色合いのイメージをしていたのですが、
建主さんが選んだのは、淡いモスグリーン。
明るく、落ち着いたもので、とても品のある感じになっていると思います。
写真では伝わらないでしょうが(苦笑)

この和紙貼りの工程は、クリーニングが終わらないと出来ません。
せっかく貼った和紙がホコリまみれにになってしまいますから。
クリーニングは上の3階から始まり、2階、1階へと下がっていきます。
写真撮影時点では、2階のクリーニング中。
2階の収納扉や、玄関の収納扉なども和紙貼りとしているのですが、それゆえ未施工です。

こちらの住宅は、9月22日(日)にオープンハウスを開きます。詳しくは、コチラ≫
ぜひ、この素材感を拝見しに来てください!

根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2013-09-19 11:03 | 根來 宏典 | Comments(0)

うなぎの寝床の植木

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大井町で工事中の住宅『うなぎの寝床』の植木の様子です。

私は植木が大好きです。だから立ち会います。たとえ一本でも。
植木には一本一本に個性があります。
その植え方によって、植木の表情はがらりと変わります。
図面上で、樹種や高さ、枝幅は指定できても、
一本一本の枝の広がり方や傾きまでは、表現できません。

植木屋さんと、どう植えれば、この木の個性が惹き立つか。
木表はどちらで、それ以外から見た時の見え方は。
成長した時の道路側へのはみ出し、アプローチへのはみ出し。
ライトアップ時の照らされ方。建物との距離、日の当たり方。
植木職人さんとの会話の中で、ここしかないポジションを見つけるのは楽しい。

植えているシンボルツリーは『シマトネリコ』。選定のお話は、コチラ≫
シマトネリコは常緑で、育てやすく、暑さに強いのが特徴です。

こちらは、アプローチ足元に植えている『フッキソウ(富貴草)』を植えている様子。
強い日差しでは葉焼けするので、半陽地~陰地に向いています。
常緑で、葉が密に茂る様子から「繁栄」の意味を持たせて名付けられた下草で、
とっても縁起が良いのです。
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アプローチの土間は『豆砂利洗い出し』仕上げ。
その土間と敷地境界との間に隙間を設け、フッキソウを植えました。

今回の住宅は狭小地で、立派なアプローチは作れませんが、
ちょっとしたスペースを見つけ、作り、品良く仕立てることによって、
ちょっとしたスペースが返って、より心が豊かになるように思います。

こちらの住宅のオープンハウスのお知らせは、コチラ≫

根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2013-09-18 14:40 | 根來 宏典 | Comments(0)

つくばの空

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3連休、如何過ごされましたか?残念ながら、台風でしたね、、、

私は台風の中、つくばで土地探しから相談に来られている建主さんと土地巡り。
朝、出かける時は、こんな大雨の中、、、本当に行くの、、、
研究学園駅に着いても、大雨、、、

一つ目の土地を見始めた頃には、小雨になり、
二つ目を見始めた頃には、雨は止み、
三つ目を見始めたことには、快晴に!
雨の影響はあまり感じず、土地めぐりが出来ました。やっぱり晴れ男です!

土地探しは、快晴の中、見て廻った方が、当然イメージも気分も良い。
ただ悪条件の中でないと、見えてこないデメリットも発見でき、収穫も多い。
台風の中、あきらめずに、行って良かったです。

上の写真は、その日の「つくばの空」。
この広い空の下、台風の思い出と共に、きっと素敵な土地が見つかるはず。

根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2013-09-17 10:07 | 根來 宏典 | Comments(0)

素材と技術を巡る旅 その7 まとめ

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今週ブログ担当の根來でした。「素材と技術を巡る旅」は、如何でしたか?

