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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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カテゴリ:古川 泰司( 33 )

箱を積んでリノベーション

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リノベーションというと大掛かりな工事を想像してしまう方も多いのではないでしょうか?
そうすると工事中に住む場所はどうなるんだろう?何処かにアパートとか借りないといけないのだろうか?
とても不安になり、今一歩の決断が鈍ってついつい工事の時期が遅れてしまいがちではないでしょうか。

そして、そして、子どもたちの成長とともにどんどん変わってゆく家族。
そのタイムスパンは3年?長くて5年?その度に生活に合わせたリノベーションをするの?
どうでしょう。そんなことを考えたら、またまたリノベーションに対して二の足を踏んでしまいますよね。

そこで提案です。

間仕切り壁などをできるだけ取り除いて、家族の関係を四角い箱を積んだ家具で家族のスペースをつくるのです。

箱のサイズは三種類。
一番大きい箱は机になります。
中くらいの箱は、大人の椅子になります。子供の机になります。
小さな箱は本棚などの収納です。

この3つのサイズの箱を組み合わせて、家族のそれぞれのスペースを作る。

この考え方の良いところは
リノベーションの工期が圧倒的に短くなること。
仮住まいを借りるとしてもとても短くて済むこと。
ひょっとしたら、10日くらいでできてしまうくらいシンプルにすることだってできます。

そして、そして、箱を積んでいるだけですから
いつでも自分たちの手でリノベーション可能です。

リノベーションというと大変な工事を思い描いてしまうかもしれませんが
こんなシンプルな考え方もできるのです。
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by npo-iezukurinokai | 2017-09-11 14:00 | 古川 泰司

らくらく床貼り

さてさて、家づくりの会では今までもやっておりましたが改修工事・リノベーションにももっともっと積極的に対応してゆこうということで、有志が集まって「リノベーション窓口」を開設しております。
そのメンバーで、こちらもブログも盛り上げてゆこうということになりました。
トップバッターはアトリエフルカワの古川です。

私の話題はラクに張れるフローリングのお話です。

フローリングって一度決めて張ってしまうと、あとからなかなか取り替えられないものですよね。ですから、傷がつきやすい素材は敬遠しがちになります。でもでも、杉とか柔らかい針葉樹の床はほかには代えがたい魅力があります。
そんなことを考えていたら、静岡の天竜材を使って商品開発のお手伝いをすることになりました。

出来上がったのがこれです。
名付けて「ラク床S」。浜松の鈴三材木店さんと一緒に作りました。

商品としては実にシンプルなものです。
幅10cmくらいのフローリングで長さが91cm。
縁甲板の実加工がしてありますがエンドマッチと言って
小口の方にも縁甲板の実加工がしてあります。

実加工というのは凸と凹に加工してはめ込めるようなっているものです。

これをきっちりはめ込んで敷いてゆくとあら不思議、しっかりと固定されて動かなくなります。
施工も簡単で誰にでもできます。そして、取替も簡単。着せ替え人形のようです。

実はそれだけでは木が伸びたり縮んだりして商品にならないので、様々な工夫が見えないところでされているのですが、皆さんにご安心して使っていただけるような仕上がりになっています。

新築のお宅でも時々床を着替えてみたり、リフォームでもアパートなどで床を張り替えることが出来ないところでも、簡単に無垢の床にすることができます。

試しに敷いてみたところ

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エンドマッチと言って
小口にも実加工がされています。
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浜松の学生ボランティアさんの活動拠点で使っていただきました。
施工は学生さんたちの手で行いました。
自分たちの場所を自分たちの手で作るって良いですよね
賃貸スペースの床を手軽に木質化する
いいアイテムが出来たと思っています。
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リノベ頼むなら家づくりの会「リノベーション窓口」まで



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by npo-iezukurinokai | 2017-07-27 00:00 | 古川 泰司 | Comments(0)

