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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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カテゴリ:杉浦 充( 21 )

気付かぬ配慮

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信号待ちでふと空を見上げると普段は目に
しない信号機の裏側が目にとまる。

道路の幅や各々の状況に合わせて、設置角度が
微調整可能なように設計されていることを発見。






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by npo-iezukurinokai | 2017-01-31 17:41 | 杉浦 充 | Comments(0)

気になる線

こちらは家族サービスの際に行った「しながわ水族館」の屋外にある、飲食可能スペースに架けられた上家の写真です。不覚にも昼食後の睡魔でウトウトしてしまい、失礼ながらもベンチに横たわった際に思わず撮影しました。
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何が目に留まったのかというと、鉄骨造のフレームでもなければ緩やかな曲面をもたせた鋼製パイプの母屋材でもなく、そのR形状に沿って曲げられた半透明の折半屋根でもなく……よくよく目を凝らすと、細〜いワイヤーのようなものが見えませんでしょうか?

巻いて張っているようなものなのであり構造補強としての効力は見込めませんし、建物として全く関係ないものです。この場所の周囲が高層マンションやビルが建ち並ぶエリアなので、もしかすると電波障害対策のアンテナでしょうか?

そういえば食事中には食べ物を催促するハト等が足元に集っていました。なるほどそうです、これは梁材に留まってしまう鳥類からの糞害対策だったのですね〜等と感心している間に、折角の寝るタイミングを逃してしまったのでありました…。

設計する際には、クライアントからのご要望、法規や予算的な条件、構造、そして雨仕舞いや温熱環境や音環境、そして意匠と、多くの与えられた要素をふまえて設計しますが、なるほど鳥の糞害まではなかなか予想できるものではありません。

予め、鳥が止まる事のできないように鋼材に鋭角なカバーを施すとか、鋼材の形状自体を設計したり、天井を設けて構造材に立ち入る事のないようにするなどの方法が考えられなくもありませんが、これは意匠的にもスマートに後施工できる方法であるととても感心しました。鳥さんにとってはちょっとイジワルで可哀想ではありますが…


(杉浦 充/充総合計画)






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by npo-iezukurinokai | 2016-09-05 16:29 | 杉浦 充 | Comments(0)

グッとくる記憶

ご近所で偶然見つけた昭和の遺産。
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この写真を見てグッときてしまう方お幾つでしょうか?
当方は何度見ても妙に落ち着いてしまいます。

昭和の良き建物は老朽化の波に呑まれて毎日のように
スクラップされていく現在。

地に足着ていたこの時代が忘れ去られてしまうのは
寂しいですね…


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2016-04-08 15:05 | 杉浦 充 | Comments(0)

あさりラーメンとデザイン考

市ヶ谷にある家づくりギャラリーの窓口当番の際に、
たまに立ち寄るお店のあさりラーメン。
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iPadのカメラでは湯気までは捉えられませんでしたが、揺らめく熱々の湯気の中に開かれた貝殻が、少し前まで海にいたであろう鮮度良きアサリのイメージを彷彿とさせます。

実際には、殻は食べるために全く必要ないものです。しかしながらも殻から身を剥がすという手間が食べる側に許されている料理の一つではないかと、ふと思いました。

再来した際に、食べる前に試しに全ての身を殻から外してみました。
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どちらに食欲がそそられますか?

転じて、どちらに住みたいですか?という問いに対するヒントがここに!
デザイン、過度なホスピタリティ等々、いろいろ思索してしまいました。


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2016-02-26 15:57 | 杉浦 充 | Comments(0)

規格と手仕事のハザマ考

我が家ではまだ小さい子供との入浴時には床にマットを敷いています。
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そのマットが眼に入る度にパンチングされた穴とマットの縁の余白の距離について、視覚的なバランスについて違和感を感じます。
(職業病かもですね…笑)

外周部分の余白が少ないことが一つの違和感の原因ですが、しかもその寸法が短辺と長辺で異なっていることが更に違和感を増長させています。

設計する際には穿孔のピッチや余白が自然に見えるように検討するわけですが、一般的に一定の長さにある規則性のある要素同士の距離の1/2の長さよりも、両端の余白代が大きくなるようにレイアウトする事で視覚的な違和感を少なくすることができると言われます。

