ブログトップ

”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

iezukuri1.exblog.jp

整理整頓

何事も基本が大切ですね、進行中の現場が良く整理整頓されているのでご紹介します。

d0021969_11181273.jpg

ここは収納になる勾配屋根部分で正面上が耐力壁でふさがれています。その上部に横から長物の下地木材、手前から防水シート、作業靴と大工道具もろもろ、その上の梁に固定道具のクランプを利用した作業着掛け、一番奥は大きな手作りの道具箱にハシゴ。

d0021969_11181674.jpg

手前は釘ビス置きの棚と奥に落ちないように合板、裏にはホウキや塵取りの引掛け板。

d0021969_11181979.jpg

ここは仮囲いシート出入口部分、戸締り用のヒモを結ぶための立て板は均等にドリルで穴が開けられていました。

毎日使う道具や場所を工夫し大切にする、見習いたいです。

赤沼修/赤沼修設計事務所


[PR]
# by npo-iezukurinokai | 2017-07-11 23:11 | 赤沼 修 | Comments(0)

自主施工

d0021969_16351951.jpg
現場では朝から建主さん親子が自主施工。今回作業しているのは柱や建具、家具など室内木部の桐油塗り。桐油はアブラギリの種子から取れる植物性の油。耐候性や撥水性があるので、木部に塗っておくと、水を弾いたり汚れ防止の効果があります。昔は、柿渋で染めた和紙の上から桐油を塗って番傘がつくられていたのです。
d0021969_16353317.jpg
自主施工の良いところは、自分で材料を触り、体を動かし作業をすること。家づくりの思い出とになり、また将来のメンテナンスも自分でできるようになるのです。
吉原健一/光風舎一級建築士事務所


[PR]
# by npo-iezukurinokai | 2017-07-10 16:37 | 吉原 健一

猫デッキ

本日窓口当番の松原です。
d0021969_11441073.jpg
昨年から猫を飼いはじめました。家猫ですが、外の空気を吸いに出たがります。我が家の外壁には壁面緑化のために木でつくった格子があり、そこにある窓台が絶好の猫のくつろぎ場所になっています。猫のためにつくったわけではないのですが何かと便利な木の格子です。もしアルミや鉄でつくっていたらこんな風には使えないでしょうね。

松原正明/松原正明建築設計室

[PR]
# by npo-iezukurinokai | 2017-07-07 11:56 | 松原 正明 | Comments(0)

現場便り

ブログ当番の小野です。

とうとう足場が取れた現場です。

d0021969_09320024.jpg


写真は西に面したエントランス部分。板塀位置を確認中の様子です。西日の日差しの強さを考慮して、こちら側の壁はあまり窓はありません。

外壁は建て主さんの要望もあって、スイス漆喰を左官の職人さんに塗ってもらいました。「品のあるコテ目で、、、」という抽象的な要望に答えていただき、いい感じに仕上がりました。


d0021969_09320413.jpg

施工前には、3種類の塗り見本を作ってもらい、建て主さん、施工者、設計者の3者でイメージを共有しています。


小野育代/小野育代建築設計事務所


[PR]
# by npo-iezukurinokai | 2017-07-05 09:37 | 小野 育代 | Comments(0)

高知

本日の窓口当番の丸石です。
d0021969_11320652.jpg

3月のお話ですが、 
家づくり学校の修学旅行で高知に行ってきました。

国の調査によると、世帯あたりの飲み屋で使う飲食代が
全国1位になるような 酒豪の国のようです。

他にも、一人あたりのビール消費量がすごいやら、
お酒にまつわる土佐弁が商店街には あふれています。

「たっすいがはいかん!」「おきゃく」「いごっそう」など
はてな?と思った言葉は、ほぼお酒にまつわる言葉だった
ことに、「衝撃」ならぬ「笑撃」を受けました。

そんな、明るい国の まちあるき・建築巡りです。

d0021969_12335607.jpg

吉良川町の「いしぐろ」とよばれる石垣塀。

浜辺や河原の石を 半分に割ったりして積み上げたものです。
近くにある、拾ってきたよ。的な素材。目から鱗です。

d0021969_12571415.jpg

こちらは、高知県立牧野植物園の温室で使われていた壁。
水と緑との相性がとてもよく、今後の参考になりました。

d0021969_13093417.jpg

白亜の城。沢田マンション。素人が独力で建てた集合住宅です。
夫婦二人で造り始め、20年近くをかけて造られてきたようです。

その奥様にお会いしました。
このような破天荒な伝説を生み出した方です。

初めは、おそるおそる遠くから伺っていましたが
予想に反して、とても気さくな方でホッとしました。
d0021969_13232485.jpg


ベランダに 無造作に干された洗濯物が青空に映えます。
むきだしの建物からのぞく生活。整えられた景色に慣れているので

ここで感じる感覚は大事にしないといけないと思いました。

d0021969_13364403.jpg

高知城。まったく期待をしないで見に来たのですが
感激。開館時間をすぎていたので、外郭をみるだけ。

この写真ではわからないのですが、
天守閣がメインの石垣の軸線とは違って振れています。

なんだか、手間がかかっているように感じるのですが、
高知の気候風土に関係するのでしょうか。

次回、また機会があれば、再訪したいと思います。

d0021969_13470869.jpg

まだ、明るいうちから混雑する ひろめ市場。

ここひろめ市場を抜け、アーケード街を通り、
宿であるホテルに戻りましたが、

その間、まぁ、お酒をもって、差し向かって
談議・談笑する人たちが なんと多い事よ!と驚き。

高知県が生み出してきた 並ではない偉人の多さは
この風土(?)がきっと生み出したに違いない。

そう思えました。


丸石隆行/techtohook丸石隆行一級建築士事務所
[PR]
# by npo-iezukurinokai | 2017-06-26 22:26 | 丸石 隆行 | Comments(0)

福岡の建築

庄司寛建築設計事務所の庄司です.

