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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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耐震リフォームの相談

11月29日のブログを担当する白崎泰弘です。
弊社のホームページで掲載した耐震リフォームに関する記事を紹介します。
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先日、学生時代の友達が尋ねてきて、リフォームの相談を受けました。
「実家の耐震診断をしたところ、数値が悪いと言われたけど、実際どう?」
「耐震補強の具体的提案ももらったけど、こんな大掛かりなことはやらないって親父が言っててさ、この補強どう思う?」
大きくはこの2点です。
私はセカンドオピニオンの役割です。
耐震診断は目視検査となり壁を剥がさないので筋交い(柱と柱の間にいれる斜めの部材で、構造上とても重要)がカウントされず、実際より数字が悪くなりがちです。それを差引いても、数値の悪いことは事実で、それでもお父上が「耐震補強はやらない」と言っているのは人命の観点から私としては捨ておけないものがありました。
耐震補強案は壁を記号化しており、ぱっと見では判断できず、ただ、家の中央部分に耐震壁を設けていく案であることだけ判りました。
「キッチンとリビングが分かれると、今までの暮らしができないんだよね。それを親父が嫌がってて。こういうリフォームって、外周で補強するのが多いみたいなんだけどさ」と友達。
事前に「大掛かりリフォームはやりたくない」と聞いていた私は「大掛かり」が問題なのだろうとの先入観から、
「あ、いやいや、外周のどこかで補強すると、その反対側の外周部も補強しないと家の剛性バランスが崩れるんだよ。あまりお金をかけない方法として、家の中心で補強することを提案したんじゃないかな。」
友達は理解しつつも、これでは親父は納得しないよな、という顔をしてました。
翌日、借りた耐震診断報告書および提案書をじっくり拝見。
提案書中の記号も報告書の中に出てくる凡例から読み取ったところ、キッチンのところをぐるりと耐震壁で囲ってしまっていて、入口が全然ない状態であることが判明。記号を読み解けば開口率のことが出てくると思っていたのですが、まさかの展開です。
この案の通りでは、キッチンが使い物になりません。提案とは言えない代物で、これを出した事務所もとりあえずのサービスだったのかもしれません。
元々、デザインの事があるからおまえに頼むよと言われてましたので、Seedsなりに補強案を考えようと思います。今までと変わらない生活スタイルができて、耐震補強の数値を同等のところまで持っていければ、、よし、やってみましょう!
白崎泰弘/シーズ・アーキスタディオ Seeds Archi-studio

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by npo-iezukurinokai | 2015-11-29 22:07 | 白崎泰弘 | Comments(0)

カンボジアに行ってきました

先週、アンコールワットのあるシュムリアップとプノンペンに行って来ました。
1997年から続けている「横浜YMCA対人地雷をなくす会」の活動仲間5 人。
2000年から現地の被害者の工房(リハーブ クラフト カンボジアRCC)を訪ねて、製品を購入、
日本でチャリティーコンサートを開催、販売するという支援を行ってきました。
ここ数年は被害者二世の教育支援を支援のもう一つの柱にしています。
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                    対人地雷等で障害を受けた人たちの制作工房(R.C.C.)
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教育支援をしている村の奨学生達と面談
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整備して来た村の小学校 彼らは制服を着る事がうれしい
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プノンペンでいつも立ち寄るカフェ 大学生の多い





この18年でカンボジアの経済も豊かになりましたが、格差社会は顕著になっています。
障害を持つ人達が希望を持って暮らしていける社会--------ささやかながら真摯に彼等と対して
きました。今年で18年目。ほんの少しですが何かが変わってきた(可能性を感じる方向へ)という
感じを抱いて帰国しました 。
カンボジアの11月は観光シーズンの始まりです。気温は30度近くてもカラッとして凌ぎよかったです。
帰国してこの寒さで早風邪気味となりました。

菊池邦子(テリトプラン1級建築士事務所)

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by npo-iezukurinokai | 2015-11-28 16:55 | 菊池邦子 | Comments(0)

一軒家リノベーション

先日、一軒家の全面リノベーションが完成し、お引渡しとなりました。この計画は、現在東京住いの建て主さんが定年となって故郷の三重県に帰り、自分が生まれ育った実家を全面リノベーションし、第二の人生を過ごしたいというものでした。
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計画から約1年、もともとの古い建具や材料など家の記憶を残しつつ、新しい住まいに生まれ変わりました。そして新しい生活のスタートです。
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木造住宅は、メンテナンスさえしてゆけば何十年でも住み継ぐことが出来るのです。

