高校の時、男女3名ずつのグループデートで見に行ったのが「小さな恋のメロディ」
パブリックスクールに通うマーク・レスターとトレーシー・ハイドの淡く切ない初恋物語です。
ビージーズの曲がこれまたよくて後日私はレコードを買ってしまいました。
主題歌「メロディ・フェア」
♪Who is the girl with the crying face
Looking at millions of signs
She know that life is a running race
Her face shouldn't show any lines ♪
今のすれっからしの心では
胸がキュンとなることもほとんどありませんが
当時は胸がキュンとくるのは日常茶飯事。
映画を見た男子はトレーシーハイドの可憐さに
女子はマークレスターのかわいさに
それぞれ胸がキュンとして
何だかみんな寡黙になり
せっかく日比谷まで映画を見に行ったのに
映画を見た後はカレーを食べて、その日はそのまま家に帰ったのでした。
ちなみに学生運動の後の我々世代は
三無主義(無感動・無気力・無関心)と言われ、一派ひとからげにされておりました。
三島由紀夫が自衛隊で割腹自殺を図ったのもこの頃です。
そんな昔のことのように思えないけれど
こうやってみんな年をとっていくんでしょうね
ね、ご同輩!
落合 雄二/U設計室(
NPO法人家づくりの会所属)