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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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タグ:設計風景 ( 18 ) タグの人気記事

きぐるみ

こんにちは。本日担当の山本成一郎です。
家づくりニュース新年号に書いた通り、このたび弊社を改装致しました。
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実験的に、床・壁・天井を全て構造用合板で張り回してみました。
故に名前は「きぐるみ」であります。

(写真:畑拓)

山本成一郎/山本成一郎設計室
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by npo-iezukurinokai | 2017-04-24 09:00 | 山本 成一郎 | Comments(0)

気になる線

こちらは家族サービスの際に行った「しながわ水族館」の屋外にある、飲食可能スペースに架けられた上家の写真です。不覚にも昼食後の睡魔でウトウトしてしまい、失礼ながらもベンチに横たわった際に思わず撮影しました。
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何が目に留まったのかというと、鉄骨造のフレームでもなければ緩やかな曲面をもたせた鋼製パイプの母屋材でもなく、そのR形状に沿って曲げられた半透明の折半屋根でもなく……よくよく目を凝らすと、細〜いワイヤーのようなものが見えませんでしょうか?

巻いて張っているようなものなのであり構造補強としての効力は見込めませんし、建物として全く関係ないものです。この場所の周囲が高層マンションやビルが建ち並ぶエリアなので、もしかすると電波障害対策のアンテナでしょうか?

そういえば食事中には食べ物を催促するハト等が足元に集っていました。なるほどそうです、これは梁材に留まってしまう鳥類からの糞害対策だったのですね〜等と感心している間に、折角の寝るタイミングを逃してしまったのでありました…。

設計する際には、クライアントからのご要望、法規や予算的な条件、構造、そして雨仕舞いや温熱環境や音環境、そして意匠と、多くの与えられた要素をふまえて設計しますが、なるほど鳥の糞害まではなかなか予想できるものではありません。

予め、鳥が止まる事のできないように鋼材に鋭角なカバーを施すとか、鋼材の形状自体を設計したり、天井を設けて構造材に立ち入る事のないようにするなどの方法が考えられなくもありませんが、これは意匠的にもスマートに後施工できる方法であるととても感心しました。鳥さんにとってはちょっとイジワルで可哀想ではありますが…


(杉浦 充/充総合計画)






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by npo-iezukurinokai | 2016-09-05 16:29 | 杉浦 充 | Comments(0)

整骨院

月曜日のお昼過ぎごろから左腕に痛みが出て、夕方には肩より上にあげられなくなってしまいました。

仕事場では正面のパソコン2画面でCADや検索をしながら前左右三方の大机に図面やスケッチ、資料、カタログを広げ、あっちこっち見ながら設計します。たぶん左の机にある分厚いカタログか図面ファイルをつかんだ時にねじってしまったようです。
ひどい肩こりはありましたが腕が上がらなくなったのは初めて、翌日からいつもお世話になっている整骨院で電気治療とテーピングをしてもらいました。
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良くなってきたよと仰る、気さくで頼りになる先生にブログの写真を撮らせていただきました。電気のシビレがイタ気持ちいい~~~

赤沼修/赤沼修設計事務所
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by npo-iezukurinokai | 2016-06-09 23:35 | 赤沼 修 | Comments(0)

規格と手仕事のハザマ考

我が家ではまだ小さい子供との入浴時には床にマットを敷いています。
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そのマットが眼に入る度にパンチングされた穴とマットの縁の余白の距離について、視覚的なバランスについて違和感を感じます。
(職業病かもですね…笑)

外周部分の余白が少ないことが一つの違和感の原因ですが、しかもその寸法が短辺と長辺で異なっていることが更に違和感を増長させています。

設計する際には穿孔のピッチや余白が自然に見えるように検討するわけですが、一般的に一定の長さにある規則性のある要素同士の距離の1/2の長さよりも、両端の余白代が大きくなるようにレイアウトする事で視覚的な違和感を少なくすることができると言われます。

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これは前の写真のバスマットを図面化したものです。

よく見るとこの製品は工業的な観点のみで機械的につくられたことが見えてきます。

プログラムとして、
1.大きさは 100㎝×60㎝
2.穿孔のピッチは芯から芯で6㎝

単純なこの2つのコマンドによってできているにすぎません。
ここには、「より自然に見えるように」「より美しく」というような意匠的な概念は殆どみられないことが分かります。

