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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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カテゴリ:赤沼 修( 50 )

システムキッチン vs 造作キッチン

今週のブログ担当も最後になりました、今日はキッチンについてお話します。

殆どの住宅では様々なクラスがあるとは言えシステムキッチンが使われています、その方が建て主は選びやすいし、設計者は考えて図面を書かずにすみ、施工者はメーカーに任せるだけで楽に施工できるからです。一方造作でキッチンを作るには設計も施工も大変手間が掛かります、それでも様々な可能性に気が付きその良さを勧めずにはいられなくなるのです、例えば使用されている基材強度の違いや引手の質感であったり、引出しであれば高さや幅、奥行きなどスペースの使い方の違い、様々な家電や食器の収納方法や使われている金物など・・・
言葉や写真で説明してもなかなか理解してもらうことが難しいと感じていましたが、今回造作で計画しているキッチンと似た内容(引出しは2割減)のシステムキッチン(中の上クラス)の見積を取る事が出来ました。メーカー掛率を6掛けとしても結果は造作の方が若干安く内容も加味すれば決して高くはない、またガスレンジやレンジファン、食器洗機、キッチン水栓などの付属機器の価格が1/3以上を占めていて価格に大きく影響している事も実感でき、今後のコスト調整や説明の良い参考になりました。
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上はシステムキッチンの見積図面、下は造作キッチンの実施設計図面

赤沼修/赤沼修設計事務所 (家づくりの会)所属
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by npo-iezukurinokai | 2012-09-29 23:19 | 赤沼 修 | Comments(0)

耐震助成制度

3.11以降、区の耐震助成制度を利用し診断や改修工事をされる方が増えています。昨日も助成制度を利用して耐震改修とリフォームを計画されている建て主さんと本見積前の打合わせを行いました。

建て直しが困難な場合や新築ほどの予算が掛けられない場合、ある程度の予算を掛ければかなり満足のいくリフォームが可能です。平断面計画、構造、設備、断熱、素材、メンテナンスなどの基本事項を踏まえながら仕様や工事範囲を調整することでコストを合わせていきます。
改修は新築と違って制約が多く手間も掛かりますが、数十年経年変化に耐え記憶に残った物には様々な魅力を感じます、洒落た飲み屋さんやレストランで古材を多用するのもそのためでしょう。新築では味わえない、経年変化に耐えた既存の魅力を少しでも活かせる設計が出来ればと思っています。
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赤沼修/赤沼修設計事務所NPO法人家づくりの会所属
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by npo-iezukurinokai | 2012-09-28 22:49 | 赤沼 修 | Comments(0)

秋晴れの昼寝

今日は秋晴れで涼しくとても気持ちの良い一日でしたね!

あまり気持ちが良いので、この夏荷物整理した小屋の2階ベッドで昼食後にたっぷりと昼寝をしました。最近食後にやたらと眠くなるのです、逆に夜は目が覚めると冴えて眠れなくなる、そんな時は眠たくなるまで本を読んで過ごします、逆らわないと楽です。
写真は片付いた部屋の様子です、天井高さは2.030mm。出窓のテーブルはあり合わせのシナランバーで作りました、中央の行灯照明は山田かヤマギワの物で三角と四角がありましたが廃盤になりました、デザインが良くても安いものは廃盤になりますね。椅子は結婚した時に買った天童木工/水之江忠臣デザインの物で6,7年前に近くの家具工房で革に張り替えています。行灯下の黒い物は折りたたんで袋に詰めた状態のブロンプトン(台湾製)です。
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赤沼修/赤沼修設計事務所
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by npo-iezukurinokai | 2012-09-26 23:59 | 赤沼 修 | Comments(0)

懐かしい本

荷物整理をしていると懐かしい物が出てきます。

「幸福ブイヨン」著者:三山のぼる、
これから結婚するという時に中学からの同級生が2人で読んで!とプレゼントしてくれました。今彼は香港で生活していますがたまに帰ってきては飲もお!と誘いに来てくれます。
「ふられ虫の唄」著者:武田鉄矢、
小倉出身で竜馬命の親友からもらった本です、彼には随分と会っていませんが読返すと鉄矢の博多弁と重なって彼の小倉弁がよみがえってきます。
「東南亜細亜」著者:水越有史郎
手書きのガイドブックでインド周辺を旅する時に持って行きました。当時出版社のオデッセイは浅草の狭い階段を上がった2階にあり、本とイメージが重なって今も良く覚えています。
「モンマルトルの空の月」著者:中川一政
修行時代に所長からこれいいぞやるから読め、といただいた本。
「とほ‘96」北国通信
これも手書きの安宿ガイドブックで何度か北海道の宿で買いました。初めての北海道には上野発の夜行列車で青函連絡船に乗り換え、行けるところまで行って最後の日は根室市落石のカジカの宿に泊まりましたがお金が無くなり帰ってから送金させてもらいました。学生時代に姉がその宿でバイトしていたことを知ったのは宿からの手紙を受取った後でした。
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<赤沼修設計事務所>
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by npo-iezukurinokai | 2012-09-25 23:59 | 赤沼 修 | Comments(0)

週末荷物整理

今週のブログを担当します、赤沼修設計事務所、赤沼です。

私の父は昔基礎工事の会社をやっていて40年近く前に職人さんが寝泊りする小屋を庭先に造ったのですが、今は物置状態と化し瓦棒屋根の錆がいよいよひどくなり夏にやっと葺き替えをしました。
野地板は薄物で交換しましたが合板よりもちが良かったようです、断熱材は以前押入れから50mmを入れていましたが今回野地交換の時天井に高性能グラスウールを敷詰めてもらいました、これは良く効いています。屋根の亜鉛鉄板は15年程前に1度塗装していますが2寸勾配にも関わらず雨漏りなど無く良くもったなーご苦労さんとの思いです。
今回はガルバ鋼板ですからもう私が葺き替えることは無いでしょう。