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これは前の写真のバスマットを図面化したものです。

よく見るとこの製品は工業的な観点のみで機械的につくられたことが見えてきます。

プログラムとして、
1.大きさは 100㎝×60㎝
2.穿孔のピッチは芯から芯で6㎝

単純なこの2つのコマンドによってできているにすぎません。
ここには、「より自然に見えるように」「より美しく」というような意匠的な概念は殆どみられないことが分かります。

開口間の芯から芯の寸法は6㎝のため、計算すると長辺方向の余白は2㎝となり1/2以下です。短辺の余白の長さは3㎝となり1/2以下(ジャスト)です。

6㎝の半分以下ということが違和感の原因ですが余白寸法が小さいほど、その誤差の割合を大きく捉えてしまうのでより不自然に見えてしまいます。

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こちらは余白が開口間の寸法の6㎝よりも大きくなるように穿孔位置をX方向、Y方向共に3㎝ずらし、更に余白も同じ長さに揃うように短辺を2㎝だけ小さくしてみました。いかがでしょうか?

しかし間の見え方は常に縦横比に影響を受けますので、長方形の場合は長辺の方の間がなんとなく小さいように見えませんか?

そこで、今回は長辺の余白が少し大きくなっても視覚的なバランスが保てそうなので基の大きさに戻して描いてみました。
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生産合理性と意匠のバランスを計る作業ですが、このようなところにも設計者やデザイナーの意義があると思います。しかし結果物をよくよく観察しない限りは、そのような過程は目に見えてきませんので一般的にはなかなか理解できないことと思います。

設計(デザイン)はこのような行為の繰り返しのなかで、より良いものに収束させていく作業ですが、出来上がってしまえばその過程での一つが存在するのみであり、ここに至るまでの時間のかけ方の差異は見えません。

設計に時間をかけなければ多少辻褄が破綻していても機械的に進めるよりありません。なんかこの空間はしっくりしないなぁという結果はこのようなところから生じていることをご理解いただけたら嬉しいです。


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-12-13 12:27 | 杉浦 充 | Comments(0)

悔いの無い仕事は杭から

横浜市のマンションが傾いたという、杭工事の手抜き(データ改ざん)問題が話題の渦中ですが、たまたま当事務所でも現在杭工事の真っ最中の現場が進行中ですのでその話をしたいと思います。

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このような建物密集地に計画した住まいであるため鋼管杭を用いましたが、今回事件となっている大規模マンションは、当方がゼネコン時代に良く関わったアースドリル工法だと思われます。

しかし、実際に掘り進めた地中深度内の地盤の状況を確認することは、どのような工法を用いても同じです。

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こちらが鋼管杭。今回は約18mの長さを9本打ち込みます。

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しかし18mもの長さのものを持ち込んだり、この長さを扱える大きな重機を入れることは、限られた敷地の大きさではできません。

そのため、約6mの長さの鋼管を3本用いて1本の杭にする方法をとりました。

実際には、1本目を埋め込んでは2本目の鋼管を重ね継いで現場全周溶接を行い、引きつづき埋め込むという作業を繰り返します。

土木的な作業に思われがちですがいがいと繊細な技術が要求されるのです。

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こちらは溶接前に、重ね継ぎのズレをゲージにてチェックしているところです。
上部のステンレスのバンドのようなものは、全周溶接を可能とする溶接機のレールのようなものです。

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風が強いと溶接に悪影響を及ぼすため現場の風の強さをチェックします。

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溶接中。

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溶接後にはとけ込んだ部分が盛り上がります。(予盛りと言います)これが空隙なく、予盛りが高すぎないかを現場監督や構造事務所と共に確認しています。

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引きつづき打ち込みへ。この工程をもう一度繰り返すことで1本の杭打ちが完了します。

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そして、杭打ち機が実際に堀進めた設計地盤の掘削抵抗値と事前に行っていた地盤調査データーとを照らし合わせ、設計必要地耐力が見込めるかを必ず確認します。