子供たちの木の家

今月熊谷で「わらしべの里共同保育所」が開園しました。
子供たちの木の家を作って欲しいという依頼で始まったプロジェクトです。
私が日頃から設計している木の家の雰囲気を大きな建物でどうやって作るか?実は、それはそう簡単なことではありません。
規模が大きな建物は内装制限と言って燃えやすい素材で室内を仕上げることに規制がかかります。でも、それでは、子供たちの木の家にはなりません。そこで、専門家からもアドバイスをいただきながら、準耐火構造にすることで木をいっぱいに表した保育園を作ることが出来ました。
旧園舎から引越しして、最初は戸惑っていた子供たちも、すぐに慣れてバンバン飛び回っているようです。
完成した子供たちの木の家で、子供たちの素敵な経験が生まれることを願ってやみません。

古川

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by npo-iezukurinokai | 2016-04-30 15:03 | 古川 泰司 | Comments(0)

韓屋



2015年1月11日から14日まで、桜設計集団のみなさんと
韓国建築ツアーに行ってきました。
写真は、初日のソウルで見学させていただいた
フルリノベーションされた韓国の伝統的な住居「韓屋(はんおく)」です。
設計はソウルの建築事務所「guga都市設計」で、そこで働く日本人の米田さんにご案内いただきました。

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by npo-iezukurinokai | 2015-01-26 18:06 | 古川 泰司 | Comments(0)

マンションリノベーションで木の家リノベーション

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今日は武蔵小金井でマンションリフォームの現場に行ってきました。
解体工事が完了したということで確認です。

戸建てでもマンションでも壊してみないとわからないことが必ずあって
解体工事の完了時はチェックしておきたいことが出てきます。

今回は3LDKのマンションの居室部分の間仕切り壁を取り払ってワンルームにして、ご主人がやっておられる整体の道場に改修します。

床は畳になりますが、低温で優しく乾燥させた杉板を壁に張ります。

マンションも木の家に変身です。
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by npo-iezukurinokai | 2014-07-16 12:29 | 古川 泰司 | Comments(0)

木材の乾燥−天然乾燥は本当に良いのか?

アトリエフルカワの古川です。

木材の乾燥について書いてみたいと思います。
(キノイエセブンのFacebookページの連載より)

<1>

勉強熱心な建主さんによく言われることがあります。

「天然乾燥の木材が良いと聞いたのでぜひ使いたいのですがどうでしょうか?」

一般的には乾燥は機械を使い石油などの化石エネルギーで木材を加熱して行います。これを「機械乾燥」といいますが、これに対して化石エネルギーを使わずに太陽の熱などで乾燥させるのが「天然乾燥」です。

家をつくる木材は、柱などの骨組み材でもフローリングなどの仕上げ材でも乾燥させて使うことが当たり前になっています。

それでは、なぜ木材は乾燥させないといけないのでしょうか?

木材は、大雑把に言って、「繊維分」「樹脂分」「水分」の三つで出来ています。この水分は、森で育っている木の中にはたくさん含まれています。この水分の量を示す言葉が「含水率」です。材木の中の固形分に対する水分の重量比なのですが、杉の含水率はとても高くて、森で育っているものの中には200%を越えるものもあります。

写真は、杉の木を伐採したところですが、切り口がしっとりと濡れていて木の中の水分の多さが実感できます。伐採見学会に参加されることがありましたらぜひとも切り口を触って欲しいと思います。

さて、この木の中の水分は伐採されるとどんどん抜けてゆきます。水分が抜けることを乾燥といいますが、自然に木は乾燥してゆくのです。

この乾燥がどんどん進み、ある段階になると木が収縮などの変形を始めます。

乾燥させていない木材を使うと、木の収縮で家がねじれてしまうこともあります。そのために、木材は乾燥させて使わないといけないのです。

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by npo-iezukurinokai | 2014-07-14 19:48 | 古川 泰司 | Comments(0)

KINOIESEVEN

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今週のブログ担当、アトリエフルカワの古川です。
よろしくお願いいたします。