開口間の芯から芯の寸法は6㎝のため、計算すると長辺方向の余白は2㎝となり1/2以下です。短辺の余白の長さは3㎝となり1/2以下(ジャスト)です。

6㎝の半分以下ということが違和感の原因ですが余白寸法が小さいほど、その誤差の割合を大きく捉えてしまうのでより不自然に見えてしまいます。

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こちらは余白が開口間の寸法の6㎝よりも大きくなるように穿孔位置をX方向、Y方向共に3㎝ずらし、更に余白も同じ長さに揃うように短辺を2㎝だけ小さくしてみました。いかがでしょうか?

しかし間の見え方は常に縦横比に影響を受けますので、長方形の場合は長辺の方の間がなんとなく小さいように見えませんか?

そこで、今回は長辺の余白が少し大きくなっても視覚的なバランスが保てそうなので基の大きさに戻して描いてみました。
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生産合理性と意匠のバランスを計る作業ですが、このようなところにも設計者やデザイナーの意義があると思います。しかし結果物をよくよく観察しない限りは、そのような過程は目に見えてきませんので一般的にはなかなか理解できないことと思います。

設計(デザイン)はこのような行為の繰り返しのなかで、より良いものに収束させていく作業ですが、出来上がってしまえばその過程での一つが存在するのみであり、ここに至るまでの時間のかけ方の差異は見えません。

設計に時間をかけなければ多少辻褄が破綻していても機械的に進めるよりありません。なんかこの空間はしっくりしないなぁという結果はこのようなところから生じていることをご理解いただけたら嬉しいです。


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-12-13 12:27 | 杉浦 充 | Comments(0)

耐震リフォームの相談

11月29日のブログを担当する白崎泰弘です。
弊社のホームページで掲載した耐震リフォームに関する記事を紹介します。
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先日、学生時代の友達が尋ねてきて、リフォームの相談を受けました。
「実家の耐震診断をしたところ、数値が悪いと言われたけど、実際どう?」
「耐震補強の具体的提案ももらったけど、こんな大掛かりなことはやらないって親父が言っててさ、この補強どう思う?」
大きくはこの2点です。
私はセカンドオピニオンの役割です。
耐震診断は目視検査となり壁を剥がさないので筋交い(柱と柱の間にいれる斜めの部材で、構造上とても重要)がカウントされず、実際より数字が悪くなりがちです。それを差引いても、数値の悪いことは事実で、それでもお父上が「耐震補強はやらない」と言っているのは人命の観点から私としては捨ておけないものがありました。
耐震補強案は壁を記号化しており、ぱっと見では判断できず、ただ、家の中央部分に耐震壁を設けていく案であることだけ判りました。
「キッチンとリビングが分かれると、今までの暮らしができないんだよね。それを親父が嫌がってて。こういうリフォームって、外周で補強するのが多いみたいなんだけどさ」と友達。
事前に「大掛かりリフォームはやりたくない」と聞いていた私は「大掛かり」が問題なのだろうとの先入観から、
「あ、いやいや、外周のどこかで補強すると、その反対側の外周部も補強しないと家の剛性バランスが崩れるんだよ。あまりお金をかけない方法として、家の中心で補強することを提案したんじゃないかな。」
友達は理解しつつも、これでは親父は納得しないよな、という顔をしてました。
翌日、借りた耐震診断報告書および提案書をじっくり拝見。
提案書中の記号も報告書の中に出てくる凡例から読み取ったところ、キッチンのところをぐるりと耐震壁で囲ってしまっていて、入口が全然ない状態であることが判明。記号を読み解けば開口率のことが出てくると思っていたのですが、まさかの展開です。
この案の通りでは、キッチンが使い物になりません。提案とは言えない代物で、これを出した事務所もとりあえずのサービスだったのかもしれません。
元々、デザインの事があるからおまえに頼むよと言われてましたので、Seedsなりに補強案を考えようと思います。今までと変わらない生活スタイルができて、耐震補強の数値を同等のところまで持っていければ、、よし、やってみましょう!
白崎泰弘/シーズ・アーキスタディオ Seeds Archi-studio