最後になりますが、これらの旅の成果を活かした事例を紹介します。
私どもが設計監理しました『対岳荘』という住宅。アプローチの夕景の様子です。

本住宅は、前面道路側からのプライバシーを確保しつつ、
一歩中に入ると雄大な赤城山(群馬県)を望める演出としています。
そんな内部空間に入った時の感動を高めるためには、アプローチの計画も重要と考えます。

アプローチの飛石は360□の白御影石とし、その周りには佐久の鉄平石を敷き詰めております。
アプローチは駐車場一台分5.3mの奥行きと長くはありませんが、竹柵を設けることにより、
植栽を守るのと同時に奥行き感を作り出しました。

植木は『植木のまち』安行を建主さんと一緒に巡って、
自らの目で確認し、気に入った物を選んでいます。
正面から見て左側にシダレザクラ1本、右側にモミジの株立ち2本を植えて、
ゆくゆくはアプローチに覆いかぶさり、トンネル状になることを期待しています。

シダレザクラの足元は、御影の縁石で格子を組み、
市松に那智黒とサツキ・ヒメクチナシの刈り込みを植え、モダンな前庭を演出しました。
駐車場の床は那智黒の洗い出し。
ただ駐車スペース全面ではアプローチに対し、ボリューム的なミスマッチと感じたので、
スケールを分節させる意味で中央にタマリュウをボーダー状に植えました。

ライトアップによる白壁に映し出されたモミジの影に心和みます。

こちらの住宅では、上記した素材や技術以外にも、
煤竹、網代、漆、和紙、十和田石、青森ヒバ、珪藻土、オリジナル建具、
オリジナルキッチン、拘りの床暖房対応フローリング、、、、
詳しくは、コチラ≫をご高覧下さい。

根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2013-01-27 20:35 | 根來 宏典 | Comments(0)

素材と技術を巡る旅 その6 植木

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植木は、建築にとって重要な要素です。

植木に関する、より専門的なことは植木屋・佐伯造園の佐伯さんに教えてもらいました。
設計者としての実力は、植木や外構設計に熟達しているかどうかと、私は考えています。
まだまだ、私は未熟ですが。

さて、佐伯さんの案内の下、植木畑の中に、足を踏み入れます。当日は、あいにくの雨でした。
ただ植木を見るには、これくらいの雨模様に方が、木々が活き活きとして良いのです。
植木畑は、植木の入荷と出荷の繰り返しなので、足元は固まっていない。長靴は必需品です。

植木畑には、沢山の木々が植わっております。まずは中木を見て回ることに。
人気の高いヒメシャラから始まり、カツラ(美大・吉村順三系の方々が、よく植える)、
ジューンベリー、ミツバツツジ、ヤマモミジ、ハウチワカエデ、イロハモミジ、ヤマボウシ、
ミルキーウェイ、アオハダ、シマトネリコ、、、、沢山見てきました。覚えきれません、、、
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植木には『一本もの』と『株立ち』とがあります。
最近は、「一本もの」の立派な植木よりも、雑木林のような「株立ち」が人気あります。
「株立ち」というと、地表から複数本の木が生えている木々のことですが、
これにも「本株立ち」と「寄せ株立ち」があります。
寄せ株立ちは、複数の木々が寄せ集まった木で、厳密にいうと株立ちではありません。
本株立ちを見て、切株が見えるのが好きでない方もいるのですが、実は高級なのです。
当然ですよね。一本を切株しながら、複数の幹を育てるので。手間が掛かってるのです。

切株がはっきり見えている株立ちを「台付き」と言います。
本株立ちも、株の部分が地表に隠れているのと、現れているものがあり、台付きは希少です。
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植木畑には、出荷を待つ植木達が並んでおります。
植木屋さんと話していると、「根っこが出来ている」という言葉を聞きます。
聞流してしまいそうなフレーズですが、この「根切り」「根回し」は植木にとって重要です。
根っこには、木を支える大きな根と、水を吸い上げる『ヒゲ根』があります。
ヒゲ根が出来ていないと、新しく植えかえても、枯れてしまうのです。
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植木といえば、主木に目が行きがちですが、
植木(主木)を植えれば素敵な庭が出来る訳ではありませんね。
それらを演出する下草と低木は、とても重要なアイテムです。