さて、住宅に使う木材について、産地や生産者、工務店さんと喧々諤々議論を交わしてきた
「木の研究会」ですが、そこから派生して木の家をつくる仲間がグループをつくることになりました。
その名も「KINOIESEVEN」。木の家をつくる7人衆です。
でも、7人というのは設計者だけのことで、木の家づくりは材木の産地の方や製材所、工務店の方々の強力なサポートがなければいい仕事はできません。ですから、もちろん、今回の「KINOIESEVEN」には信頼できる木材の生産者や木の家づくりに長けた工務店さんたちもメンバーに加わってもらっています。

その「KINOIESEVEN」ですが
11月10日に発表会を行います。

じゃじゃーん!チラシも出来ています。

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会場は新宿にあるTOTO東京センターショウルームです。

詳しくは家づくりの会のHPの特設ページにアクセスしてみてください。

この発表会に先立って、今日から新宿初台の木童さんで
KINOIESEVENの展示会をやっています。
こちらの展示会は11月16日までです。

こちらにも是非足をお運びください。
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by npo-iezukurinokai | 2013-11-05 14:46 | 古川 泰司 | Comments(0)

mokusei_House(R) と 耐震改修工事

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来週末に見学会を行う「mokusei_House」のご紹介ですが、今日は耐震改修工事についてです。

木造住宅の改修工事では、必ず耐震診断を行ないます。

耐震診断は評価点として結果が出てきます。その結果が1.0以上であれば、阪神淡路のような巨大地震が来ても、倒壊はするけれども中にいる人が建物の下敷きになって圧死してしまうということはない程度に地震に対して強いということになります。建物は壊れてもひとが死んでしまう確率を可能なかぎり下げるということです。これが診断の基準です。

一方、巨大地震が来ても倒壊しないのは評価点が1.5以上ということになっていますが、評価点を1.5以上にすることは工事としても大変です。大変だから、それはコストもかかるということです。さらには、自然現象は未知な部分も多く想定外ということがおこりますから、評価点を1.5以上にすれば何が起こっても絶対に倒壊しないというわけではないのです。
こうしたことを毎回、住まい手さんにご説明しています。その結果、命の安全を最優先しコストパフォーマンスに優れた評価点1.0以上になるように補強計画を立てることが多くなります。

耐震診断の結果をみて、耐震補強計画を行います。
「mokusei_House」では、耐震診断の結果はあまりよろしくありませんでしたので耐震補強工事を行うことになりました。写真は筋かいを追加していれたところです。これで、一般診断法による評価点を1.0以上になるように計画しました。

ところで、耐震診断には「一般診断法」と「精密診断法」があります。「精密診断法」は建物の剛心と重心の関係を偏心率という数字で出す必要があり、その計算がちょっと面倒であることと、建物の傷み具合を細かく調べる必要がありますので、調査に時間がかかります。「一般診断法」ではその点が手軽で手計算でも簡単にできるようになっていて、構造の専門家でなくとも講習会を受けた建築士ならば出来るようになっています。

「mokusei_House」では当初は「一般診断法」に基づいた耐震診断を行ない耐震改修計画も「一般診断法」をもとに考えていました。ですが、本来は耐震補強計画は「精密診断法」をもとに行うことが必要とされています。ただ、それでは、耐震改修工事の敷居が高くなってなかなか進まない。日本国内には大地震で倒壊の恐れのある家屋がたくさんあります。それを一件でも多く早急に補強して大地震に備えないといけない。そういうわけで、ある意味、特例で「一般診断法」にもとづく耐震改修も認められているというわけです。

アトリエフルカワでも当初は「一般診断法」による耐震診断と耐震改修を行っていました。しかし、それでは、診断も補強計画も精度が低いということを、やればやるたびに実感してきました。そこで一念復帰、「精密診断法」を自分で出来るようにしたのです。

「mokusei_House」でも耐震補強計画を「精密診断」で評価しなおしてみましたら、なんと評価点が1.7以上になったではありませんか。これはすばらしい。「一般診断法」による耐震補強では、どうしても安全側に判断がいってしまうようです。安全側であれば問題ないのですが、必要十分の改修範囲を「精密診断」ではもっと厳密に考慮することが出来ますから、改修工事のコストの調整幅が広がります。これは、住まい手にとっても良いことですよね。

なお、11月26日(土曜日)と27日(日曜日)の二日間にわたり、新宿のTOTOにて、家づくりの会の秋の講座を行ないます。

私、古川は26日の土曜日に耐震診断と耐震改修の基礎知識についてお話させていただきます。
お問い合わせ、お申し込みは家づくりの会の問い合わせフォームからお願いします。
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by npo-iezukurinokai | 2011-10-21 15:43 | 古川 泰司 | Comments(0)

自分で塗ってみよう!