吉原健一/光風舎一級建築士事務所
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-27 16:47 | 吉原健一 | Comments(0)

地鎮祭

先日、軽度発達障害(発達凸凹ともいいます)の若者を対象に、短期から数年まで居住できる自立支援グループホーム(木造2階建て10個室)の地鎮祭を行いました。
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建築主は、様々なハンディキャップのある人達を支援しているNPO法人の学園です。
教育や支援は出来るだけ早く、そして継続することがとても大切という経験から、就学前、小中高大学、農場や給食宅配などの職場づくりまで範囲を広げましたが、さらに就職した後も必要に応じて継続支援する事が重要と今回の計画がスタートしました。
打合せを重ねて一年余り、会の仲間や様々な方々にご相談し協力いただきました。いくつもの山がありましたが、地鎮祭を迎えさらに気が引き締まる思いです。

赤沼修/赤沼修設計事務所 (家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-26 23:56 | 赤沼修 | Comments(0)

読書コーナー

一年点検で、Skip Houseと名付けた、スキップフロアの家に伺ってきました。
個室が無い、かなりオープンな家を希望され、設計段階で「本当に大丈夫ですか?」
「こもれる部屋がなくて良いんですか?」と何度も聞きながら(笑)完成した家です。

心配しながら伺ったのですが、充分生活を満喫されている様子で、全然、大丈夫のようでした。
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写真は「読書コーナー」です。LDKのレベルから、1.6M高い位置にありますが、LDK側は、
完全にオープンになっています。
書棚には本が納まって、ブランコが揺れていて、寝っ転がっている子供の足が見えるという、、、。
なんともほのぼのした感じでした。


BUILTLOGIC 石黒隆康
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-19 19:26 | 石黒隆康 | Comments(0)

ゲーリー展

フランク・オー・ゲーリーの2か所の展覧会に行きました。なんで同時期にやっているのだろうと思いましたが棲み分けしたのですね。表参道のルイ・ヴィトンショップの7階ではルイ・ヴィトン財団(パリ)美術館について、六本木ミッドタウン21-21ではその他の作品の模型が多数展示してありました。以下一部ですが、
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ル・ルボ脳研究所(ラスベガス)アルツハイマーなど、脳の健全な機能を脅かす要因を研究するセンター

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UTS(シドニー工科大学)ドクター・チャウ・チャク・ウィング棟

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2005年のハリケーン・カトリーナ後、ブラッド・ピットが設立したメイク・イット・ライト財団による被災した住宅を対象とした再建プロジェクト

建築家の展示会では映像による作品紹介やら生い立ちなどが見られ、なかなか知ることのできないところが分かり有益です。どちらの会場でも流れている映像は興味深いものでした。ゲーリー事務所では3次元に変化する個々の部材をBIMにより設計でき、そのまま工場生産できるシステムになってるらしいです。それにしても作るには相当難しそうです。地震国日本ではどこまで可能なのでしょう。複雑怪奇?な形の建物は今後増えてくると思いますが、斜めの床や壁には安定感はなく住む所には不向きに思えます。
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-17 16:19 | 久保木保弘 | Comments(0)

長野

本日の窓口当番の丸石です。
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先月のお話しですが、信州長野は車山高原に行ってきました。
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フレンチブルーミーティングという、1年に1度。10月の中旬にフランス車が全国からここ、車山高原に集まってくる。というお祭りです。お天気にも恵まれ、すがすがしい紅葉も楽しむことができました。
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古い車から・・・
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年代の新しい 車まで・・・
全国からみなさん、ただ集まってきて、夕方には早めに引きあげる。というゆる~い集まりです。
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流れるようなデザイン。有名なDSというシトロエンの車や、
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A110といわれる、水色がとてもお似合いな アルピーヌの車。
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ラリーで大活躍した、205(ニーマルゴ)といわれるプジョーの車。エンジンは後ろです。
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ゴルディーニという、ひと目で そのデザインが 頭に跳び込んできてしまうルノーの車。などなど・・・いろんなフランス車のメーカーの車が集まってきます。
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めったにお目にかかれない車には、自然と人だかりができます。シトロエンのM35プロトタイプという、ロータリーエンジンを積んだ珍しい車のようです。
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今年は、天気も良く、全国から1500から2000台近く集まったようです。
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さまざまな個性ある、多様性に富んだ車たちです。維持管理がたいへんな車もありますが、それを大いに上回る「乗ることの楽しみ」が、大前提で あるようです。
なんだか、建築の世界にもつながるような・・・?
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最後は2CV(ツーシーブイ)という、2馬力を意味する車。フランスという国の文化を 象徴しているといわれる、世界的に親しまれている車でお別れです。
長文、読んでいただき、ありがとうございました。