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今回用いました鋼管杭の先端ですが、このようにナナメの羽が2枚付いていて、杭を回転させることでビスのように地面にねじ込まれていきます。よって打撃による振動は全く起こりませんがその分時間や手間が掛かります。

今回は、9本の内の残りの1本が、2日間かけても10m以深にどうしても入らずに、杭の先端を新しく造って後日再度チャレンジすることになりましたが、現場監督とこれで良しとして終わらせることもできてしまうのかもと、ほんとに人だよねと話したのでした。

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ちなみに騒音は95dB以下で重機のエンジン音によるものでしたので、住宅エリアにも優しい工法ではないでしょうか。

そして問題のマンションの工法の場合は、先ず、専用掘削重機で強固な地盤まで届く深い穴を掘り込みますが、この時点で上記と同じように、掘削抵抗値を必ず確認し、満たない場合は更に数値を満たす深さまで堀進めねばなりません。

その後に、鉄筋カゴと呼ばれる筒状に組んだ鉄筋を穴に差し込んで、コンクリートを流し込みますが、今回はそのコンクリート自体まで設計必要強度を満たしていないと思われる改ざんが為されたことが発覚したようです。

何れも大きな費用に影響する内容であり、データーをとるのを忘れてしまったとか、雨でインクが滲んでしまったとかいうような、子供じみた次元の話しでは無いと考えてしまいます。


《追記》
後ほどニュースで問題のマンションは鋼管杭であることが分かりました


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-10-19 12:05 | 杉浦 充 | Comments(0)

「ホタルナ」初体験

先日の日曜日は家族からのリクエストに応え、アニメ界の巨匠である松本零士氏がデザイン監修をした「ホタルナ」(水上バス)に乗るために、日の出桟橋に向かいました。
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10年程前に同氏が手がけられた「ヒミコ」を隅田川でたまに見かけては、流線形のガラス屋根とシームレスなフレームによる造形にソソられながら、夏場は暑くないのかなぁ~などと、いろいろ思いを巡らせつつ機会があれば乗ってみたいと思っていました。

「ホタルナ」は就航してから未だ3年目という新しい船なんですね。てっきり「ヒミコ」だと思っておりましたが、「ヒミコ」の就航から8年経過した時期に定員を増員して更に屋外に出ることが可能なデッキを設けた「ホタルナ」が誕生したそうです。
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デッキを設けるには意匠とのバランスが難しかったに違いありませんが、違和感無く上手に実現されています。

ちなみにこちらはお台場海浜公園に停舶中の「ヒミコ」をパチリ。
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こちらが元祖のデザインですね。

前のホタルナの写真を見返すと、定員を倍以上に増やし更にはデッキを設ける事で単調なデザインになってしまわぬように、曲面ガラスから更に出っ張らせた楕円体のアクセントを設けてイメージのバランスを計っているようです。

これはあくまでも意匠上のもので機能的には全く意味のない飾りですが、その気にさせられてしまいます。
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内部もこのとおり、流れるフォルムとともに気持ちの良い開放的な空間です。

建築界では造船の技術を用いればどんなカタチでも実現可能であると言われます。しかもここは水が降るどころか水の上ですが、当たり前のように居住空間には一滴足りとも浸水はありません。(笑)

なぜ建築界では雨漏りを筆頭としたトラブルが絶えないのかと疑問視されるかもしれませんが、これには相応の手間(溶接コスト)があってこそ。

建築界では本当に特殊な案件を除いては、施工性や経済性に意匠性の各々のバランスを計りながら最良解を導きだすことが求められるものです。
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そんなことを直線的な造形を基本に、アクセントとして球体が一部だけに用いられている、フジテレビのビルをデッキ上から眺めて思った次第です。

話が飛躍してしまいますが、良くも悪くも現在話題の渦中にある新国立競技場の流線的な造形が、いかに特殊であるかも少しお解りいただけるかもしれません。

しかし、それらの制約は、ある意味長年設計をしているなかで体に染み込んでしまって、造形を与える上で想像の幅を狭めてしまっているのではないだろうか?たまにはそこから離れ、純粋にそこにあるべき姿を思考してみることを忘れてはないだろうか等々考えてしまいました。

