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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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家のつくりかたが

本日、市ヶ谷の相談窓口当番はd0021969_11492145.jpg
田中ナオミです。
最近図らずも
平屋の住宅設計が続いている。
住む人の年齢が高い。
高齢化しつつあるご夫婦と家族。
新しくメールで相談があったのも
同じような家族構成。
どういうことか…。
家の創り方が変わってきてます。
高齢とは言え、元気元気。
元気なうちに次世代に
残しておこうという
「有難くも優しい」創り方です。
そんなこんなで
将来可変度=自由度が高い構造をこの現場でもやっております。
そして…家の中はぜーんぶ同じ温度になるように。
私のBlogもどうぞご覧ください。

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by npo-iezukurinokai | 2016-03-10 06:00 | 田中 ナオミ | Comments(0)

メンテナンス

本日(12/18)ブログ担当の庄司です.
8年前に設計した住宅の建て主さんが仕事の関係でご家族で渡米されることになり,今後のメンテナンスと渡米期間の賃貸転用への仕様変更に関する協議のため,久しぶりにお宅を訪問しました.
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設計当時に思い描いたシャープな外観は,現在も色褪せることなくその存在感を示していました.
クライアントのご夫妻は帰国後もずっとこの家に住み続けたいと言ってくださっており,設計者として嬉しい限りです.将来を見据え,建て主さんと相談しながら,この住宅にとって適切なメンテナンスを加えていきたいと考えています.

庄司寛/庄司寛建築設計事務所
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by npo-iezukurinokai | 2015-12-18 08:15 | 庄司 寛 | Comments(0)

解体移築検証デモ事業の結果報告

前回、私、結設計/藤原が当番のブログで紹介した、解体移築を見せる事業、無事完了しました。岩手県の遠野市で建てて、それの解体作業を見せて、解体部材を盛岡市に運んで、盛岡アイスアリーナの住宅祭会場前に再度建てて見せるという事業でした。下の写真が案内にも載せた、遠野で建てた内部写真です。窓の外に足場が見えます。
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これを三日間で解体して、解体部材を盛岡市に運んで、下のように再度建てました。
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8月28、29、30日の3日間展示され、私は28、29日はさぼって、30日のみ、来た方に案内説明をいたしました。内部は下のようになっています。
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これも31日は内部の設備機器や照明器具等が外され、再度建築できるようにしての解体作業は、二度目のせいか、その翌日の一日で終わりました。
NHK岩手の“おばんです"で放映されたせいか、600組の方が中を見ていかれました。
小ささが気に入られ、質問が相次ぎました。
解体移築が容易という需要が今現在あるわけではありませんが、最初は夫婦だけの家を建て、子供が大きくなったら車庫の上に子供部屋が乗った家を建て、子供が独立したらそれを店舗あるいは子供世帯の家の建築部材に再使用する、もしくは仕事のある週日は市内のマンションで、週末は自然豊かな地方で、趣味のための小さな家として使う、などと、この工法の特徴が新しい需要や文化を生み出してくれると面白いなあと思っています。
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by npo-iezukurinokai | 2015-09-12 17:29 | 藤原 昭夫 | Comments(0)

時間の経過は植栽が

6月になりました、ね。
本日は田中ナオミが書いております。
チョイと改修の相談があって訪れた住宅。
2004年に竣工したので10年経つのか。
ということを、植栽で改めて認識したのだ。
生垣はいいなあ、やっぱり。
中に居ても緑わたる風が心地よくて。
さて、今日もイイ一日を! 
わたしのBlogもどうぞ。
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by npo-iezukurinokai | 2015-06-01 06:00 | 田中 ナオミ | Comments(0)

省エネ住宅団の遠足

田中ナオミです。
温かくなったかと思うと雪が降ったり
おかしな気候にセルフコントロールが大変ですが
ものすっごく寒い日に家づくりの会の仲間で
葉山のゼロエネルギー住宅の見学をしてきました。
省エネ住宅団というグループでの研究会であります。

外気は5度だかで…ダウンジャケットでちょうどイイ。
部屋の中はPM11時で21度、朝もエアコンなしで18度。
24時間熱交換型の換気扇で空気をコントロールしてます。
気密度が高くて空気の質は綺麗なはずですが
なんだかチョイと息苦しい気がする田舎モノであります。

どんどんエネルギーに対する考え方や法規が変化する中で
設計者はどこに立ってどこを基準にするのか
悩んで模索して探して折り合いをつけて盛り込むneedsなのだ。
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by npo-iezukurinokai | 2015-04-15 06:00 | 田中 ナオミ | Comments(0)

家づくり、皆に共通する仕組みも気にしてみない?