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by npo-iezukurinokai | 2015-11-29 22:07 | 白崎泰弘 | Comments(0)

「ホタルナ」初体験

先日の日曜日は家族からのリクエストに応え、アニメ界の巨匠である松本零士氏がデザイン監修をした「ホタルナ」(水上バス)に乗るために、日の出桟橋に向かいました。
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10年程前に同氏が手がけられた「ヒミコ」を隅田川でたまに見かけては、流線形のガラス屋根とシームレスなフレームによる造形にソソられながら、夏場は暑くないのかなぁ~などと、いろいろ思いを巡らせつつ機会があれば乗ってみたいと思っていました。

「ホタルナ」は就航してから未だ3年目という新しい船なんですね。てっきり「ヒミコ」だと思っておりましたが、「ヒミコ」の就航から8年経過した時期に定員を増員して更に屋外に出ることが可能なデッキを設けた「ホタルナ」が誕生したそうです。
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デッキを設けるには意匠とのバランスが難しかったに違いありませんが、違和感無く上手に実現されています。

ちなみにこちらはお台場海浜公園に停舶中の「ヒミコ」をパチリ。
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こちらが元祖のデザインですね。

前のホタルナの写真を見返すと、定員を倍以上に増やし更にはデッキを設ける事で単調なデザインになってしまわぬように、曲面ガラスから更に出っ張らせた楕円体のアクセントを設けてイメージのバランスを計っているようです。

これはあくまでも意匠上のもので機能的には全く意味のない飾りですが、その気にさせられてしまいます。
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内部もこのとおり、流れるフォルムとともに気持ちの良い開放的な空間です。

建築界では造船の技術を用いればどんなカタチでも実現可能であると言われます。しかもここは水が降るどころか水の上ですが、当たり前のように居住空間には一滴足りとも浸水はありません。(笑)

なぜ建築界では雨漏りを筆頭としたトラブルが絶えないのかと疑問視されるかもしれませんが、これには相応の手間(溶接コスト)があってこそ。

建築界では本当に特殊な案件を除いては、施工性や経済性に意匠性の各々のバランスを計りながら最良解を導きだすことが求められるものです。
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そんなことを直線的な造形を基本に、アクセントとして球体が一部だけに用いられている、フジテレビのビルをデッキ上から眺めて思った次第です。

話が飛躍してしまいますが、良くも悪くも現在話題の渦中にある新国立競技場の流線的な造形が、いかに特殊であるかも少しお解りいただけるかもしれません。

しかし、それらの制約は、ある意味長年設計をしているなかで体に染み込んでしまって、造形を与える上で想像の幅を狭めてしまっているのではないだろうか?たまにはそこから離れ、純粋にそこにあるべき姿を思考してみることを忘れてはないだろうか等々考えてしまいました。

アンビルドの女王とも言われる競技場の設計者、ザハ・ハディッドですが、そういう意味でも只者ではないことは確かです。たまに思考をシフトしたり行ったり来たり巡らしたりと、頭を柔軟にしておきたいものです。
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お台場海浜公園にて下船するとそこは東京湾とは思えないプチリゾートでした。
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こちらは帰路の幻想的な風景。

後で知ったのですがホタルナのインテリアデザインは、かの建築家、永山裕子氏がてがけられたとか。
夜の照明に照らされた内部空間もとても素敵なようです。

今回は時間の都合上、最短航路の往復でしたが、時間が許せば隅田川を北上したくなりました。


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-07-02 22:52 | 杉浦 充 | Comments(0)

環境性能実践セミナー受講してきました

本日のブログ当番は白崎泰弘 が担当します。先週、諸角さんが定期講習の話をされていますが、私も似たような話題を。
先週末、建築士会主催の環境性能実践セミナーを受講してきました。
長期優良住宅などで適用されていた断熱基準に加えて暖冷房や照明などの設備性能まで基準を設け、2020年には住宅など小規模建築においてもその基準の適合が義務化されることになっています。
私たち設計者は、仕様規定という比較的簡易な設計手法ではなく、性能規定という詳細な方法が求められるようになります。
私も勉強していかなければならないので、そのためのセミナー受講です。
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今まで自分がやってきたこととセミナーの話は概ね重なっていましたが、もやもやしていた部分の霧が晴れるようなところも何ヶ所かありました。
例えば、断熱計算をするうえで外壁側に通気層を設けた場合の外気温の設定の仕方等。卑近な例では、冬場エアコンの温度を上げても断熱性能の低い家では快適と思えない事象はどうしてか等。
壁内結露のメカニズムも明確に判りました。
目から鱗だったのは、セミナーの中でもらった資料で、様々な建材の蓄熱有効厚さのデータです。
蓄熱に有効な素材というのは、コンクリートや石が代表的なものとして知られていますが、石でも種類によって蓄熱性能が違っていました。

