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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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タグ:木造3階建て ( 3 ) タグの人気記事

サインの取付け--狛江の写真館--

商業施設でサインの重要性はいうまでもありません。
建て主に、サインの位置や大きさ・色をプレゼンテーションし、了解をもらって施工の段取りを行います。
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サインの施工業者さんに図面を渡す前に、自分たちで原寸大の図面を現場に貼り、大きさや字間などをチェック、微調整していきます。
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最終的な版下をサイン業者さんに渡し、工場でつくってきてもらいます。そして、取り付けに立会います。
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by npo-iezukurinokai | 2014-04-20 10:00 | シーズ・アーキスタディオ | Comments(0)

仕口金物の検査--狛江の写真館--

骨組みが屋根の上まで組まれれば、上棟扱いになります。 昔は、そこまで行けば一安心、もうちょっとで住めるようになるということから、お祝いをする風習だったのだと思います。
でも、現代の木造において上棟は、工事の初期段階です。 現代は、柱・梁を金物で緊結し、建物にかかる力を確実に大地に伝えるようにします。 従来の木造が大工の裁量によって強度の差が著しかったことと比べると、確実に構造強度が保証されています。
この金物緊結は2000年の法改正で義務化しています。比較的新しい法律なので、大工さんによっては、金物を入れるのは判っていても、使う金物を間違えていることがあります。そのため、僕たち設計者が監理することで、是正していくわけです。

この仕口金物はとても重要なものです。柱・梁の仕口全箇所について、1個ずつどれだけの応力が発生するか計算し、それに応じた金物を選定していきます。そして、その金物がインテリアに露出しないよう柱・梁のどの面につけるかなどを、プレカット図の段階で決めておかなければなりません。

上棟後、しばらくしてから、金物取り付け終了の連絡を受け、検査に行くというのが、私たちの監理パターンです。
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仕上前のマンサード屋根.

今回の場合、3階のマンサード屋根の難易度がとても高くなりました。
どういうことかというと、
必要壁量をクリアするために、急勾配の屋根を耐震壁扱いとすることを設計段階で決めました。
そうすると、そこにある柱梁には引き寄せ金物が出てきます。計5本の柱・梁が1箇所に集まり、すべて金物で緊結しなければならない。とてもややこしいことになるので、あらかじめ図面で位置や金物のサイズなどを検証しておく必要がありました。 通常はそこまで図面を描かないので、大工さんもつい見逃しがちになります。結果は2回目の検査で合格となりました。
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        1箇所に5本の柱・梁が集中.
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        マンサード屋根詳細図

私たち設計者からすると、金物の緊結が間違いなく終了した段階で、ようやく上棟気分になります。
でも、ひと安心ではなく、さぁ、ここから仕上げだ! という、ラストスパート感覚なのです。
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白崎泰弘(シーズ・アーキスタディオ
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by npo-iezukurinokai | 2014-04-16 22:00 | シーズ・アーキスタディオ | Comments(0)

プレカット図のチェック--狛江の写真館--

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    (上)意匠(デザイン)上のプレカットチェック
    (下)構造上のプレカットチェック

木造住宅の軸組みのほとんどが工場でプレカットしてきます。それを現場で組み合わせしていくことで、コストと工期の短縮を図ります。
現場での手仕事が少ないのは、一見さみしいようにも思えますが、品質第一に考えると確実なやり方です。
そうすると、事前のプレカット図のチェックが大事になってきます。

設計図からいきなり木材を切り出すことは不可能です。設計図を元に、プレカット用の図面を工場のほうで作成してきます。それが100%正しいと言うことはまずありません。 設計図の読み間違いもあるし、「いつもならこうしてる」という先入観もあります。

今回の写真スタジオは、狭小敷地の3階建て、かつ、1階に天井が高くて、スパン(=柱と柱の間隔)が飛んでいるスタジオがあります。そのため、構造上の壁を3階から1階まで下ろしてくる箇所がとても少なく、構造事務所には苦労していただきました。

構造上のチェックポイントは、管柱のところで同じ成の梁が直交してぶつかってくるとき、どちらの梁を勝たせるべきか。 梁仕口ほぞ部分の支圧面が適切な面積を確保しているか。
デザイン上のポイントは、柱・梁が内部に出てくるものにプレーナーがかっかているか、それから、ホールダウン金物が壁の中に納まるような関係になっているか。軒の母屋の出寸法を最終仕上面から逆算して幾つにするか。 などなど。
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白崎泰弘(シーズ・アーキスタディオ
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by npo-iezukurinokai | 2014-04-15 22:39 | シーズ・アーキスタディオ | Comments(0)