フランク・オー・ゲーリーの2か所の展覧会に行きました。なんで同時期にやっているのだろうと思いましたが棲み分けしたのですね。表参道のルイ・ヴィトンショップの7階ではルイ・ヴィトン財団(パリ)美術館について、六本木ミッドタウン21-21ではその他の作品の模型が多数展示してありました。以下一部ですが、
ル・ルボ脳研究所(ラスベガス)アルツハイマーなど、脳の健全な機能を脅かす要因を研究するセンター
UTS(シドニー工科大学)ドクター・チャウ・チャク・ウィング棟
2005年のハリケーン・カトリーナ後、ブラッド・ピットが設立したメイク・イット・ライト財団による被災した住宅を対象とした再建プロジェクト
建築家の展示会では映像による作品紹介やら生い立ちなどが見られ、なかなか知ることのできないところが分かり有益です。どちらの会場でも流れている映像は興味深いものでした。ゲーリー事務所では3次元に変化する個々の部材をBIMにより設計でき、そのまま工場生産できるシステムになってるらしいです。それにしても作るには相当難しそうです。地震国日本ではどこまで可能なのでしょう。複雑怪奇?な形の建物は今後増えてくると思いますが、斜めの床や壁には安定感はなく住む所には不向きに思えます。