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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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壁面緑化

 昨年、節電要請でゴーヤーが飛ぶように売れました。葉陰をつくりエアコンを使うのを抑えられることから、今年もまだブームは続いているようです。我が家は新築時に壁面緑化のために固定の木製フレームをつけました。今年で6年目。たくさんの蔓性植物が育っています。冬を越す多年生のハゴロモジャスミン、ツルハナナス、モッコウバラ、テイカカズラ。毎年新しい芽を出す一年生のゴーヤー、フウセンカズラ。蔓植物が良いのは、ほとんど手入れがいらず、狭い地面でも壁一面を覆うような葉陰をつくれることでしょう。多年生は窓がない壁面や玄関に這わせ、季節ごとの花や香りを楽しんでいます。これからの季節はなんといっても強い日差しを防いでくれ実も収穫できるゴーヤー。梅雨が明けたので窓に葉陰をつくってくれればいいのですが、それには少し早いようです。やっと一階の窓に届いたくらいなので、リビングがある二階の窓を覆ってくれるには後2.3週間はかかるでしょう。葉陰は見た目に涼しく隣家の目隠しにもなり、葉の蒸散作用により涼しい風を室内に運んでくれます。プランターでなく、狭くても良いから地植えにすると驚くほど成長します。公共の施設で育てているゴーヤは5階くらいまで延びますから、二階、三階リビングでも地植えすることをお勧めします。実も毎日収穫できてご近所に配ってもあまるほど。暑い夏の楽しみでもあります。
<松原正明建築設計室>
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今日の様子。ツルハナナスがたくさん花を咲かせている。秋頃まで咲き続ける。
ゴーヤーがハゴロモジャスミンに巻き付いて花もちらほら咲き始めた。
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昨年のゴーヤー最盛期の様子。
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二階リビング。隣家を気にせず窓を開けられる目隠しとなる。
by npo-iezukurinokai | 2012-07-19 10:12 | 松原正明建築設計室 | Comments(0)
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