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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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「見学会in岐阜(つづき)」

11時過ぎにようやくショールームに到着すると早速、担当の社員の方による説明を聞き、その後はショールームにて説明と見学。様々な商品を一通り見学したり、各種建材の焼成・水冷実験をして頂いたりすると、あっという間に昼食の時間になりました。
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昼食は長良川沿いの墨俣城(すのまたじょう)通称「一夜城」のすぐ近くの日本料理店へ移動して頂きました。お座敷からは一夜城を目の前に望みながらの美味しいランチタイムとなりました。
この地は戦国時代以前から交通・戦略上の要地で、しばしば合戦の舞台となっていたということです。1566年、織田信長による美濃への侵攻にあたって、木下藤吉郎(豊臣秀吉)が一夜城を築いたという逸話が残っています。ただ当然ですが、このお城を一夜で築いたわけではなく、およそ三千人を動員して三昼夜の突貫工事で城に見せかけた砦を築き上げたということです。
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午後はこの会社の商品である断熱材や内装材を使用して建てられたというグループホーム(老人施設)を見学させて頂きました。室内環境を体感させて頂き、また継続して行っている温度、湿度などの年間を通しての変動の少なさを説明して頂きました。その後も工場での製造ラインを見学したり、研究所で行われている様々な実験を見学したりと大変ハードな見学会となりました。

こちらの製品で住宅に用いられるものとしては、天然の石灰と珪石を主原料とした「断熱建材」と「調湿建材」があります。化学物質を含まないために揮発性有機化合物の放出が無く、火災時も有毒ガスの発生が無いというものです。耐火性・断熱性・調湿性というところでの特性を実験結果等を踏まえて丁寧に説明して頂きました。
室内側での内装材と外張り断熱材とで使用することで、臭いの吸着と放出などを含めた室内環境の向上という面で大変優れた材料であるという事です。

ここでのそうだったのか、と思ったことの一つ。
こちらの製品の耐火被覆材が青山のプラダブティックで使用されていたことです。プラダの鉄骨菱形構造フレームを覆っている被覆材は、そのまま外観としてあの建物を印象づけるものですが、それがこちらの工場で成形・出荷されていたのです。
当然ながら大臣認定を受けた各種の防耐火構造での施工を行っていますが、その上である程度の特殊な形状を成形させることを可能にしているのが、こちらの工場での人の手によるところが大きいことも今回の見学で知りました。
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帰りは岐阜から在来線で名古屋へ戻りました。同行した方々とはここで解散し、まだ夕方の6時を廻ったところでしたので、一人で街を散策しようと2時間ほどぶらぶらしました。
そうして足も疲れてきた頃に帰りの新幹線に乗り込みました。
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今回の見学会ではいろいろと勉強もさせて頂き、何から何まで手配・準備してくださった担当の方々には、とても感謝しております。
by npo-iezukurinokai | 2009-10-08 11:43 | 宮野 人至 | Comments(0)
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