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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

iezukuri1.exblog.jp

2005年 06月 23日 ( 1 )

雨漏りについて

雨漏りについては、何か誤解があると困りますが、私の感じている範囲では、今までの建築では隙間で雨を止めていました。

今はコーキングなどのシール材で隙間を無くして、雨を止めています。昔はコーキングなんてありませんから、毛細管現象を防ぐ意味で、また入った雨が出るように、風が通るように?隙間を空けて雨を防いでいました。

何だか分りませんね。済みません、説明が上手く出来ませんが、例えばコロニアル葺という一般的な屋根材があります。瓦じゃない家は殆ど全てこれです。このスレートのような材料で出来た屋根材は、私の経験ではすぐに傷みます。補修をする為にペンキを塗るのですが、そうすると重なりの部分にペンキが入って、隙間が無くなり、毛細管現象が起き易くなります。当然、前より雨漏りがひどくなります。

鉄板や銅板の屋根も下手にその上を歩くと、潰れて、同じように毛細管現象で雨が入ってしまいます。逆に今の隙間を無くす工法も、コーキングの耐用年数が数年と短いので、時間が経つと亀裂が入ったり、はがれたりして隙間が出来、そこから毛細管現象で雨が浸入します。

結構、雨を止めるのは難しいのです。それも、隙間を空ける技術から、無くす技術に変化していますので、半端な施工は命取りになります。分らないでしょうけど、このような技術と経験の積み重ねの上に出来上がる住宅なんです。

今日の日記を書いた人
  →NPO法人 家づくりの会所属建築家 マツザワ設計/松澤静男

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by npo-iezukurinokai | 2005-06-23 06:11