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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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本とか調査とか国立とか

住宅医のリフォーム読本っていう本を出しました。
ちょうどそんなタイミングで
国立で愛されてる住宅が解体されることになって
住宅医として調査した上で
色んな人に紹介するというイベントが組まれました。
3月17日にはトークショーやります。
一週間くらい色んなことをやっているので
どうぞ国立に足をお運びくださいませ。
今日は14時から17時まで市ヶ谷に居ます。
田中ナオミアトリエ田中ナオミ

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by npo-iezukurinokai | 2015-02-26 06:00 | 田中 ナオミ | Comments(0)

「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」

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最近はなかなか映画もゆっくり見れませんが、久しぶりに「ようこそ、アムステルダム国立美術館へ」という映画を見ました。

ちなみに続編が先日まで渋谷のユーロスペースで、「みんなのアムステルダム国立美術館へ」というタイトルで上映されていました。

内容は、2013年にやっとのことで改装オープンしたアムステルダム国立美術館の、そこに至るまでの顛末を追ったドキュメンタリーです。

アムステルダム国立美術館は、レンブラントやフェルメールといった17世紀のオランダ美術を代表する画家たちの作品の宝庫です。そんな世界的な美術館が約10年に渡り閉館するという異常事態が続いていたのです。
そもそも当初、改装は2004年から始まり、2008年には終わり、グランドオープンを迎える予定のものでした。しかし、コンペで決まったスペインの二人組の建築家の設計が自転車の往来の妨げになるとか(自転車大国ですしね)、新しくつくられる建物がこれまでの環境を損ねるなどの市民からのクレームにより暗礁に乗り上げます。また、美術館内部のいろんな部署の人たちの思惑、板挟みにあう行政の右往左往などにより、オープンが遅れに遅れます。
それでも、関係者は様々な問題に翻弄され、ウンザリしながらも、冷静に、自分たちの愛する美術館をより良いものとする為に行動していきます。

印象的なのは、市民がしっかりと意見を言えるという社会が形成されているところです。そこに自主自立の精神を垣間見ることが出来ました。では、私たちはどうでしょうか?考えさせられます。

全体的に静かで淡々と進んでいく映画ですが、最後まで面白く見ることができました。
アムステルダムはトランジットでしか立ち寄ったことがないですが、一度ゆっくり訪れてみたいと思いました。 

宮野 人至  ㈲宮野人至建築設計事務所
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by npo-iezukurinokai | 2015-02-25 18:54 | 宮野 人至 | Comments(0)

ツーバイフォーメイカー住宅の最近状況

本年2回目の当番の十文字です。

つい最近、建築条件付きの3区画の土地をまとめて購入した知人からの相談があり、設計・施工は三井ホームのツーバイフォーでの建築と決まっているが、プランのアドバイスだけでもお願いできないか。
当然やんわりと断りをしたのですが、早々に三井ホームの資料を持って訪ねてきました。
ここ20年近くハウスメイカーのカタログ等をまともに見ることもしなかった私には、最近のメイカー住宅の建て主を引き付けるであろう、豪華なカタログのキャッチコピーが、次々と目に飛び込んできました。

「例えば35帖以上の大空間、天井までの大開口、南面前面のオーバーハングバルコニー。かつてない、感動の空間をGウォール構法が可能にします。」

「壁倍率10倍相当の強度で、フロア全体を完全自由化するGウォール構法の技術。」
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「高強度を誇る独自の門型ラーメン構法で、間口の全面開口を実現するGフレーム構法。」
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等、挙げ出したらきりがないほどです。カタログにはそれらのことが、ビジュアルにカラーで表現されています。

家づくりの会発足当初には、ここまで住宅産業が大資本をバックに肥大化し技術的にも進化するとは考えにくかったのですが。参考にカタログのほんの一部を載せてみます。
尤も、若い理事の皆さんはそんなことは当然と認識しているのかも。