先日の福岡出張 by 新幹線…多少時間がかかっても仕事をしながらゆっくり過ごせるので私にとっては空より快適に感じます.打合せの合間に少し博多・太宰府建築探訪…久しぶりに訪れたアクロスは緑の山になっていて,太宰府では大声で中国語が飛び交っていました.

d0021969_08101684.jpg
d0021969_08113676.jpg
d0021969_08114486.jpg

立ち寄った大濠公園の能楽堂(設計:大江宏)では,能楽の発表会に併せて折詰弁当が無料で配られていました…ちゃっかり一折いただいてしまいました.



[PR]
# by npo-iezukurinokai | 2017-06-25 08:21 | 庄司 寛 | Comments(0)

台湾紀行 Ⅱ 建物・街編

前回は戦前の日本人が建てた建物を紹介したが、今も日本の店がかなり進出している。こんな店もあった。

d0021969_15040972.jpg
ここは台湾?と見紛うばかり。

モスバーガーは人気があるらしく行列ができていた。セブンイレブンにファミリーマートも吉野家も、すき家に大戸屋もある。セブンには僕がいつも使う歯間ブラシも綿棒も置いてあった。日常の日本が台湾にまで延びていた。

台北には所狭しと集合住宅がひしめき合っている。でもよく見るとに日本の集合住宅と何かが違う。それは何かと思いよく考えてみたら、バルコニーのはね出しは日本ではコンクリートで作るが、台湾でははね出し部分だけを鉄骨で作ったものが多い。

d0021969_15041007.jpg
この鉄骨造のはね出しは、階によっては外部空間に解放されたいわゆるバルコニーだったり、格子で全面的に囲ったり、場合によってはサッシがついて室内化しているものなど、変化に富んでいて見飽きない。

何故はね出し部分だけを鉄骨造にするかと言えば、水平部分をコンクリートで作るには、型枠、支保工が大変で、垂直方向だけコンクリートを打ち、出っ張っている部分はカセットのように後でカチャッと取り付ければ簡単だ。。だからこのような構法は世界中にある。これはアメリカでもよく目にした。

これはボストンで撮った写真。洗練されています。

d0021969_15040963.jpg
このような構法をなぜ日本でしないのか、施工上大変簡単になるが、どうしてかと不思議になった。

今度、防火の専門家に聞いてみようと思うが、多分、防火・非難に関連する規定で鉄骨丸出しでは耐火構造にならないからではないだろうか。



台湾の新しい市街地では、集合住宅も全く新しい景観を作っている。

資本経済に巻き込まれた都市の景観だ。

台湾中部の町、台中の中心地の風景です。

d0021969_15041080.jpg
アメリカと言ってもいいし、中国の沿岸都市と言ってもいい。

でも、どこか日本の高層建築とは違う。

左右対称のファサードで、古典的な造形感覚が入っている。

ところでこのマンションの多くは台北の人が投機目的に所有していて、半分は空き家らしいとか。

泉 幸甫/泉幸甫建築研究所

[PR]
# by npo-iezukurinokai | 2017-06-24 15:06 | 泉 幸甫 | Comments(0)

台湾紀行Ⅰ 建物編

所要あり、台湾に行くことになった。

韓国には古い民家を見るためにしばしば行っているが、やはり近い台湾には行ったことがなかった。

何となくどんな所か、勝手にイメージしてたが、やはり行ってみないとわからない。

東南アジアでもあるし、中国も、それに日本、そしてグローバリズムも入っている。

まずはアジア的建物から。台北には古い高層の集合住宅がびっしりと建ち並んでいる。九龍城に負けない迫力。
d0021969_14534147.jpg
日本が支配していた時代の建物も数多く残っている。

戦前に建てられた日本人の住宅は入母屋造りですぐわかる。

韓国にも残っているが、いわゆる日式住宅と呼ばれる戦前に日本がアジア各地で作った日本人の住まいだ。

d0021969_14534064.jpg
台北では今、大事に保存改修されて公共施設として使われたりしていた。このように保存してくれていることに、ありがたい気持ちが沸いてくる。

これは九份(きゅうふん)という日本が金山を開発したところに残っている昭和天皇が皇太子時代にここを訪れるために建てた建物らしい。

d0021969_14534019.jpg
庇の出が短いのがちょっと気になるが、ここに立つと、もうほとんど日本。もっともこの建物に昭和天皇は来なかったらしい。

店舗も相当作ったようだ。

d0021969_14532069.jpg
これはやはり日本が作ったタバコ工場で、現在はリノベされて文化施設の展示場として使われている。結構プロポーションが美しい建物だ。

d0021969_14534154.jpg
これは中国スタイルの建物で、お茶屋さん。

d0021969_14534099.jpg
とっても気品のある建物だった。

d0021969_14534055.jpg
建物を見るつもりで入ったら、知らない間にティー・セレモノニーになっていて、高~い烏龍茶を買うことになってしまった。
d0021969_14534059.jpg
泉 幸甫/泉幸甫建築研究所

[PR]
# by npo-iezukurinokai | 2017-06-24 15:02 | 泉 幸甫 | Comments(0)