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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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環境性能実践セミナー受講してきました

本日のブログ当番は白崎泰弘 が担当します。先週、諸角さんが定期講習の話をされていますが、私も似たような話題を。
先週末、建築士会主催の環境性能実践セミナーを受講してきました。
長期優良住宅などで適用されていた断熱基準に加えて暖冷房や照明などの設備性能まで基準を設け、2020年には住宅など小規模建築においてもその基準の適合が義務化されることになっています。
私たち設計者は、仕様規定という比較的簡易な設計手法ではなく、性能規定という詳細な方法が求められるようになります。
私も勉強していかなければならないので、そのためのセミナー受講です。
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今まで自分がやってきたこととセミナーの話は概ね重なっていましたが、もやもやしていた部分の霧が晴れるようなところも何ヶ所かありました。
例えば、断熱計算をするうえで外壁側に通気層を設けた場合の外気温の設定の仕方等。卑近な例では、冬場エアコンの温度を上げても断熱性能の低い家では快適と思えない事象はどうしてか等。
壁内結露のメカニズムも明確に判りました。
目から鱗だったのは、セミナーの中でもらった資料で、様々な建材の蓄熱有効厚さのデータです。
蓄熱に有効な素材というのは、コンクリートや石が代表的なものとして知られていますが、石でも種類によって蓄熱性能が違っていました。

 蓄熱有効厚さ
 コンクリート・・・20㎝
 大理石・・・30㎝
 砂岩・・・20㎝

砂岩は吸水率が高く床材には不適なのですが、大理石より蓄熱性能が高いのです。
ただし、蓄熱性能は両刃の剣で、「温まりにくく冷めにくい」わけですから、空調の間欠運転をする部屋では空調を入れてもなかなか暖まらなかったりします。
もらった資料をきっかけに色々研究したいと思います。

by npo-iezukurinokai | 2015-03-24 21:57 | 白崎 泰弘 | Comments(0)
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