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「建築家」のように末尾に「家」という文字が付く職業は、自分の味を売る職業のため、他との違いを気にし、自分の固性を強調しようとします。設計者は特に、依頼者の固別の条件の中から固有の特徴を引き出し、他にない良さというか特性を生み出してあげようとするから尚更です。
でも今日は、固有性より誰の家にもある共通事項の重要性について話したいと思います。
写真の家は、FSB工法と言って、私の事務所で開発した木造軸組み工法の一種で、那須町に建てた住宅です。これは壁に板を貼っているのではなく、壁そのものが、柱と同寸の角材を実(さね)材を挟みつつ、立て並べて壁にし、そのまま仕上げにした住宅です。今、釜石を中心に、被災地で5棟ほど同じ工法でたてました。
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この被災地タイプの住宅は、設計者は自分の固有性は殆ど出せず、丁寧に考えてあげるだけで、施工性優先です。現在も数棟計画中ですが、工事屋さんが忙しく、待っていただいています。被災地の場合は仮設住宅で暮らしている方のための家が殆どなので、坪単価40~50万円で建てています。

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写真の那須町の家の単価は77万円でした。下の写真はその建て並べた壁に和紙を直に貼った部屋の写真です。廃棄処理に苦労する石膏ボードを使用しません。木を露わにすることに抵抗ある方には、このような白い壁にすることもできます。和紙ですので、通常の住宅の3~4倍ある木材の蓄熱性能と調湿機能は損なわれません。
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この家を紹介しようとしたのは、この工法は木材を通常の工法より3~4倍多く使用します。そのため、林業を活性化することになります。林業が活性化し、森林整備が盛んになれば、二酸化炭素の吸収固定量が多くなり、地球温暖化の速度を少しながら遅延させます。
でも現在の日本では、住宅の平均寿命は30年未満です。これだといくら木造で家をつくっても、50年かかって生育した木材を30年で焼却することになり、結局二酸化炭素を増大させることになってしまいます。

写真で紹介した住宅のFSB工法は、住宅が不要になった時、解体が容易で解体した部材は再使用できるように、あらかじめ最初から考えられた工法です。だから、自分の子供の代になった時、無理やり親の住宅を使い続ける必要がなく、解体部材で子供なりに、新しい(?)間取りで住宅を作ることができます。焼却もせず廃棄物も出しません。

どうも共通のことではなく、固有性の話をしているように聞こえるかもしれませんが、工法とは、実は誰にも共通するものの話であるからです。つまり紹介したFSB工法でなくても、大量の木材を使用して、使用した部材が容易に再使用できる、又は60年以上焼却されないことを保証できるものであれば、家を作るということが地球環境の改善に少しながら貢献することになるのです。個人の果たせる量はほんのわずかですが、それでも少なくともFSB工法で建てると、一軒の住宅で1ヘクタールの森林整備が進められます。FSB工法で建てる場合は、必ずトレーサビりティーを明確にする報告を義務付けています。ですから重油を消費し続け、船で運ばれてきた外材の使用はさせません。材木の出荷地を登録させ、だれにも明らかになるように開示します。形やデザインのような固有のことは自由にできます。皆に共通する工法のことを考えて、多くの方が環境を改善していく工法で建てるようになれば、社会を少しづつ変える力になるのです。少なくても自分だけでもいいからそのような力になりたいと思われる方が多くなっていくことを期待しています。藤原昭夫/結設計
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by npo-iezukurinokai | 2015-03-06 20:25 | 藤原 昭夫 | Comments(0)

キャスターの上下する可動クロゼット--HT-house--

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姉妹の寝るスペースのほうも、最初から個室化するのではなく、小学校の間は共同のスペースで広く使ってもらい、姉妹の成長に合わせて、上の子から個室を順々に個室を与えていくという考え方をしました。(図版)
その時に間仕切りにつかってもらうのは、写真の可動クロゼットです。
可動クロゼットは、市販では殆んどありません。
オーダーメードで製作するのですが、その多くが足元にキャスターを付けているだけです。そうすると地震のときに横滑りして普通の家具よりも危険な状態となってしまいます。キャスターにストッパー付きのものを選んでも外れてしまう危険性があります。収納家具は本来固定して使うもの、移動させる機構を持ち込むことには慎重な検討が必要です。
私たちが探し出してきたものは、上下する機構をもつキャスターです。これを組み込むと、通常は家具の台座に仕舞い込んであって、移動するときにキャスターが下りてきて、家具を浮かせることができます。そしてキャスターによって移動させる仕組みとなります。
動かさないときは家具の台座が着地しているので、通常の家具と全く変わりありません。

家具の大きさは布団の大きさで決めましたので、巾も奥行きも押し入れ並みの大きなものです。
個室化するときは、これを移動し、それ以外のすきまになる部分は、おそらく買い足すであろうその他の家具で間仕切りの代わりにしてもらうことになります。
個室化するのは数年先のことですから、そのときにならないと収納量など予想がつきません。私たちは、必要以上につくりこむようなことはせず、しかし、そのときのきっかけになるようにと移動家具をつくらせてもらったわけです。

写真(上)は子ども部屋
写真(中)はキャスターを上下するワイヤーを操作するところ
画像(下)は子ども部屋の将来計画
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白崎泰弘/シーズ・アーキスタディオ   (NPO法人家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2013-08-04 18:00 | 白崎 泰弘