 蓄熱有効厚さ
 コンクリート・・・20㎝
 大理石・・・30㎝
 砂岩・・・20㎝

砂岩は吸水率が高く床材には不適なのですが、大理石より蓄熱性能が高いのです。
ただし、蓄熱性能は両刃の剣で、「温まりにくく冷めにくい」わけですから、空調の間欠運転をする部屋では空調を入れてもなかなか暖まらなかったりします。
もらった資料をきっかけに色々研究したいと思います。

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by npo-iezukurinokai | 2015-03-24 21:57 | 白崎泰弘 | Comments(0)

つれづれ

会が主催する「家づくり大賞」
http://npo-iezukurinokai.jp/prize2014/
ですが、いよいよ明日公開審査会が行われます。

その後の受賞式及び展示会は来月3月14日(土),15(日)に、「マークイズ みなとみらい」4Fの東京ガス:横浜ショールームにて開催いたしますので是非足をお運びください。
http://home.tokyo-gas.co.jp/showroom/tys/access/
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こちらは、その会場の下見時に通りがかった施設内のフードコートです。

当方も乳児と幼児を抱えており、休日はショッピングモールまでのアッシー(死語?)と化すのですが、幾つかハシゴしたなかでも、ここは今までのフードコートのイメージを一新しています。

全体的に、子育て世帯を意識した低めのテーブルとイスが配されています。そのなかには児童目線でつくられた更に低いテーブルセットが並ぶとてもカワイらしいエリアがあったりと、子供達が楽しめる空間づくりがなされています。授乳設備も充実し子育てママも満足でしょうね。

マークイズ全体には腰掛けられるエリアが点在しますが、そのソファーや椅子、床等の仕上げは統一しないで、全て異なるイメージで設計されているところが印象的でした。施設全体のアクセントともなり、来場者を飽きさせません。当方も次のコーナーはどんな家具が置かれているのかと想像して楽しみました。

このような大型施設には欠かせないのが防煙垂れ壁ですね。よくデパート等でみかける線の入ったガラスの下がり壁のことですが、火災時に煙が充満する時間を遅延するために一定の面積内ごと内に区画することが法律で義務づけられています。

折角インテリアをデザインしても無情に付けられているアレですが、一枚目の写真でその存在を感じた方はいらっしゃるでしょうか?

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ここでは間接照明を兼ねて、さりげなくガラスの存在を意識させない意匠を整えていました。このような設計の労は出来上がると意識されないものですね。


話は変わってこちらは近所の話。
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毎朝、娘を幼稚園まで送るのが日課ですが、通園路でいきなり道路工事が始まりました。こちらは2週間ほどで工事が完了した風景です。

舗装のみならず、まだまだ現役でいけそうな駐停車防止のためのポールや、歩道フェンスまで交換していました。
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どちらが工事後のポールか分かりますでしょうか?

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こちらの右側は交換前のフェンスですが、錆は殆ど見られず交換までしなくともメンテ(ケレン+ペンキ)で充分なのになぁと。


そして先日は、国の推進する「既存住宅現況検査技術者講習」とやらを受けに代々木公園に隣接する国立オリンピック記念青少年総合センターへ伺いました。

同じく国家資格の建築士は近年更新制に改正されましたが、その延長で行うことで足りそうなものなのですがね…
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いざ開場の敷地内に入ると様相の異なる世界がそこに…都心のど真ん中の広大な敷地のなかに、宿泊施設までも伴う複合センターがあったとは。独立行政法人 国立青少年教育振興機構の施設とのこと。

維持管理は一筋縄ではいかないような建物群に設備をもつ施設ですが、国の管轄ともあって充分に管理が行き届き、年月ほどの老朽化は感じられませんでした。

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会場に着く前に、代々木公園内の売店にて手早く昼食を済ませていると、食べ物をおねだりに雀が寄ってきました。

