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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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雨漏り

雨漏りがするので見て欲しいとの依頼があり見に行きましたとこる、かなりの雨水が浸入しているようすで、内壁に数箇所、しみがついていました。
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外壁のタイル目地にはヒビがあり、庇まわりのシーリングも劣化がすすんでいましたので、外壁全体に水道のホースをむけ、散水してどこから漏れるのか調べることにしました。
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散水すること約40分、1時間、2時間、3時間、6時間経過しても、内壁に雨漏りの様子は見られませんでした。この家のケースは、話をきいてみると、雨が降っても、雨漏りがする日としない日があるということでした。
そこで考えられるのは、風の影響だと思います。強い風が吹くと、建物の風上側にある外壁は正圧(気圧が大きくなる)になり、風下にある外壁は負圧(気圧が小さくなる)になります。その結果、室内の気圧が外部の気圧より低くなり、外壁の小さな隙間から雨水を吸い込んでしまう、という現象がおこります。
このような、風による雨漏りは、風の強さや風の向きにより漏ったり、漏らなかったりしますが、対処方法として大事なことは、雨漏りのする場所や、雨水の道筋をはっきり確認することです。そのためには、天井裏にはいったり、屋根に上がったりも必要でしょう。次に、雨漏りに対応する外壁を点検し、問題のあるところを補修することです。
by npo-iezukurinokai | 2010-05-01 14:00 | 藤田 辰男 | Comments(0)
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