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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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洋館付き住宅

この寒さで、桜は咲きそうでなかなか咲きませんね。私の事務所の近くの大岡川沿いは桜の名所。
提灯と屋台でお花見スタンバイですが、肝心の桜が登場してきません。
今日は洋館付き住宅の話です。和風の玄関の横にとんがり屋根の洋間の付いた家を、私達愛好家は「洋館付き住宅」と呼んでいます。大正末頃から昭和10年代にかけて郊外住宅地に多く建てられた住宅です。私が参加している「よこはま洋館付き住宅を考える会」で把握しているだけで横浜市内に400件近くありますが、年々住人の高齢化や相続などで取り壊されている現状です。
 間取りとしては中廊下型和洋折衷住宅といわれるもので、大正から昭和にかけての生活スタイルを現しています。玄関横の洋間は応接間や書斎に使われ、外から目立つ良い場所に配置されていました。洋間がステイタスを表していた訳ですが、そのルーツを遡ると、明治の鹿鳴館時代の和館・洋館並列に至ります。この詳しい話は「日本の近代住宅」(内田青蔵:著 鹿島出版会)を読んでください。私が洋館付き住宅に興味を持ったのは、かかりつけの医院がまさにこの様な洋館付き住宅だったからです。ちょっと薄暗く、床のフローリングは模様張り、板張りの腰壁、漆喰塗り、上げ下げ窓の建具等々。この雰囲気が何となく落ち着いて好きでした。今でも町でこのような家を見つけるとどんな人が住んでいるのかしら・・・と思います。
 今日は3代住み続けているお宅の写真を紹介させて頂きます。シックハウスの心配の全くない家です。

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洋館内部 住み手の思いが込められている
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菊池 邦子/テリトプランNPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-31 14:00 | 菊池 邦子 | Comments(0)

時を感じる建物を大事にしたい!

今週担当の菊池です。
 先週あたり桜の開花が進みそうでしたが、思わぬ冷え込みもあり、どうやら4月初めが見頃になりそうです。皆様のお花見予定は?
 先週末、川越のまちを歩いて来ました。家づくりの会には川崎さんを初め、川越で仕事をされていらっしゃる方が多く、縁があります。今までに何回か訪れましたが、まだまだ見る所はつきません。今回は有形文化財登録の建物のおそばやさん、「百丈」で昼食をとりました。そば粉十割、そばつゆもさらりとした良い味でした。小江戸といわれる川越には昔ながらの蔵造りの店が軒を連ねたメインストリートがありますが、たくさんの人出の上にバスや車が行き来して、ちょっと風情にかけましたが、楽しく過ごして来ました。
 最近は少しづつ、古い建物を見直す動きが出て来ているように思いますが、その一方で、重要文化財やそれに匹敵する建物がはっきりした原因が示されないまま全焼しています。(私が住む神奈川県で昨年から今月にかけて藤沢のモーガン邸、戸塚の住友俣野邸、大磯の吉田茂邸)
 建物は、愛着を持ち、残そうとする気構えがなければ長い年月存続することは難しいでしょう。
壊してしまったら、同様のものを建てるには膨大なエネルギーと費用が必要になります。
 私は仕事の他に、古い住宅に興味を持って、そのような建物が少しでも残っていくための支援の活動をしています。今週はその辺のことを少しお話したいと思っていまので、よろしくお付合いください。

写真:百丈の外観 全て銅板葺き 木造3階建て 最初は釣り具屋さんでした。
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 菊池 邦子/テリトプランNPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-30 15:26 | 菊池 邦子 | Comments(0)

紅梅と模型は関係ありませんが・・・

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我が家の畑に行ったら、こんな具合に紅梅が咲きそうに
なっておりました。(一部咲いてましたが)

このところ雪やら、みぞれやらで、大分気温が低かった
ので、どうかな~と思いましたらこの次第。





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模型は、こんなモノも作りましたが、これはごくオーソドックス。

二世代定住型とでも申しましょうか。居間に吹き抜けの
定番です。


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この一週間、どうもお粗末様でした。

 笠原顕司/笠原顕司建築創作所NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-28 18:59 | Comments(0)

こんな住宅作りたい・・・

この模型は、ごく普通でオーソドックスな住宅の計画
案です。

一階がご両親、二階が若夫婦の居住域(テリトリー)
になっています。

こういう様に縦に重ねたプランは、結構使いやすい様
に感じます。

これとは別ですが、玄関を二つにするかどうか、棟を
分けるかどうか、といった場合があります。

そういう場合は、前回の模型のように、一階は別玄関
にして、上階で繋げるような提案になるかもしれません。

あるいはまた、一階で二棟を繋げ、行き来できる案も考
えられるのでは。

それぞれのクライアントの家族事情などを考えれば、そ
う簡単にプランが決まらないのが当たり前。

何れにしても、建主からの希望という要因が大きいので、
建築家は、これを細かに分析しなければ・・・。

そして、建主の腹案?と我々の提案との間にそう大きな
ズレがなければないほどに、建主の満足度も上がること
請け合い・・・と信じます。


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by npo-iezukurinokai | 2009-03-27 15:56 | Comments(0)

