ブログトップ

”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

iezukuri1.exblog.jp

<   2015年 12月 ( 9 )   > この月の画像一覧

火の暖かさ

この冬、仕事場にペレットストーブを設置しました。


d0021969_08492569.jpg

仕事場は約12帖のスペース。
小型のストーブですがこれ1台でぽかぽかに暖めてくれます。

とくに朝型の私の仕事場では、太陽が昇る前の時間帯に活躍しています。
家族が寝静まり、好きな音楽をかけて、コーヒーを飲みながら
火の前に一人だけの特別な時間が訪れます・・・



d0021969_08492985.jpg
ペレットとは、このようなものです。
我が家で使用しているのは国産のスギ、ヒノキ、サワラの間伐材からつくったペレット。

仕事場には床暖房もあるのですが、やっぱり火の暖かさは全く違うものですね!






[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-24 17:19 | 丹羽 修 | Comments(0)

メンテナンス

本日(12/18)ブログ担当の庄司です.
8年前に設計した住宅の建て主さんが仕事の関係でご家族で渡米されることになり,今後のメンテナンスと渡米期間の賃貸転用への仕様変更に関する協議のため,久しぶりにお宅を訪問しました.
d0021969_7421589.jpg
設計当時に思い描いたシャープな外観は,現在も色褪せることなくその存在感を示していました.
クライアントのご夫妻は帰国後もずっとこの家に住み続けたいと言ってくださっており,設計者として嬉しい限りです.将来を見据え,建て主さんと相談しながら,この住宅にとって適切なメンテナンスを加えていきたいと考えています.

庄司寛/庄司寛建築設計事務所
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-18 08:15 | 庄司 寛 | Comments(0)

音楽は・敵・超えられる

d0021969_13371105.jpg
『音楽は・敵・超えられる』と題して、指揮者・ピアニストのダニエル・バレンボイムの年明け来日公演を前にしての彼のインタビュー記事が朝日の文化欄に大きく取り上げられています。
ここでバレンボイムは、「ワーグナーに限らず、大戦中、様々な政治的メッセージをまぶされてしまった不幸な芸術は、どの国にもある。そうした思惑から解放し、純粋に新しい耳で聴きなおす動きを若い世代に導いてもらいたい」・・・・・・・・・
「多くの国がいま、過去との向き合い方に関して問題を抱えている。多くの場合、原因は(愛国)と(国粋)を混同していること。・・・・・本物の自信と誇りは、他者との比較からは決して育ちません」と述べた後、アルゼンチン生まれのユダヤ人の彼が、16年前にエドワード・サイードとともに創設した、ウエスト・ディーバン・オーケストラは、イスラエルとパレスチナの若者で構成されています。
「敵である人の隣で、同じ曲を1日練習したとしましょう。終わるころには敵という感情はなくなっている。政治には不可能なことが、音楽では可能になるのです。」・・・・・
2001年イスラエルでの公演で、アンコールにワーグナーのトリスタンとイゾルデの前奏曲を演奏して波紋を呼んだ。「私はタブーに挑んだわけでも、タブーを打ち砕きたいと思ったわけでもない。ワーグナーを過剰に避けることも、ナチスが音楽を政治利用した歴史をおのずと継承することになってしまう。私にとって大切なのは、好きな音楽に好きなように感動するという、人間として当然の権利を守り抜くことなのです」と熱く語っています。
来日公演では、シュターツカペレ・ベルリンと、大曲ブルックナーの九つのシンホニーと、モーツァルトの後期ピアノ・コンツエルトの六曲を弾き振りするプログラムです。
73歳になったバレンボイム曰く「作曲家には四つの種類の人々がいます。面白くない作曲家。面白い作曲家。偉大な作曲家。そしてモーツァルト」と語り、次のように述べています。
「モーツァルトは誰にも比すことができない。全ての音が当たり前のようにそこにある。いつ演奏しても、すべてのフレーズが、その瞬間に生まれたかのように響く。自分のいるべき場所へと常に連れ戻してくれる存在です」と名ピアニストだからこそ言える真実だと私も同感です。

