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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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ノートルダム・ル・ランシー

11月末に、パリとバルセロナに行ってきました。あくまでも建築の見学ですが、6年ぶりのヨーロッパとあって、少し浮かれてしまったのも事実です。

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パリの街はすでにクリスマスの装飾などで、華やいだ雰囲気を感じました。エッフェル塔、シャンゼリゼ通り、凱旋門やコンコルド広場などの中心部の夜景は、綺麗なライトアップによりとても美しいものでした。また、現地は東京より5°くらい低い気温で、ピリッとした寒さも心地良く思いました。

まずは、パリ市から北東方面近郊にあるル・ランシー市にある、オーギュスト・ペレによる教会の見学を紹介します。

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RC建築の可能性を追求した建築家オーギュスト・ペレの傑作であり、コンクリート打放し建築としては世界最古と言われています。若き日のル・コルビジェもペレの事務所で修業をし、その後の多くの作品の礎になったのは言うまでもありません。

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教会の外観はごくシンプルでアール・デコ調。しかし、内部に入ると壁面全てを覆い尽くすステンドグラスに圧倒されます。内部の大空間を支えるのは重厚な壁ではなく、細くシンプルな円柱です。装飾がほとんどなく、光を最大限に取り込んで空間を埋め尽くすことで荘厳な空間となっていました。
外部と内部の対称的な空間構成と、いつまでも留まっていたい教会内部の美しさが印象に残る建築でした。

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パリ北駅から20分ほどの距離で、電車と徒歩で容易にアクセスできます。少々治安に不安があるような場所と聞いていましたが、行ったときにはそのような雰囲気を感じることはなかったです。


宮野 人至  ㈲宮野人至建築設計事務所
by npo-iezukurinokai | 2013-12-17 17:28 | 宮野 人至 | Comments(0)
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