3月の雪景色ですが・・・

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長野では、三月になってもまだ雪が降るので、朝起きると、
たまにはこういう景色が待っていることがあります。

自邸の庭にうっすらと積もった雪。
朝の太陽が家の建物に遮られ、影を作っています。


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庭のサンシュユのつぼみもほころび、黄色い花を咲かせています。


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蔵の屋根にほんのり積もった雪。こんな雪ですから、午前中
どころか、数時間で溶けてしまいます。



笠原顕司/笠原顕司建築創作所NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-26 09:31 | Comments(0)

こんな家作りたい

この計画模型は、一階が駐車場と玄関、物置で
二階、三階、もしくは四階が居室という具合に考
えています。

この家の場合は、二世代住宅としていますので、
どちら側をどの世代に設定しても自由な訳です。

道路から家を持ち上げれば、その分余裕が出来
ます。

たとえば、この家のように、二階の通路や三階の
オープンデッキで二棟を繋げれば、ここでわいわ
いと賑やかに楽しめるという考えです。

住宅を考える場合、敷地の条件や予算などの要素
がありますので、これらを考慮しながら、楽しい家
づくりをしたいものだと思います。


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笠原顕司/笠原顕司建築創作所NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-25 10:31 | Comments(0)

最近の諏訪湖界隈

水ぬるむ諏訪湖の風景です。
冬鳥達は、遠くシベリヤ方面に旅立った後です。
静かな湖面ですが、子供達のはしゃいだ声が
なにより嬉しい。


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一番下の写真は下諏訪のハーモ美術館です。
ここには、ダリのだらりと垂れた時計の彫刻やフランスの
ブーシェの絵画などが展示されています。

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 笠原顕司/笠原顕司建築創作所NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-24 09:51 | Comments(0)

こんな住宅作りたいんだけど・・・

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今週は、長野の笠原顕司の担当です。

どうぞ、宜しくお願いいたします。

とまれ、計画倒れでも、頭の中だけの空想でも何でも良い
からいい住宅を作りたいと思うのは、私に限らず誰でも同じ
でしょう。

そこで今日は、こんな私の頭の中を探る意味で、最近作った
計画模型をご紹介します。(ただし、一つもものになってい
ませんので恥ずかしいのですが・・・)

このたびは、未完成なモノばかりで、見るに堪えられるか否か
は皆様のご想像を交えてのお楽しみにして・・・

私、これでも大まじめなんですから。





 笠原顕司/笠原顕司建築創作所NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-23 18:52 | Comments(0)

許されざる者

少し変わった西部劇です。
クリント・イーストウッド監督の映画の中で一番好きな映画でもあります。
黒澤明の「用心棒」のような
ディック・フランシスの小説のような。

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何が善で何が悪なのか、
主人公達もこれが果たして「義」のあることなのか
悩みながらクライマックスへと突き進んでいきます。
相方のモーガン・フリーマンも
敵役のジーン・ハックマンもとても味のある演技をしていて、
同監督の「ミリオンダラー・ベイビー」の余韻と同質の感慨が最後に残る
とてもよい映画です。

クリントイーストウッドといえば
今公開している「チェンジリング」も是非見に行かなくては!

まだまだお話ししたい映画はつきないけれど
今日で映画の話はおしまいです。

映画も小説も充実した人生のスパイスとしてとても有効なものだと思いますが
「住まい」は満足行く人生を過ごしていくのには更に大切なものだと思います。
仕事から帰って英気を養う生活の「港」として、
居心地のよい住まいはとても重要ですし
日々暮らす生活の場所としての住まいが、どこよりも居心地がよいことは
人生をより豊かにしてくれるはずです。
これから住まいを建てられる方々も、相性のよい設計者を選んで
是非居心地のよい住まいをつくってください。

一週間お付き合いくださってありがとうございました。

落合 雄二/U設計室NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-21 19:44 | 落合 雄二 | Comments(0)

フィールズ・オブ・ドリームス

「ねーねー、ゆうじおじちゃん。お父さんたら映画見て泣いているんだよ」
当時、幼稚園にかよう甥っ子がこんな事を言ってきました。
義兄が泣いてしまった映画は「フィールズ・オブ・ドリームス」
ケビン・コスナー主演1989年公開のアメリカ映画です。
「If you build it, he will come」という言葉を聞いた主人公(ケビンコスナー)は
トウモロコシ畑を切り開いて野球場を造る。
そしてその野球場で彼が会う人々は・・・

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父親は母親には絶対かなわないと思うけれど
この映画ではお父さんと息子の関係がしみじみと描写されていて
長いわだかまりを解かせてくれるシーンに
やはり私も泣いてしまったのでした。

「ねーねーお母さん、ゆうじおじちゃんもあの映画見て泣いてるんだよ」
甥っ子のけん坊も結婚してすっかり大人になっているから
きっとこの映画を見たら泣いてしまうんだろうな。

落合 雄二/U設計室NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2009-03-20 14:53 | 落合 雄二 | Comments(0)