私にとって以前のバレンボイムのモーツァルトは、どこか見えないところで重厚な骨格が、後に来るベートヴェンを彷彿とさせてしまう思いが湧き上がり、名演奏とは解っていたのですがあまり好きになれなかったのです。しかし、このインタビューを読んでみて、70歳を過ぎたバレンボイムが、どんなモーツァルトを聴かしてくれるのか楽しみになってきました。
十文字 豊/アルコーブ・U

[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-17 13:38 | 十文字 豊 | Comments(0)

スルスルのぼれる階段

d0021969_1056223.jpg

d0021969_1057427.jpg

開放的な階段にして欲しいという建て主さんの希望に応えた渾身のデザイン、なんてね。閃くとあっと言う間にできるものですが、今回はアイデアが浮かぶまで随分と悩みましたねぇ。どうやったらぐらつかないでスチールの手すりを付けられるか、でもビスなど絶対に見せたくない。縦の部分を下の延ばすことで固定する部分を1つ増やすことでグラグラすることなくスッキリデザイン出来ました。踊り場から縦にのびる手すりをスルスルって手を上げて行くと気持ちよく2階に到着。格好よく付いいるでしょ!

森 博/森ヒロシ建築設計所NPO法人家づくりの会所属)
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-15 11:07 | 森 博 | Comments(0)

もうすぐお正月

師走も半ば、今年も残すところあとわずかとなりました。

皆様にとって今年はどのような年でありましたでしょうか?

もうすぐお正月。

皆様にとって、来年がすばらしい年となることを願いつつ

まずは一献

濱田 昭夫/TAC濱田建築設計事務所

d0021969_1436234.jpg

[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-14 09:00 | 濱田 昭夫 | Comments(0)

規格と手仕事のハザマ考

我が家ではまだ小さい子供との入浴時には床にマットを敷いています。
d0021969_11592415.jpg

そのマットが眼に入る度にパンチングされた穴とマットの縁の余白の距離について、視覚的なバランスについて違和感を感じます。
(職業病かもですね…笑)

外周部分の余白が少ないことが一つの違和感の原因ですが、しかもその寸法が短辺と長辺で異なっていることが更に違和感を増長させています。

設計する際には穿孔のピッチや余白が自然に見えるように検討するわけですが、一般的に一定の長さにある規則性のある要素同士の距離の1/2の長さよりも、両端の余白代が大きくなるようにレイアウトする事で視覚的な違和感を少なくすることができると言われます。

d0021969_12222316.jpg

これは前の写真のバスマットを図面化したものです。

よく見るとこの製品は工業的な観点のみで機械的につくられたことが見えてきます。

プログラムとして、
1.大きさは 100㎝×60㎝
2.穿孔のピッチは芯から芯で6㎝

単純なこの2つのコマンドによってできているにすぎません。
ここには、「より自然に見えるように」「より美しく」というような意匠的な概念は殆どみられないことが分かります。

開口間の芯から芯の寸法は6㎝のため、計算すると長辺方向の余白は2㎝となり1/2以下です。短辺の余白の長さは3㎝となり1/2以下(ジャスト)です。

6㎝の半分以下ということが違和感の原因ですが余白寸法が小さいほど、その誤差の割合を大きく捉えてしまうのでより不自然に見えてしまいます。

d0021969_12224473.jpg

こちらは余白が開口間の寸法の6㎝よりも大きくなるように穿孔位置をX方向、Y方向共に3㎝ずらし、更に余白も同じ長さに揃うように短辺を2㎝だけ小さくしてみました。いかがでしょうか?

しかし間の見え方は常に縦横比に影響を受けますので、長方形の場合は長辺の方の間がなんとなく小さいように見えませんか?