これをきっかけに私の週末荷物整理が始まりました、最初は大変だったのに何時の間にか楽しみになってくるのです。
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<赤沼修設計事務所>
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by npo-iezukurinokai | 2012-09-24 23:59 | 赤沼 修 | Comments(0)

リフォーム(竣工検査)

今日は「保谷の家」竣工検査を行いました。

設計監理では現場の段取りがスムーズに行えるように詳細図提出や懸案決定を行うよう心がけていますが、現場に行くと設計や施工の改善出来る事柄や思わぬ間違いが必ずと言っていいほど見つかります、修正は気が付いたときに行うのが鉄則で後になるほど直せなくなり、小心者の私は一週間も現場に行かないと落ち着かなくなるのです。

竣工検査は建具や設備の使い方を説明しながら小さな修正追加もありましたが無事終了、建て主さんからお昼ご飯をご馳走になり少し早いバレンタインチョコまでいただきました。建て主さん、施工者、設計者にとって良い一日になりました。

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「保谷の家」リフォーム内覧会のお知らせ
赤沼修/赤沼修設計事務所 (NPO法人家づくりの会 所属)
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by npo-iezukurinokai | 2012-01-27 22:25 | 赤沼 修 | Comments(0)

リフォーム(鎮守の杜)

建物から遠景に少しでも海や山並み、大木が望めるととても豊かな気持ちになります。遠景の様子からその日の天候や季節の変化など自然を感じられるからでしょうか。

保谷の家から一区画南西先にそれ程大きくはありませんが鎮守の杜があります、現地調査の時には南西の1階にキッチン、2階に納戸が増築されていて気が付かなかったのですが解体後に杜の緑が望めた時には宝くじに当った気分(経験ありませんが)と、もっと五感を働かせねばと反省しました。

既存写真は2階納戸を解体し耐震補強を行ったところです、新設した物干しデッキから鎮守の杜が良く望めます。

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「保谷の家」リフォーム内覧会
赤沼修/赤沼修設計事務所 (NPO法人家づくりの会 所属)
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by npo-iezukurinokai | 2012-01-26 18:54 | 赤沼 修 | Comments(0)

リフォーム(回遊プラン)

街歩きでも建築でも回遊できる空間は楽しく使い勝手が良いものです、人や物だけではなく視界や風、光、が通り人の気配を伝えてくれます、必要な場所は引込み戸で仕切ることも出来ます。

この建物には1階に3つ、2階に1つの合計4ヶ所の回遊ルートがあります。
改修前は下写真のように北側の玄関から中廊下を通り、洗面、寝室、階段、和室居間、ダイニング、と全て行き止まりのプランでした。
リフォームでは1階の玄関ホール~LD~クロゼット~寝室~玄関ホールの居室回遊ルート、
玄関ホール~洗面~収納~キッチン~LD~玄関ホールの水周り回遊ルート、
キッチン~LDの配膳回遊ルートの3つのがあり、
2階も階段ホール~寝室-2~物干しテラス前室~和室-1-2~階段ホールと一回りして物干しや2階トイレにそれぞれの居室からアプローチできます。改修後の写真奥は浴室です。

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「保谷の家」リフォーム内覧会のお知らせ
赤沼修/赤沼修設計事務所NPO家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2012-01-25 17:16 | 赤沼 修 | Comments(0)

リフォーム(耐震補強)

木造住宅の大規模なリフォームでは新築を選択するか迷うところです。
リフォームでは地盤や構造に大きな問題が無ければ、優先する事柄を決めて改修部分を検討する事で、限られた予算の中で様々な住環境の改善をする事が出来ます。今回の工事では延べ床面積の22%、外壁やサッシの約65%は既存利用しています。
また、耐震補強は重要な工事になります、耐震診断→構造設計→解体後の既存確認→構造設計の修正と検討を繰り返しながら補強工事を行います。30年ほど前までの住宅は無筋コンクリート基礎が多く今回は炭素繊維による基礎補強を行っています。

既存写真は内部を解体し木造躯体の補強を行ったところです、リビング・ダイニングの独立柱は構造補強を優先し残しています。

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「保谷の家」リフォーム内覧会のお知らせ
赤沼修/赤沼修設計事務所NPO法人家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2012-01-24 23:30 | 赤沼 修 | Comments(0)

リフォーム(減築)

今週のブログは赤沼が担当です、一週間よろしくお願いします。

会の面談コースでご相談いただいたリフォームがいよいよ来月竣工します。
新築かリフォームかの選択から始まり幾度もの打合わせと現場調整を重ねてきました。
2月5日(日)には建主様のご好意により内覧会を開かせていただきますが、今週のブログでも写真を交え一部ご紹介したいと思います。
「保谷の家」リフォーム内覧会のお知らせ

写真は南側庭ですがリフォーム前は間口の半分程まで平屋のキッチンが増築され、奥まったダイニングは昼間も薄暗くせっかくの南隣家借景も見通すことが出来ませんでした。
工事ではキッチン部分を減築し、新たに設けた木製引込み戸と化粧野地の軒下や濡れ縁で緩やかに内外を繋ぎ、隣家の借景や光と風を取り込んでいます。
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赤沼修/赤沼修設計事務所NPO法人家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2012-01-23 23:10 | 赤沼 修 | Comments(0)