何れにしても、住宅作家受難時代は益々深まりそうですね。


十文字 豊/アルコーブ・U
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by npo-iezukurinokai | 2015-02-23 13:25 | 十文字 豊 | Comments(0)

丹下健三展

乃木坂の”Gallery間”で開催中の「丹下健三が見た丹下健三」展を見てきました。
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本展覧会は丹下健三氏の初期の時代の作品や設計活動に焦点を当てて、一建築家として苦悩・奮闘しているころのその様子を35㎜のフィルムの展示を通して紹介しているものです。
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フィルムやパネルを見進めていくうちにそのエネルギッシュな姿勢や躍動感が臨場感を持って伝わってきます。私も学生のころから丹下先生の作品には多くの刺激を受けそのエッセンスを学んできた建築家の一人です。特に印象深い軸線の使い方には深い感銘を受けており、作品を見に行ってはその力強さに感動したのを覚えています。
http://www.toto.co.jp/gallerma/ex150123/index.htm
ご興味のある方は、是非一度お立ち寄りください。

庄司寛/庄司寛建築設計事務所
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by npo-iezukurinokai | 2015-02-22 08:45 | 庄司 寛 | Comments(0)

旧篠原家住宅

栃木は大谷石の蔵が多く見受けられます。
先日、宇都宮で打ち合わせがあり帰りに「旧篠原家住宅」を見てきました。
JRの宇都宮駅のすぐそばにあります。江戸時代から醤油醸造、肥料業などを営んでいた明治時代の豪商で、いまは母屋と石蔵3棟が残っています。
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栃木では大谷石の蔵をよく見かけますが、ここの壁は大谷石のナマコ壁です。柳宗悦が自らデザインしたといわれる日本民藝館本館も、大谷石のナマコ壁を採用していますが、栃木の民家や蔵からインスピレーションを得ていると思われます。柳の自宅も、栃木から長屋門を移築したりしていますし。

d0021969_16143801.jpg僕は栃木出身でこの建物の前を毎日通っていた時期もありましたが、子供の頃は民家にも蔵にも全く興味がなく、なんかダサイよねって思ってました。でも、最近そのダサイと思っていたあたりになんかヒントがありそうで、民家や古い建物に魅力を感じるようになってきました。


多分、年のせいかな?


誠実につくられたもの、微妙にずれていたり、歪んじゃったり、曲がっていたり、理性的な意識の世界とは違う生命感を感じ、作為から離れた「無心」というかよく分からないのですが・・・・惹かれるのです。

小さい頃から身近にあった大谷石の蔵や民家、平凡の美、静寂の美、健康の美というか?やっぱり、ちょっとダサイかなという気もするし、なんか良いなとも思う。頭の良い、知的でクールで作為的な建築ばかり世の中に増えてきて、ちょっと食傷ぎみなんでしょうか。
最近「侘び」とか「歪み」とか「不完全」とかに魅力を感じています。

ん〜・・・・・・・・ちょっと、温泉でも入ってくるかな。


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日本民藝館本館の大谷石のナマコ壁




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by npo-iezukurinokai | 2015-02-20 16:07 | 高野 保光 | Comments(0)

手作りの薫り

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生活を知らなければよい住まいは出来ない、と建築家が語るように、
料理を知らなければよい器はできない、と陶芸家は語ります。
食を豊かにする秘訣は器にあり。
マグカップから漂う“手作りの薫り”とともにコーヒーをどうぞ。

濱田 昭夫/TAC濱田建築設計事務所
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by npo-iezukurinokai | 2015-02-19 11:34 | 濱田 昭夫 | Comments(1)

気持ちは、サン・フランチェスコ

我が家のテラスに、鉢植えのパンジーが幾つか置いてある。
この季節になると、奇麗な花が咲くが、
ある時、その鉢植えの上に小鳥が止まり、何とその奇麗な花を啄ばんでいる。

せっかく、パンジーがテラスを華やかにしてくれているのに・・・・。
と言って、無下に小鳥を追い払うこともできず、
結局、数日のうちにパンジーの花は、小鳥に全て食されてしまった。