アンビルドの女王とも言われる競技場の設計者、ザハ・ハディッドですが、そういう意味でも只者ではないことは確かです。たまに思考をシフトしたり行ったり来たり巡らしたりと、頭を柔軟にしておきたいものです。
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お台場海浜公園にて下船するとそこは東京湾とは思えないプチリゾートでした。
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こちらは帰路の幻想的な風景。

後で知ったのですがホタルナのインテリアデザインは、かの建築家、永山裕子氏がてがけられたとか。
夜の照明に照らされた内部空間もとても素敵なようです。

今回は時間の都合上、最短航路の往復でしたが、時間が許せば隅田川を北上したくなりました。


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-07-02 22:52 | 杉浦 充 | Comments(0)

住まいの出来事など

ギャラリー窓口当番のために、本日も半蔵門から歩いて向かいます。
朝の雨は止みましたが、今日はどんより曇り空。
それでもいつものように目に入るこのマンション。
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どうですか。この意匠!? 昭和の臭い、いや匂いプンプンです。
マンション名は「NK麹町コータース」1,969年に建てられています。
当方と同世代といって良い建物です。

学生の頃はこの手のマンションに対し、本質から少し逸れた見せかけの演出が却ってダサいように写っていたように思います。

しかし、今見返しますと、このあり得なそうな色使いや装飾に、この時代の希望や元気のみなぎを感じ、歳と共になぜだか懐かしさがこみ上げてくるように。

歳ですかね?いや、現代がどのような方向に向かっているのか、掴み所のない不安定な時代に対して、明確な一時代を感じるデザインです。
それが気持ちよいんですね。

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さて、それでは先週の土曜日のレポートでも。

午前中の所用を終えて、午後一は先月にお引き渡しました、調布市の薪ストーブのある2世帯住宅に伺いました。
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先月から保留となっていました、薪ストーブの2回目の試験炊き及び、お施主さんへの使用説明をストーブ屋さんに行っていただくためです。

竣工写真撮影時には未完了であった、外部駐車場の土間コンクリートや外部収納の扉も施工されています。
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焚き始めの煙の様子を子供達と確かめるため外に出ましたが、きちんと乾燥した薪であり、曇り空という事もあって、よくよく見ないと煙が分からないほどの良好な燃焼状況でした。
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「煙突といえば煙」を期待していた子供達にとってはあまり面白くなかった様子で、ご長男は直ぐに室内に戻ってしまいました。(笑) そこで、ご次男のみでの記念撮影となりましたが、大変いい笑顔です!
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季節は春。少々の暑さに耐えながら(笑)、梁と梁の間にオーダー設置した通称「懸垂バー」を実際に試してみて、体は更にヒートアップ!

アイスコーヒを頂きつつ、炎を眺めながら一時を寛ぎました。

我々が帰った後に、お施主様は3回目の試し焚きまで完遂されたそうです。

次は、秋までに薪置き場が目標でしょうか。
駐車場の一部か建物の北側にでもスペースがとれそうです。

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一旦、事務所まで戻り、夕方には1年半前に引き渡しをしました、玉川学園の2世帯住宅へ向かいます。
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竣工後、間もなく生まれたご次男も1歳になり少し落ち着かれたこの時期に、ご招待いただく運びとなりましたが、6歳のご長男にも久しぶりに会えるので成長が楽しみです。

お施主様からは、「地下のオペラルームの音響システムが整っているので、好きなDVDやCDを持参して愉しんでください」とのお話でしたので、お酒を嗜みながら堪能することをとても楽しみにしていました。

CDを準備しに我が家に一旦戻ると、家の中で息詰まっていた、5歳の娘が「私もどうしても行きたい!」と叫くので、急遽お施主さんに、一人増えても良いでしょうか?と相談したところ、どうせなら家族4人でということに。