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土曜日は家づくり学校の2年生コースで左官塗体験をやってきました。私は主催者側ではありますが、今回は受講生に混じっての参加ということで、午後の時間を楽しませていただいたのです。

建築の世界というのは、自分でやってみないとわからないことが多いものです。特に左官という仕事は、泥の塊を様々な表情に変化させる、職人のなにやら不思議な魔法のような手仕事であり、これは自分でやってみて、そのうえで左官職人の手の動きを見せていただくことで、その不思議さをより深く体験できるわけです。その不思議体験こそが左官の奥深い世界の入口なのだと思います。

家づくり学校長、泉幸甫さんの案内で、富澤建材さんの場所をお借りして、講師陣には、忍者左官こと小沼充さん、久住さんのお弟子さんである植田俊彦さんという、いまの左官の世界を引っ張っておられるお二人をお迎えするという、なんとも豪華で贅沢な左官教室となりました。

拙著「住宅工事現場写真帖」でも書きましたが、左官壁を平滑に仕上げることはアマチュアには至難の業です、というかほとんど無理です。左官の仕上がりには手の癖が出てしまいますから、その癖をコントロール出来ないと平滑な仕上がりは出来ません。年期の必要な技なのです。ですから、アマチュアが自分で左官壁を仕上げようとするときには、その癖を受け入れる必要があります。

今回の体験は、のりを使わない土壁と、本漆喰の二種類の左官材料を塗ることが出きましたが、やはりみんな平滑にし上げることがこれほど難しいのかと思い知ったようです。できそうだけれども実は難しい、という発見は、物づくりに関わる者にとって、とてもとてもたいせつな経験なのだと思います。

その後の懇親会を含めて、ほんとうに楽しく有意義で素敵な時間を過ごすことが出来ました。小沼さん、植田さん、本当にありがとうございました。

<おしらせ>
今週末の土曜日には日本オスモさんの協力で、ワックス、自然系塗料を自分で塗ってみようというイベントがあります。こちらは、どなたでもご参加頂ける企画ですので詳しくは家づくりの会ホームページを御覧ください。

(アトリエフルカワ 古川泰司)
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by npo-iezukurinokai | 2011-10-17 09:39 | 古川 泰司 | Comments(0)

「楽しくわかる!住宅工事現場写真帖」のご紹介

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さて、今週のブログ当番も今日でおしまい。
最後は、昨年暮れに出た拙著のご紹介です。

タイトルは
「楽しくわかる!住宅工事現場写真帖」

サブタイトルが
「プロとアマが協力してつくる新しい手づくり住宅のススメ」

何の本かといいますと、家づくりの現場に住まい手さんが参加するためのガイドブックです。
自分の家は自分で作りたいと思いながらも敷居が高そうで躊躇している人も少なくない。そういう方に、家づくりの現場の流れを踏まえて、できそうな仕事と(小さな仕事)プロにお願いした方がいい仕事(大きな仕事)にわけて、そのなかの小さな仕事について写真で解説した本です。

とはいえ、この本はこれから家づくりを始める方全員に読んで欲しいと思っています。現場の様子や手順については、なかなか一般の方はイメージできないのではないでしょうか。そこで、いわば、家づくりの工事が始まる前のイメージトレーニングができるような本があるといいなと思って、この本をつくっています。

amazonでも絶賛発売中
なんと「住宅建築」カテゴリーでは10位前後におります。(先日は2位でした!)

アトリエフルカワ一級建築士事務所 古川泰司
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by npo-iezukurinokai | 2011-01-29 12:42 | 古川 泰司 | Comments(0)