花がないのに、それでも小鳥は毎日テラスに訪れ、
鉢植えの上で寂しく、所在なげにしている。

その姿を見ていると、何ともやるせない気持ちになってしまい、
本来であれば、パンジーの敵であるにもかかわらず、
小鳥に餌を与えたくなってきた。

パンジーの花は無くなってしまったが、植木鉢には葉は元気に茂っている。
その葉の上に細かくちぎった食パンを置き、
数時間後に様子を見ると、何と、そのパンが無くなっている。
置いたパンが無くなると、そこに舞い降りる小鳥が愛おしくなってくる。

そんなことで、もう1週間以上も小鳥にパンをあげる生活が続き、
小鳥がくる限り、その生活が、パターン化してしまいそうだ。

小鳥が食パンを食べるようになったことで、
芽吹き咲き始めたパンジーの花が、
小鳥の餌にならず咲き残るようになってきた。

小鳥も餌にありつけ、そしてパンジーもまた咲き始めている。

小鳥がパンジーの花を食べ始めた時に、
小鳥を無下に追い払うことをしなくて良かったと、
窓辺に立ち、パンを食べる小鳥を見ながらながら、
つくづくと思っている今日この頃です。

なんだか、アッシジのサン・フランチェスコ状態になっていますよね・・・?
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by npo-iezukurinokai | 2015-02-17 19:17 | 本間 至 | Comments(0)

今朝の現場


今日の家づくりの会の当番の前、午前中に現場に行ってきました。
今週末にオープンハウスを予定している家なのですが、確認検査機関の完了検査で室内はクリーニング、外部は駐車スペースとアプローチの外構工事の真っ最中。お引越し日も決まっていて、工程もほとんど余裕がなく今週の天気も気になります。

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この家の外壁は杉の南京下見板張。手間はかかりますが、ちゃんとした板をちゃんと張ればかなり耐久性が高いと思います。ガルバリウム鋼板のフラットなサイディングを張った別の家が、全く汚れないで綺麗なままで感心したりもしますが、板張の方が古びてくるという経年変化も楽しめるという点がよいかなと思います。


水口 裕之/水口建築デザイン室NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2015-02-16 12:34 | Comments(0)

住宅の新築やリフォームを行う際に耳寄りな情報

昨年に、消費税率引き上げに対応して用意された「住宅関連税制」と「すまい給付金制度」等についてお知らせしました。
今回は、住宅の新築やリフォームに際して、現時点で該当する可能性が考えられる、公的助成や税制優遇等の最新情報の入手先を案内します。

省エネ住宅ポイント制度

長期優良住宅化リフォーム推進事業

地域型住宅ブランド化事業又はグリーン化事業(長期優良住宅の施工業者からの申請)

住まい給付金

リフォーム減税制度

以上、該当するか否かは、それぞれの詳細情報を具体的にご確認下さい。
なお、各制度の利用には、各条件を満たす必要があり、設計・施工における制約や申請業務等が発生する為、あらかじめ設計者にご相談下さい。

坂東順子/J環境計画

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by npo-iezukurinokai | 2015-02-15 16:23 | 坂東 順子 | Comments(0)

工事現場にて

ここ数年、古代建築の復元に関わっています。
完成までは色々と差し障りがあり多くは語れませんが、こちらは某所で進行中の復元建物。

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平安時代のもので、架構は舟肘木組(ふなひじきぐみ)、屋根は桧皮(ひわだ)葺きです。

さて、私事で恐縮ですが、御報告申し上げます。
拙作・鞠智城(きくちじょう)長者山展望広場休憩所(文化財保存計画協会と協働)が、第10回木の建築賞において選考委員特別賞を受賞しました。

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このように自分の仕事を評価して頂けるのは、本当にありがたい事です。
今後も一層の努力をして行きたいと思います。

山本成一郎NPO法人家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2015-02-13 10:30 | 山本 成一郎 | Comments(0)