準備の都合上、大変申し訳ありませんでしたが快くご対応くださいました。
同じく1歳になる我が息子としては、初の同世代対面となります。
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最初はお互い何ものか?と敬遠し合うような素振りでしたが、途中からは触り合うまでに。初のお友達です!
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我が娘に対し、ご長男は恥ずかしがってか、しばらくは見向きもしない状態で、娘もつまらない様子でしたが、途中からは住まいを案内してくれたり、2人で地階にアニメ鑑賞に行ったりと徐々に打ち解けてくれました。
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挙げ句の果てには、半階スキップする上階より、おもちゃのピストルで大人達が狙撃されたりと、本来のやんちゃ振りを発揮するまでに。(苦笑)
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最後に、ご次男さんがとっても素敵な笑顔を見せてくれました!
(CD鑑賞はまたの機会にお預けに…)


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-05-19 11:24 | 杉浦 充 | Comments(0)

桜満開 & 季節の節目

昨年も桜が満開の時期に、家づくりギャラリーの窓口担当日でしたが、
ギャラリーの横にある東郷元帥記念公園の桜が素晴らしかったので今年
(本日)も楽しみです。

新ギャラリーに移ってから早くも1年以上経つことになりますね。

事務所から最寄りの駅までは、わざと回り道をして呑川本流緑道を
通りました。
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このように満開です!
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ゆっくり堪能したいところですが足早に駅に向かいました。

半蔵門駅にて下車し、東郷公園内を縦断してギャラリーに向かいます。
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昨年見事だった桜のアーチも健在でした!
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通路を越えて崖の下方まで更に続く枝振りはお見事。
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このように折れた枝を支えとして下方に続いていました。


さて、この時期は季節の節目ともあり、家づくりの検討を開始される方が
増えたり、学期の関係上は竣工物件が集中する時期ですね。

先週の土曜日はご購入を検討中の敷地の下見をおこなったり、竣工後の
一年点検があったり、過去のお施主様にお招きいただいたりと、大変充実
した一日となりました。

午前中は杉並区の善福寺公園界隈にて敷地状況の下調べを行いました。
(園内の桜はまだこれからという印象でした)

その後、昨年お引き渡しをしました、阿佐ヶ谷南の住まいへ移動して、
竣工後1年検査に立ち会いました。
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こちらは小さな女の子のいる共働きのご夫婦の住まいですが、お仕事と
子育ての両立で大変な日常下ですが、その割にはとても奇麗にお住まい
でした。
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北側道路から外部みると、紫外線による影響を受けにくいためか、
竣工したばかりのような奇麗な状態でした。
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内部もこれという大きな不具合もなく、仕上げ材の少々のメンテ項目が
挙げられ、後日修正いただくことになりました。
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共働きのため、設計で見込まれたルンバ基地も活躍しているご様子。
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監督さんとお茶をいただきながら、修正日時等の打ち合わせをして
後にしました。

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美しく枝垂れる桜を横目に、一旦事務所に戻ります。


夕刻には横浜市栄区桂台の薪ストーブのある2世帯の住まいまで
当方の家族を乗せて大移動します。

竣工後のお祝いと称して、お招きいただいておりましたが、お互いの予定
が合わずに今となってしまいましたが、こちらも丁度1年前に竣工した住ま
いです。
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到着すると、お友達と外で遊ぶ元気な子供達が迎えてくれましたが、
1年間でそれぞれ、お兄さん、お姉さんに成長していて驚きました。

今年から中学生になるご長男に、次男、長女にご両親とおじいちゃんの
6人家族で住まわれています。
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外部には薪置き場ができていました。こちらは単身赴任中の旦那さんが、
週末だけ頑張って戻って来られて地道に造られた力作です!
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1階の玄関土間兼DIY作業コーナーが早速活躍しているようです。
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うちの娘はお姉ちゃんの金魚の糞となり、いろいろご案内いただいたりと
とても楽しかったようで、0歳児の息子も子供達に囲まれてご満悦でした。
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形見でもある御爺様の名画。
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こちらは家族皆の勉強コーナーです。
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とても美味しいおもてなしの料理とともに、すっかり寛いでしまいました。

妻曰く、「いいなぁ~家建てたいね~」と、現在の我が家の不満を当方に…
(苦笑)
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夜も深まってきて、肌寒くなったところで、子供達の前で、薪ストーブに
火を入れて実演くださいました。
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最後に赤く染まった墨による輻射熱がとても心地よかったのですが、
重い腰を上げて帰路に向かいました。

本当に暖かいご家族のおもてなしに感謝でした!

