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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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タグ:窓のデザイン ( 8 ) タグの人気記事

「中野の家」オープンハウス

こんにちは。本日担当の山本成一郎です。
今週末、「中野の家」オープンハウスを行います。
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写真は、杉の薄板を張った障子。
皆様のお越しをお待ちしております。

山本成一郎/山本成一郎設計室
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by npo-iezukurinokai | 2017-07-31 10:00 | 山本 成一郎 | Comments(0)

船窓のあるロフトは楽しい。

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なにが見えるかな!たま〜に船に付ける重厚な船窓を付けることがある。この窓は住宅用じゃないから取付にはコツが必要。アルミサッシのように外側ではなく室内側から付けるからやっかいなのだ。外側に板金で丸く水切りを回して雨が垂れるようにオチンチンのような突起を付けるのがミソ。子どもが覗きやすい高さに付けてあげる。この大きさなら落っこちる心配はご無用ですね。

森 博/森ヒロシ建築設計所

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by npo-iezukurinokai | 2017-05-16 08:17 | 森 博 | Comments(0)

日のあたたかさ

ブログ当番は小野です。
だんだんと冬が近づいて、朝晩は寒くなりましたね。
先日、4月にお引き渡ししたお宅の建て主さんに電話しました。

季節が変わって、何か変化がありましたか?と尋ねたところ、日が落ちてから帰宅しても、家の中が温かくて驚きます、という答えが返ってきました。

床暖房もありませんが、2階の南面に開けた大きな窓から昼間に日が入り、家を温めているようです。

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窓の前には軒が深いテラスがありますが、それでも冬場の陽は入ってくれています。

設計中にパソコンを使って、どれくらい日が入るか、簡単な3Dで日の動きをチェックをします。そうやって確認はしていましたが、実際お話を伺って改めてよかったと、嬉しい話でほっこりです。

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階段も南に配置、大きな窓を取っています。この窓もかなり効いていると思います。


小野育代/小野育代建築設計事務所
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by npo-iezukurinokai | 2015-11-13 19:05 | 小野 育代 | Comments(0)

ちょっと京都まで。

こんにちは、
きょうのブログ担当の福田です。
3連休はみなさん、どのようにお過ごしでしょうか?
先日私は、前から見てみたかった京都山崎にある聴竹居という住宅を見に行ってきました。
設計は藤井厚二さん
今から約80年前に建築された建物です。
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聴竹居

この住宅では、様々な実験が施されています。
オール電化。
(これは見学に行って初めて知りました。)
外気を取り入れた空調計画。
環境共生。
今でこそ当たり前のような言葉ですが、この住宅ではいち早く、
上記のような、いろいろな試みがなされています。

当時は夏を旨とする設計思想なのか、
冬場はちょっときつそうでしたが、とてもいい刺激になりました。

京都散策される際は寺社だけではなく、
ちょっと山崎まで足を延ばしてみてはいかがでしょうか。

福田建築設計事務所/福田
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by npo-iezukurinokai | 2015-10-11 11:53 | 福田 隆一 | Comments(0)

京都で出会った温室

ブログ当番の丹羽です。
3月に家づくりの会が主催・運営している『家づくり学校』の修学旅行へ行ってきました。

修学旅行は学校に通う生徒たちが自ら企画し、1年がかりで準備を行っています。今回の京都旅行も普通の旅行では経験できないスペシャルな旅になりました。

下の写真は旅行が始まる前日のこと、待ちきれず前日から京都入りして市内を散策したときに偶然見つけた建物です。

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敷地の隅に建つこちらの小屋、温室との説明でしたので
中には鉢植えが置かれているか、又は物置でしょうか?
軒先の高さは私の肩くらいまでしかなく、とても小さな建物です。


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中に入ってみてびっくりです!
窓辺に座ってお茶をいただきました。
室内は暖かく、本当に快適で居心地の良い、絶妙のスケール感です。

説明によると、ここの主は遺伝学者であった駒井卓博士(京都帝国大学理学部教授)。
外国で見た温室がとても気に入り自宅の庭につくったそうです。



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住宅部分は米国人建築家・ヴォーリズによる設計。
1927年(昭和2年)の建築です。


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ゆったりした階段はとても上がり降りしやすく、又この階段下はトイレになっているのですが、そのトイレの天井のカーブがとてもきれいでした。そのようなあまり見えない部分をうまくデザインしたヴォーリズの設計に感銘を受けました。

実用的で優しい設計をすること、住宅をつくる上ではとても大切な事ですね。



→駒井家住宅(京都市指定有形文化財)
 所在地:京都市左京区北白川伊織町64





家づくり学校では第7期生を募集中です!
ぜひご参加ください!!(※締め切りは今週金曜日です)









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by npo-iezukurinokai | 2015-04-20 10:55 | 丹羽 修 | Comments(0)

金曜は寝室から

TGIF!(thanks god it's friday)
今週は田中ナオミが更新しています。
最後は寝室から。
ここでは遮光が求められていて
外側に向かってはふすま戸を
内側吹き抜けに向かっては4枚の木製戸を設置しています。
この4枚の扉はどれを開けるか閉めるかで
何とも面白い効果があるのです。
実はコレ、ルイスバラガンと言う
メキシコの建築家の自邸の寝室にあるデザイン。わはは。
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わたしのBlogも更新中
では良い週末を
田中ナオミアトリエ 田中ナオミ
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by npo-iezukurinokai | 2013-09-06 06:00 | 田中 ナオミ | Comments(0)