そこで、今回は長辺の余白が少し大きくなっても視覚的なバランスが保てそうなので基の大きさに戻して描いてみました。
d0021969_1223955.jpg


生産合理性と意匠のバランスを計る作業ですが、このようなところにも設計者やデザイナーの意義があると思います。しかし結果物をよくよく観察しない限りは、そのような過程は目に見えてきませんので一般的にはなかなか理解できないことと思います。

設計(デザイン)はこのような行為の繰り返しのなかで、より良いものに収束させていく作業ですが、出来上がってしまえばその過程での一つが存在するのみであり、ここに至るまでの時間のかけ方の差異は見えません。

設計に時間をかけなければ多少辻褄が破綻していても機械的に進めるよりありません。なんかこの空間はしっくりしないなぁという結果はこのようなところから生じていることをご理解いただけたら嬉しいです。


(杉浦 充/充総合計画)
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-13 12:27 | 杉浦 充 | Comments(0)

2つの美術館へ

d0021969_15453198.jpg

先日、写真家・杉本博司さんの展覧会を見に行きました。
千葉市美術館の開館20周年展として開催されています。
d0021969_15472877.jpg

d0021969_15481133.jpg

これまでも氏の作品は何度か目にする機会はありましたが、本展ではおなじみの「海景」「劇場」「ジオラマ」シリーズの他に、氏のコレクションを使って27の床のしつらえが展示されていて、こちらが大変興味深い内容でした。
古美術商の経験から趣味で古今東西の名品を集められたそうで、人並みではないセンスを感じられる展示です。
なかには建築家・白井晟一の書なんてものもあります。(下の写真)
d0021969_15483589.jpg

次は、少し足を伸ばしてホキ美術館へ。
写実絵画専門の美術館で、設計は日建設計です。
d0021969_15492624.jpg

大胆に跳ね出した展示室が特徴的な建物。
実はすぐ横にはフツーの住宅が並んでいるという環境ですが、地上の建物のボリュームを抑えるために地下をうまく使っているようです。
ここでは五味文彦・大畑稔浩、島村信之の展示を見ましたが、五味氏のリアルな描写には舌を巻きました。
残念ながら撮影禁止のため写真はありません。

村田淳/村田淳建築研究室
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-04 15:51 | 村田淳 | Comments(0)

見学

毎年、学生を連れて
キッチンショールーム見学に
出かけます
今日はクリナップ
10月にリニューアルして
明るく見やすくなりました

所長さんに概略をお話頂き
そのあとは、卒業生に案内してもらいます
毎年同じことの繰り返しですが、
商品が変わり、
そのとき一番売りたいものの説明がメインになります
なので、飽きることはありません
今日は、今売り出し中の
名がレールシンクに
いろいろ突っ込みを入れてきました

d0021969_15203502.jpeg

d0021969_15210979.jpeg

[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-03 15:14 | 倉島和弥 | Comments(0)

カンボジアに行ってきました

先週、アンコールワットのあるシュムリアップとプノンペンに行って来ました。
1997年から続けている「横浜YMCA対人地雷をなくす会」の活動仲間5 人。
2000年から現地の被害者の工房(リハーブ クラフト カンボジアRCC)を訪ねて、製品を購入、
日本でチャリティーコンサートを開催、販売するという支援を行ってきました。ここ数年は被害者二世の教育支援を支援のもう一つの柱にしています。
この18年でカンボジアの経済も豊かになりましたが、格差社会は顕著になっています。
障害を持つ人達が希望を持って暮らしていける社会ー--------ささやかながら真摯に彼等と対して
きました。今年で18年目。ほんの少しですが何かが変わってきた(可能性を感じる方向へ)という
感じを抱いて帰国しました 。
カンボジアの11月は観光シーズンの始まりです。気温は30度近くてもカラッとして凌ぎよかったです。帰国してこの寒さで早風邪気味となりました。

菊池邦子(テリトプラン1級建築士事務所)
[PR]
by npo-iezukurinokai | 2015-12-02 08:00 | 菊池邦子 | Comments(0)