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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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おきづかい

当番の後藤です
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先日、生まれ育った三重県桑名市で
長細い敷地に中庭を設けて
1階に親世帯。2階に子世帯の2世帯住宅を
良い職人さんにも恵まれて
夏から始まった工事も、冬を前に完成出来ました

そんな完成間際に
買い物帰りに、荷物を持ったまま鍵を開けるの大変かも
の、僕の一言から
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大工さんが余った材料で
ベンチのような荷物置きのようなモノを
最後につくってくれました

暑い日も、寒い日も
がんばってくれる職人さんに
毎日、朝と夕方に差し入れをしてくれた、お母様

そんなお施主さんのためならと
さっとつくって、何も言わず去っていった大工さん
現場と、お施主さんが繋がる感じって響きます

こういう現場が僕は好きなんですね
こういう事があるから、職人さんがつくる家は良いですね

後藤孝/後藤建築設計
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by npo-iezukurinokai | 2016-12-12 11:17 | 後藤 孝 | Comments(0)

木製新外壁材

外壁材を全く新しくデザインして、作ってみました。
手前側がその外壁材を貼った部分で、奥のの棟が通常の下見板貼りです。
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表面の仕上げ材は間柱材を45度で使用したものです。
近くで見るとかなり独創的で、気に入っています。
写真拡大して見て下さい。正倉院の校倉をイメージしています。
他でも使用できるように、規格品化したいと考えています。
ご意見いただければ。結設計/藤原
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by npo-iezukurinokai | 2016-06-18 12:33 | 藤原 昭夫 | Comments(0)

内なる外の「アウタールーム」 --HT-house--

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私たちが提案した「アウタールーム」は判りやすく言えば玄関ポーチのことです。しかし、外部でありながら天井があり外からの遮蔽を考えた壁が設けてあります。アウタールームの手前には格子戸が入っているので、夜風を入れるためにリビングとの間のハイサッシ((背丈の高いサッシのこと。ここでは床から天井までのサッシを使用))の窓を開けっ放しにしても防犯性が保たれます。機能的に部屋として使うことが可能な屋外空間ということで「アウタールーム」と名付けました。

プライバシーを確保するために外壁で包んだアウタールームによって、視覚的にリビングと一体となって広々と感じることができ、カーテンを閉める必要が無いために、アウタールームの陽光がリビングにも回折して入ってくる。ここまでは私たちの思うところでしたが、この壁のおかげで、道路に隣接していることを忘れさせるような静けさをもたらすことができたのは、予期せぬ効果でした。

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アウタールーム、玄関と連続する形で中廊下が続きます。
暗いとおっしゃっていた中廊下には、玄関に設けられた床から天井までの細長いスリガラス、反対の端部にはリビングとの間に設けられたやはり床から天井までのスリガラスによって光が射し込んでくるようになりました。
廊下のスリガラスは人影が写るので、お子さんたちの鬼ごっこ(大人にはそう見える)に役立っているようです。スリガラスと言っているのは、実は透明ガラスにフィルムを貼ったもの。
万が一、お子さんがガラスに体当たりしても、ひびが入るだけで破片が飛び散ることはありません。(ただ、タンコブは。。。) 
(つづく)

写真(上)はリビングからアウタールームを見たところ
写真(中)はアウタールームの夜景
写真(下)は中廊下から玄関を見たところ
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白崎泰弘/シーズ・アーキスタディオ   (NPO法人家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2013-08-01 22:49 | 白崎 泰弘 | Comments(0)

明るくするための遮蔽--HT-house--

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それまでの「家が暗い感じ」を私たちなりに分析しました。既存平面図を見ると、典型的な中廊下型のプランで、廊下をはさんで南北に居室があります。もともと人通りの多い環境ですから、居室の方はどうしてもカーテンを閉めっぱなしにしてしまいます。(前回写真参照)そして、中廊下にも自然光が入ってこない。結果として、居室も廊下も暗いことになってしまうのだろうと考えました。

この案件はリフォームですから、構造の関係上そう簡単に中廊下を変えることはできません。そうすると、この中廊下にプライバシーを守りつつ光を取り込む方法はないものか、そして、何らかの遮蔽アイテムを道路と居室の間に組み込んでカーテンを開けっ放しにできないかと考えだしました。

外部に目を向けると、前面道路は人通りも多く、それまでの家は玄関扉を開けると通行人と目が合ってしまうような関係でした。
道路から玄関へダイレクトにアクセスするのではなく、適度な遮蔽をして、曲がり込んで入った方がプライバシーを守れるのではないだろうか。
外からの遮蔽ができれば、逆に隣接するリビングと一体化して、子供たちの遊びまわるスペースを広げるという考え方もある。。。

どうやら「遮蔽」がキーワードになりそうだ。

そして、生まれてきたのが「アウタールーム」と名付けた、リビングに隣接した玄関前の空間です。(つづく)

写真(上)は格子戸越しにアウタールームを見たところ
写真(下)は増改築後の1階平面図
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白崎泰弘/シーズ・アーキスタディオ   (NPO法人家づくりの会所属)
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by npo-iezukurinokai | 2013-07-31 22:27 | 白崎 泰弘