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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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小さなところが大切です

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住まいづくりの中には、普段気にもとめない小さなところ(部分)がたくさん含まれています。

そうした場所は、できあがってみれば、ごく自然に見られるものの、
実は造り手側から見れば、大変に注意深く、何度も検討しなければならない大切な場所なのです。
(建築家がよく「納まり」などと言います)


「細部」がしっかり造り込まれ、その上でさらに、
シンプルでバランスもよく、かつ機能的でなければなりません。


この『小さなところ』の工夫が集まって、住まいが造られています。

『小さなところ』がよく検討されてこそ、
長持ちして美しく年を重ねることのできる住まいとなるのです。


『小さなところ』は、住まいづくりの中の大切な要素のひとつなのです。


濱田昭夫/TAC濱田建築設計事務所
(NPO法人 家づくりの会所属)
by npo-iezukurinokai | 2007-04-20 20:46 | TAC濱田建築設計事務所 | Comments(2)
Commented by tasaka at 2007-04-21 12:18 x
濱田さんが書かれているように、スケッチがあると、より具体的に自分の家がイメージできますね。
建築家の方々は、皆さんそれぞれのやりかたでスケッチをするものなのですか(施主に見せないとしても)。
我が家を建てたとき、まずは平面図をつくりながらの打ち合わせの後、
立面図を見せていただいてようやく概観がわかってきた覚えがあります。スケッチがあれば、もっとイメージできただろうな、といまさらながら思います。
Commented by tac-h at 2007-04-23 20:10
>tasaka 様

コメントを頂き有難うございます。
スケッチやパースは、建築家によって違います。
私のようにご自身で描かれる方もいれば、描かない方もいますし
3Dなどでプレゼンをされるかたもいます。
私共の事務所でも、平面図を基本として、必要に応じて、断面図、立面図などで説明いたします。
スケッチ・パース、模型などもTPOに合わせ、提出します。
わかりやすく、イメージしやすいように建築家は、いろいろ工夫しています。
(濱田)
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