しかしこの売店(東屋)、鉄筋コンクリートで造るほどの費用を投じてる割には、ユルいざっくり感。(こちらは都の管轄)


と、いろいろと意識差を思う週間でした…


(杉浦 充/充総合計画)
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by npo-iezukurinokai | 2015-02-10 19:45 | 杉浦 充 | Comments(0)

契約電力の検討

本日は白崎泰弘 が当番です。
今回は、現場段階で私が契約電力について検討した話を紹介します。
住宅の契約電力は60アンペアを超すと、KVA契約になります。40坪前後だと60アンペアまでで、今までの電気工事業者の経験値でアンペア数を決めることがほとんど。
60アンペアを超えると、次の単位は8KVA、10KVA、・・・となっていき、電気料金も変わっていきます。
以下は、私の設計室で書いているブログ「デザインと機能性のある家」で書いた記事の再掲です。

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この家の場合、蓄熱暖房機や太陽光発電を採用することから、電気屋さんに相談したところ、「お客さんの使い方ですから、なんとも。。10KVAか、12KVAじゃないですか? いや、もっと使うかもしれない」
私の予想としては、家族構成や延床面積から、8KVA、10KVAあたりと思っていたので、電気屋さんの見解との差に不安を感じました。また、根拠のないところで議論してもしようがないので、今回、初の試みで、ライフスタイルに合わせてどのくらい電気を使うだろうかというところで、写真のような検討書を作成しました。
考え方のポイントは、「フル」「来客時」「通常」に分けて考えたところです。
フルはまずあり得ないのですが、電気屋さんと交わす会話で多いのが「全体の8割かね?7割かね?」といったものです。これも、本当は根拠がないことになる。
おそらく、どんな家庭でも、無駄な電気をつけっぱなしはないと思います。でも、来客時は、電気の使いかたが多くなるはずです。例えば、玄関や廊下、便所の電気はつけっぱなしにしておく等。エアコンもいつもより贅沢気味に使うかもしれません。
お客さんが来たときに、ブレーカーが落ちたのでは、招いた主としては顔が立ちません。
また、エアコンは電源を入れてコンプレッサーがフル稼働しているときに電力の消費が大きくなりますが、室内の気温が設定温度に近くなり送風運転に切り替わっていくと、消費電力がとても小さくなります。
例えば、一例ですが、最大消費量600Wのエアコンが17分後に20Wになったという実験もあります。
部屋の大きさによるので、どんな場合でもそこまで電力量が落ちるわけではありませんが、参考になる実験です。
ということは
「複数のエアコンを同時に電源を入れることはしない」
これが契約電力を抑えるポイントになります。
それから、全自動の洗濯乾燥機を回しながら掃除機をかけるだろうというのも大事なポイントです。インドアタイプのご家族だったら、さらにエアコンも同時に動かしているかもしれない。
そういった、もろもろの生活シーンをシミュレーションをしてみたわけです。
ちなみに「フル」を100とすると、「来客時」が47、「通常」が45という結果になりました。
照明において白熱球がなくなったことで、今までの経験値より大分消費電力量を落とせるという印象をもちました。
果たして私の見立てに近い検討結果となり、お客様も納得して契約電力を決めることとなりました。
当時は、LED照明がまだ割高で蛍光灯を多く使っていました。今は、LEDも安くなっており、照明に要する電力も大幅に減りました。検討の仕方も、少しづつ変わってきています。




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by npo-iezukurinokai | 2015-02-07 20:18 | シーズ・アーキスタディオ | Comments(0)

2015上半期

家づくりの会での久しぶりのお仕事は20坪に20坪のかわE!!!!住宅ですが
もう一つ、久しぶりに少し大きなお仕事が前半のメイン

年末までに解体が終わって
年明けから基礎工事になります

すでに工程遅れ気味(>_<)
材木集めで一苦労
でも、国産材と在来工法にこだわって、
なんとかすすんでいます
夏の引渡が楽しみです

こんなふうになる、つ・も・り

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by npo-iezukurinokai | 2015-01-02 13:48 | RABBITSON一級建築士事務所 | Comments(0)