丸石隆行/tech to hook 丸石隆行一級建築士事務所
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-16 22:46 | 丸石 隆行 | Comments(0)

お掃除テンション上昇中。

今日の窓口当番の伊澤です。

先日、とある設計施工の会社の作業場を見せて頂きました。

とにかく掃除が行き届き、整理整頓がなされていて、
材料に於いては、何がどのくらいあるのかが一目瞭然。
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その社長(大工さんで設計者)さん曰く、
ウソのない掃除をする人は仕事でもウソをつかない。と。

恐れ入りました。。。

箒やちりとりもこの通り。シャキーン。
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もうすぐ年末。少しづつ、お掃除して行こうと思います。

※お知らせ。家づくりの会の会員が建築知識実務セミナーで話をします!
11月18日(水)ジャパンホームショー@ビックサイト
12:30〜13:30
BUILTLOGIC 石黒 隆康
充総合計画 杉浦 充
根來宏典建築研究所 根來 宏典
14:00〜15:00
ブライシュティフト 本間 至

事前に招待券を請求しておくと入場は無料になるかもしれません。
詳しくはコチラ↓
http://www.jma.or.jp/jhbs/seminar/seminar.html
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-15 20:44 | 伊澤淳子 | Comments(0)

日のあたたかさ

ブログ当番は小野です。
だんだんと冬が近づいて、朝晩は寒くなりましたね。
先日、4月にお引き渡ししたお宅の建て主さんに電話しました。

季節が変わって、何か変化がありましたか?と尋ねたところ、日が落ちてから帰宅しても、家の中が温かくて驚きます、という答えが返ってきました。

床暖房もありませんが、2階の南面に開けた大きな窓から昼間に日が入り、家を温めているようです。

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窓の前には軒が深いテラスがありますが、それでも冬場の陽は入ってくれています。

設計中にパソコンを使って、どれくらい日が入るか、簡単な3Dで日の動きをチェックをします。そうやって確認はしていましたが、実際お話を伺って改めてよかったと、嬉しい話でほっこりです。

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階段も南に配置、大きな窓を取っています。この窓もかなり効いていると思います。


小野育代/小野育代建築設計事務所
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-13 19:05 | 小野育代 | Comments(0)

二地域居住を応援します!

みなさんこんにちは。アトリエ・アースワーク山下和希です。

「移住」とは「生活の場である住居地を替えること(コトバンクより)」
住居地を替えるという事は、自身や家族の職場・学校、暮らし方も変わり、いざ実践!となるとそれなりの勇気と行動力が必要になりますね。
なので「エイっ!」と移住を敢行してしまう方もいれば、もう何年も迷い続けているがなかなか踏み切れないという方もいます。
私たち家族は前者の「エイっ!行っちゃえ〜!」のタイプで長野県安曇野市に移住して4年が経ちました。
関西で会社勤めをする長男を除く、下の3人の子ども達は新しい環境で学校に通い始め、長女は今春短大卒業と同時に松本市内に就職、家族が完全なる移住暮らしを送っている中、私だけが安曇野と和歌山の事務所を行ったり来たりの「二地域居住」をしています。

そう!今流行り?の「二地域居住」。
最近は「移住」をするのではなく、自分の目的に合った地域に「週末ハウス(ルーム)」を構え、ウィークデイは今までと変わらず仕事をこなし、週末だけ「週末ハウス」で過ごす。そう言う暮らし方を実践しているかたも多いようです。

今回のこの住宅は施主の自宅から3時間弱のところに「今は週末ハウスだけれど最終的には移住」として建築されました。
安曇野の山懐に抱かれ、聴こえるのは沢を流れる水の音と野鳥の鳴き声。でも、林の中の一軒家ではなく、近隣住宅とも程よい距離感を保っているため、しーんと静まり返ってしまうという寂しさも無い。

完成間近の住宅。今月末には二週に渡りオープンハウスを開催します。
11/21,22,23  11/28,29  
場所は長野県安曇野市北西部 安曇野インターから約30分

見学をご希望の方はご一報頂ければ、ご案内を差し上げます。d0021969_133951.jpgd0021969_13393716.jpgd0021969_1340751.jpg
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-10 14:01 | 山下和希 | Comments(0)