窓でも壁でもないもの

昨日のブログを書いていて、1998年にとあるアイデアコンペで
考案した住宅を思い出し、懐かしさもあって倉庫に潜りました。
恥ずかしながら公開します。

15年も前に遡るものですが、当時の技術で実現できそうなことを
当時の頭で考えました。

ここでは窓のみならず、壁の概念も一旦壊して、季節や日夜、時間
によって変化する外界の気候に合わせて、壁のようなものになったり、
窓のようなものになったり、光を調整したり、シャッターにもなったりす
る装置のようなものを材料の組み合わせによって再構成しています。

壁にも窓にもなるような、壁でも窓でもないものです。
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夜間や冬季の日光が望めない天気の日は、外気側のルーバーを閉じて、
室内側の高断熱パネルシャッターを閉じることで壁として機能させます。

真夏の日中は直射日光を遮りながらも視線は抜けるように外部のルーバ
ーを調整することも可能ですし、気候の良い季節や冬季の晴れた日中に
は全て全開も可能です。

夏の夜にも重宝する通風シャッターとして、防犯性能を満たしつつ風をとり
込むことも可能です。

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ルーバー使用時(角度を調節し日光を遮蔽や透過させながらも風をとり込める)

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ルーバー全開時(冬季の日中に充分な採光が望める)

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ルーバー全閉時(室内側の断熱パネルを閉じると壁に,角度調整で通風シャッターとしても使用)
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このコンペの翌々年辺りに、外付けのルーバーシャッターが製品化
されたのは、単に偶然だったのかもしれませんが、当時悔しい気持
ちになったことを思い出しました。


現代ではこれに似たものというかもっと進化したものが次々と開発・研究
されていますが、近い将来、壁自体がスイッチや、その時の環境に合わせ
て自動的に透きとおって窓のように変化したり、視界を一瞬で遮ったり、
その壁自体がTVのようなメディアディスプレイや照明そのものにもなったり、
冷暖の熱をもって空調としても機能していたりと、言葉として定着していた
概念同士の境界線が曖昧となり、ますます解体されていく時代に入るので
はないでしょうか?

その頃には建築家という概念はどうなっていることだろう…


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こちらは咲き始めた我が家の朝顔ですが、写真のみお裾分けです!

それでは今週はこれまでとして高野さんへバトンをお渡しします。


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2013-08-16 10:12 | 杉浦 充 | Comments(0)

窓の役割

窓は、開口部という表現にあるように、壁に穴を開けることで、光や景色
をとりこみ、風を迎え入れるものであることを誰もが認識しています。

それでは、外部と内部の境界線にあたる、建物の外皮となる部分(外壁)
は、「壁」か「窓」の選択によって考えることになります。

しかし、単にその2通りの選択で済ましてしまうことで良いのでしょうか?


ここで窓の役目を挙げてみます。

・通風 ・換気 ・採光 ・景観をとり込む ・外界を内部に伝える


ついでに壁の役割も考えてみましょう。

・遮蔽 ・遮音 ・断熱 ・遮光


それでは共通の役割はないかどうかも。

・雨風を凌ぐ(窓は閉めた時)


こう考えてみると、

・風も光も通したい-(窓)

・風も光も遮りたい-(壁)

・光は通したいけど視界は遮りたい-(曇りガラスとか…)

・風は通したくないけど光はとり込みたい-(FIX窓とか…)

・風を通したいけど光は抑えたい-(???)


このように、「窓」ありきで考えていくと、途中で行き詰ってしまいます。

ガラスが普及する以前は、光をとり込むために国内では紙が用い
られていました。外部に対しては深い庇を前提として定期的に更新
するという割り切ったかたちで利用されました。

ちなみに西洋圏では、ガラスが開発される以前は、動物の腸など
の内蔵膜を用いて風雨を遮り、光をとり込んでいたようです。
それでは国内ではどのように風をとり込んでいたのでしょうか?

古民家を見学すると、桟の開け閉めができる、縦格子のような連
子(れんじ)を引くことで重ねて開口したり、ずらして遮蔽したり
できる無双窓(むそうまど)や、竹やヨシの茎を編んで作った簾戸
(すど)などを見ることができます。

「窓」という現代の固定化された観念から考えると、壁でも窓でも
ないもの(壁にも窓にもなるもの)とでも言えるかもしれませんね。

ここでは、ガラスの出現は世の中を大きく変えたことを改めて認
識するとともに、文明によって開口部に対する想像力が乏しくな
ってしまったという事実を知ることができます。

設計では、ガラスの開口部という固定観念にとらわれずに、一旦
解体してスペースごとに求められる機能を改めて考えることが重
要であり、より空間を豊かにすることができると考えます。

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写真は事務所の打ち合わせスペースからドライエリアを眺めた様
子です。ピクチャーウィンドとしての窓と、通風・換気のための窓に
あえて分解することで、外界を切りとる効果がより高められている
ことがイメージできるでしょうか?


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2013-08-15 10:26 | 杉浦 充 | Comments(0)