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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

iezukuri1.exblog.jp

0117

01月17日
阪神淡路大震災から12年
家づくりの会ではほとんど全員が被災地を見せていただきにいった
(!!)。も三週間ほどしてからでかけた
直後を見たいとも思ったが、まっただ中は失礼にも思えた
でも、三週間たっても、直後とは、たぶんあまり変わっていなかったのではないか
あの中の生活が、仕方なく、でも力強く始まっているだけだった

瓦礫の山は文字通り瓦礫の山で、そこにはご飯を持ったお茶碗と、お水を入れたコップと、お線香から煙が上がっていた。リアルすぎた。
30ミリ以上もある鉄筋(というよりは鉄棒だ)はインスタントラーメンみたいにグニャグニャになっていたし、鉄骨路止めるボルトはスパッと切れていた。
住宅は敷地ごと、基礎ごと1mもずれていたし、平屋かと思えば、二階建ての1階がつぶれていた。
三宮のビル街に、垂直はなかった。
映画のセットのようだった。
テレビ以上に、現実味がなかった
リアルすぎて、常識の外の世界だったのだ。

構造の授業で学んだことは、数字や言葉でしかなく、
神戸の町の方が説得力があった

あのあと、構造にたいする考え方はずいぶん変わったが、
今では、単なるシステムとなり、ルールとなって、一人歩きしている
あの地震をイメージし、設計されているのか? 施工されているのか?

きてみないとわからない怖さはいつもつきまとっている

企画設計室ラビットソン/倉島和弥(NPO法人 家づくりの会)
by npo-iezukurinokai | 2007-01-18 09:57 | 倉島 和弥
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