人気ブログランキング | 話題のタグを見る
ブログトップ

”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

iezukuri1.exblog.jp

犬山に行ってきました

テリトプランの菊池邦子です。
先週のブログ当番でしたが、現在PCの具合が悪く、今週に食い込んで書かせて頂きました。

今年の9月末に愛知県犬山市に行ってきました。
昨年度、登録有形文化財に登録された昭和の初めに建てられた住宅の保存修理の設計・監理をさせて頂いた事で、文化庁が主催する「登録有形文化財建造物修理関係者等講習会」に出席するためです。
この講習会には全国から100名(県毎にすると3名弱ですが・・・)近い参加者があり、歴史的建造物の保存や活用、登録文化財の公開活用のための修理工事事例、犬山市の歴史的まちづくりについて等々、登録文化財に関する講義が2日間にわたって行われました。
犬山と聞いて、私には明治村と如庵しか浮かびませんでした。
(如庵には随分以前に家づくりの会の有志で瓦やタイル製造現場探検の途中に訪ねた事が懐かしく思い出されました。)
ところが犬山市には、まず国宝の犬山城があり、各町内から車山を繰り出す犬山祭あり、さらにお城に向かうメインストリートは歴史的建造物で構成されていました。
現在のような町並みになるには、官民一体となって犬山市の町並み保存の活動を実施してきた結果である事が講習で話されました。

最近は景観法に関することをよく耳にするようになりましたが、昔の建造物を残しながら歴史的町並みを維持向上させていくことの大切さを強く感じました。
犬山に行ってきました_d0021969_851593.jpg

奥の正面に犬山城が見えます
犬山に行ってきました_d0021969_861883.jpg

犬山に行ってきました_d0021969_87390.jpg

昔の建物を改修して再活用 観光客も楽しめる
犬山に行ってきました_d0021969_88654.jpg

犬山に行ってきました_d0021969_873631.jpg

犬山にしかないお酒の酒造元の店と看板 

(付録)
登録有形文化財 とは?
重要文化財以外の有形文化財のうち、その文化財としての価値に鑑み保存及び活用のための措置が特に必要とされるものを文化財登録原簿に登録することができる。

登録の基準
建築物、土木構造物及びその他の工作物のうち、原則として建設後50年を経過しかつ、
(一)国土の歴史的景観に寄与しているもの
(二)造形の規範となっているもの
(三)再現する事が容易でないもの

登録有形文化財の登録制度は平成8年から始まりました。
今年で16年経過。平成24年9月で9136件(全国)が登録されています。
ちなみに犬山市には愛知県の登録有形文化財356件中91件(明治村除く)あり、
県の登録有形文化財約4分の1相当。今後も増えるでしょう。
by npo-iezukurinokai | 2012-11-18 08:18 | 菊池 邦子 | Comments(0)
<< KAPPAはうす とても気になる美しいあかり窓 >>