玉竜やセキショウといった下草は、私も好きで、よく盆栽にも使います。
ちなみに私の趣味は盆栽です。ご興味ある方は、コチラ≫
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玉竜やオカメヅタなどは、とても強い品種で、
これらを足元に植えておくと雑草が生えないのも魅力です。

植木畑内を歩いていると、ある木に目に留まりました(上の写真)。素敵ではありませんかっ!
植木屋さんに「これ何て言う木?」って聞いたら、植木屋さんも知らないと。
う~ん知りたい。誰か教えて~。
自分の足で植木畑を歩くと、こんな発見もあって楽しいのです。
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深大寺は、緑や湧水が豊富で美しい街です。
植木畑が多い街だけあって、街並みや、店構え、路地などへの植木の設えが素晴らしい。
植木選びだけでなく、その植え方や演出方法など、お庭づくりの参考が盛り沢山。
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深大寺地域観光マップは、コチラ≫
お蕎麦屋さんが多く、全制覇したいな~と思います。

ここでは、深大寺のお話しをしましたが、植木の街には川口市・安行もあります。
安行は、江戸時代から続く技術と伝統による日本屈指の植木の産地です。
こちらの駅は、南北線直通の埼玉高速鉄道なので、都心からのアクセスも良いんですよ。

建主さんに外構設計の話をすると「建築家は、外構設計までしてくれるんですか?」と喜ばれます。
外構設計は、造園屋さんに頼むものだと思われているようです。
家具はインテリアコーディネーター、照明は照明デザイナー、キッチンはキッチンスペシャリスト、、、、それぞれの専門家がいるのも事実です。
ただ、これらをバラバラに考えていれば、それぞれが主張しあい調和のない空間になるし、
予算バランスも取れないし、建主さんの労負担も大変でしょう。
実は、これら全てが建築家の職能の一つなのです。

根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2013-01-26 13:52 | 根來 宏典 | Comments(0)

素材と技術を巡る旅 その5 左官

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左官のお話です。

訪れたのは、東中野にある富沢建材。
「漆喰、土壁のことなら、何でも相談に乗ります」という左官の材料を取り扱う建材屋さん。
富沢社長自ら、『土壁』『漆喰』について、熱く語ってくれました。

左官に混ぜる土にも色々。浅黄土、ハンダ土、京錆土、沖縄土、黒泥土、、、
これらの混ぜる土によって、左官の仕上がる表情は全く変わるところが魅力です。
ちなみに、私が好きな土は『中国黄土』。『中国黄土の家』の紹介は、コチラ≫

左官の割れを防ぐために混ぜるワラやスサも色々です。
あくぬきわらすさ、みじんすさ、ひだしすさ、ほぐしすさ、荒すさ、富士すさ、、、
ひびハイラーズなんていうガラス繊維系の物まであります。
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こちら富沢建材には、沢山の左官の塗見本が展示されております。
あまりにも素晴らしく、見本というより芸術作品に見えます。
それにしても、伝統ある左官の技は凄い!
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左官の指南役をお願いした左官職人の紹介します。
忍者左官こと小沼充さんと、淡路島を拠点に活動している植田俊彦さん。
現代左官界を牽引する東西のお二人。なんとも贅沢な左官の勉強会となりました。
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ちなみに、ここ富沢建材では、私たちが訪れた一週間前に、
左官界のカリスマ・久住有生さんを迎えて漆喰・土壁技術講習会が行われたそうです。
遠方含め150名以上集まったとか。今、左官界は本当に熱い!
背面の赤と黄色の土壁は、その講習会時の実演だそうです。美しい!!!

土壁の材料を混ぜている様子。
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私たちも『土壁』と『漆喰』の塗り体験をさせていただきました。
板のサイズは30㎝角。小さな面積ですが、平らに仕上げるのは難しい・・・。
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最後に、私の作品です。どうでしょう!!!
右側が『土壁』、左側が『漆喰』。漆喰はワラ入りです。
事務所に飾っておきますので、いつでも見学に来て下さい!
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根來宏典
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by npo-iezukurinokai | 2013-01-25 13:02 | 根來 宏典 | Comments(0)