それぞれライフスタイルの異なる住まいを目の当たりにした一日でしたが、
子供達がのびのびすくすくと育っていることを感じて、とても嬉しい気持ち
になりました。


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-03-30 17:25 | 杉浦 充 | Comments(0)

つれづれ

会が主催する「家づくり大賞」
http://npo-iezukurinokai.jp/prize2014/
ですが、いよいよ明日公開審査会が行われます。

その後の受賞式及び展示会は来月3月14日(土),15(日)に、「マークイズ みなとみらい」4Fの東京ガス:横浜ショールームにて開催いたしますので是非足をお運びください。
http://home.tokyo-gas.co.jp/showroom/tys/access/
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こちらは、その会場の下見時に通りがかった施設内のフードコートです。

当方も乳児と幼児を抱えており、休日はショッピングモールまでのアッシー(死語?)と化すのですが、幾つかハシゴしたなかでも、ここは今までのフードコートのイメージを一新しています。

全体的に、子育て世帯を意識した低めのテーブルとイスが配されています。そのなかには児童目線でつくられた更に低いテーブルセットが並ぶとてもカワイらしいエリアがあったりと、子供達が楽しめる空間づくりがなされています。授乳設備も充実し子育てママも満足でしょうね。

マークイズ全体には腰掛けられるエリアが点在しますが、そのソファーや椅子、床等の仕上げは統一しないで、全て異なるイメージで設計されているところが印象的でした。施設全体のアクセントともなり、来場者を飽きさせません。当方も次のコーナーはどんな家具が置かれているのかと想像して楽しみました。

このような大型施設には欠かせないのが防煙垂れ壁ですね。よくデパート等でみかける線の入ったガラスの下がり壁のことですが、火災時に煙が充満する時間を遅延するために一定の面積内ごと内に区画することが法律で義務づけられています。

折角インテリアをデザインしても無情に付けられているアレですが、一枚目の写真でその存在を感じた方はいらっしゃるでしょうか?

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ここでは間接照明を兼ねて、さりげなくガラスの存在を意識させない意匠を整えていました。このような設計の労は出来上がると意識されないものですね。


話は変わってこちらは近所の話。
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毎朝、娘を幼稚園まで送るのが日課ですが、通園路でいきなり道路工事が始まりました。こちらは2週間ほどで工事が完了した風景です。

舗装のみならず、まだまだ現役でいけそうな駐停車防止のためのポールや、歩道フェンスまで交換していました。
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どちらが工事後のポールか分かりますでしょうか?

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こちらの右側は交換前のフェンスですが、錆は殆ど見られず交換までしなくともメンテ(ケレン+ペンキ)で充分なのになぁと。


そして先日は、国の推進する「既存住宅現況検査技術者講習」とやらを受けに代々木公園に隣接する国立オリンピック記念青少年総合センターへ伺いました。

同じく国家資格の建築士は近年更新制に改正されましたが、その延長で行うことで足りそうなものなのですがね…
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いざ開場の敷地内に入ると様相の異なる世界がそこに…都心のど真ん中の広大な敷地のなかに、宿泊施設までも伴う複合センターがあったとは。独立行政法人 国立青少年教育振興機構の施設とのこと。

維持管理は一筋縄ではいかないような建物群に設備をもつ施設ですが、国の管轄ともあって充分に管理が行き届き、年月ほどの老朽化は感じられませんでした。

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会場に着く前に、代々木公園内の売店にて手早く昼食を済ませていると、食べ物をおねだりに雀が寄ってきました。

しかしこの売店(東屋)、鉄筋コンクリートで造るほどの費用を投じてる割には、ユルいざっくり感。(こちらは都の管轄)


と、いろいろと意識差を思う週間でした…


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-02-10 19:45 | 杉浦 充 | Comments(0)