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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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あらためてキッチン

 今日は日中、打ち合わせで出ていたので、掲示板の話題が見つかるといいなと考えていましたが、あいにく移動時間に余裕がなく写真さえも撮ることができませんでした。
d0021969_155016.jpg そこで今夜は、「住まいと電化 5月号」(日本工業出版)に執筆した内容についてほんの少しお話しします。今月のテーマは「あらためてキッチン」、私への執筆依頼は「キッチンプランニングの基本」として、日頃の設計において、キッチンについて考慮していることをわかりやすくまとめるというものでした。

 では、「キッチンプランニングの基本」の留意点と手順を簡単にあげます。
1.ライフスタイルや好み、家族構成、ライフステージ等を確認し、ニーズ(機能とイメージ)を把握する
2.住まい全体の動線との関係(他室とのつながり)を検討する
3.ダイニング及びリビングとの関係を決め、キッチンスタイルを選定する
4.キッチンスタイルとレイアウトパターンと広さ(組み合わせ)を検討する
5.調理作業・動線を快適にするレイアウト(ワークトライアングル)を検討する
6.収納、ゴミ処理のアイデアを盛り込む
7.ライフサイクルにおけるライフステージの移行について予測し、考慮に入れる
8.作業を行なう場としての安全性が確保できているかを確認する
以上、項目の列記に留まりましたので、詳しくは実際に雑誌を読んでいただければと考えます。また、ご質問がありましたらコメント欄にお願いします。
 住宅に求められるニーズが多様化する昨今、キッチンに関しても然り、単に調理作業を合理的に行なえる場というだけでは物足りないことは明白です。これからもそれぞれの建て主さんにとって、楽しく生活できるキッチンスタイルと膨大な時間を過ごす場としての心地よさを追求したいとあらためて感じています。
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坂東順子/J環境計画(NPO家づくりの会)
by npo-iezukurinokai | 2007-04-28 02:08 | 坂東 順子 | Comments(3)
Commented by 欒樹 at 2007-04-29 11:03 x
 定年後家を建替えて満7年経ちました。 台所は広く作ったので色々手伝わされていますが、第6項について一言。  ゴミ処理を如何に上手くするか、洗い終わった食器を如何に綺麗に片付けるか、 「静脈系」の検討をしっかりする必要があると感じています。 という事は「静脈系」の仕事を手伝っているという事ですね! 我が家の「全自動食器洗い機」は
食器を収納場所まで戻す機能を持っています。 そこでもう一つ問題は収納はヴォリュームより表面積が必要だという事です。 食器の置き場所が上下左右だけでなく前後にも及ぶと「食器洗い機」のメモリーが不足してくるのです。  表面積ベースで「見える化」されていると楽ですね。
儲かるトヨタ自動車の作業改善の手法は「キッチン」にも及ぶのです。
Commented by npo-iezukurinokai at 2007-04-29 22:54
欒樹様、コメントをありがとうございます。
おっしゃるとおり! 経験に基づく御意見は説得力があります。
かなり、優秀な「全自動食器洗い機」と存じあげます。
収納の話では、取り出しやすくしまいやすくするためには、収納するもののサイズにあった収納の幅、高さ、奥行きの設定が望ましいです。食器等は、比較的奥行きが小さく開口幅の大きい、お言葉を借りて:表面積ベースで「見える化」していると使いやすいですね。
Commented by npo-iezukurinokai at 2007-04-29 22:58
加えて、奥行きが必要以上にある場合は、引き出し式にすると整理がつきやすく使いやすいと思います。
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