6月に梅雨も明けてしまい、既に真夏のような暑さがやってきました。暑さで思い出したのが、以前に改修工事をしたお宅のこと。
地盤調査をすることになり、工務店さんが手配してくれたのが手動で行うスウェーデン式サウンディング試験の会社でした。二人一組でハンドルの付いた鉄の棒を地面に刺し、重りを一つずつ載せながらハンドルを回し、回転数と回したときの手応えとで地盤の状態を調査します。7月の30度超えの暑い日で、じっとしてるだけでも汗が出てくる中、重い重りを載せたり下したりを繰り返す作業で作業員のお二人はみるみる全身汗だくに。
最近は機械式がほとんどですが、手動式だったので和室の畳を上げて建物内部中心部分の地盤も調査できました。
以前に手動式を体験したことがあるのですが、手動だと地盤がゆるい時と硬い時とでは回した感覚が全く違うので、回転数という数値だけでなく回した感覚でも地盤の性状がよく分かります。ただ、かなりの重労働なので機械式が主流になるのも仕方がないのかなと思います。既存住宅でも1階床を開けられる場所があれば調査できるので改修工事前の調査には適しています。
改修工事には新築工事とは違う改修工事ならではの注意点などが多々あります。改修工事の経験も豊富なメンバーがリノベーション窓口セミナー&相談会を開催しています。改修工事をご検討中の方々、是非一度足をお運びください。