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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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近頃の子供の勉強は・・・

近頃、子供の勉強はダイニングやリビングで、とおっしゃる施主さんによく会います。
特に女性のほうは、テレビを見ながら勉強したり、隣で家族がしゃべっていても勉強できたりするという話を聞きます。自らその経験を持っているママは、また、子供が小さいうちは、できるだけ親の目の行き届くところに・・・という気持になるのではないでしょうか。
その場合、普段の勉強はダイニングテーブルでいいと思いますが、来客や工作などで散らかしたいときを思うと、専用のデスクがあった方が便利です。

「大倉山の家」も、ダイニングテーブルと勉強机を兼用するぐらいで丁度よいというお話だったのですが、写真のような子供達用の机を階段の踊り場に用意しました。子の場所はダイニング上部の吹抜に面しているので、親の目が行き届きます。家族共有のパソコンコーナーになることも想定しました。また、お子さんが中学・高校と成長したとき、ダイニングよりは勉強に集中できるように、ダイニングとは階を変えて、落ち着いた場所にしています。
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・・・でも結局は、子供は自分がいちばん勉強しやすい場所を選びます。人の気配がすると集中できないタイプなら、自分の部屋へ行きますし、リビングの方が好きなら、広い子供部屋があっても、リビングへ出てきてしまいます。
大倉山の家では、まだお子さんが小さいので、どのように使われるか分かりません。色々な可能性を考え、選択肢の幅を持たせて計画しました。

写真の長机の上、半透明のガラス引戸の向こうにも机が見えています。これは、実はパパの部屋。
「これなら、子ども達が勉強しているかどうか、確認できるぞ」冗談のような本気のようなパパの台詞が印象的でした。
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白崎泰弘/シーズ・アーキスタディオ   (NPO法人家づくりの会所属)
by npo-iezukurinokai | 2012-03-24 22:33 | 白崎 泰弘 | Comments(0)
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