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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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カテゴリ:泉 幸甫( 72 )

日本木造建築辞典 構法の歴史

このような本があったらいいな~とは思っていたが、実際に出るとは思ってなかった。だからこの本を手にした時は本当にうれしかった。
日本の木造建築の構法の歴史の本だ。
日本木造建築辞典 構法の歴史_d0021969_16095450.jpg
日本の木構造の歴史が掘建→長押→貫→筋交と変化していったことくらいは知っていても、それでは断片的だ。古い建物を見るときには、より知識があるとその建物の理解が深まる。例えば先の掘建→長押→貫→筋交へ歴史的変化だけでも知っていると、知らないのでは全く違った目で見ることができる。
しかしたったそれだけでは、ほんの部分的な理解しか得られない。なぜここはこうなっているのか、理解できないことが多々あるる。それを目の前にして自分で考えて、あっ、そうか、こういうことでこうなったんだと気づき、先人たちの知恵に驚かされることが、たまにはある。しかしそれには限界があり、本を通してしか得られないことが多い。
この本はそんな本だ。なにも頼まれなくてこのような書評のようなこと書いているわけではないが、この本を手にしてうれしかったので、ついついこのようなことを書いてしまった。
ただし、5∼600頁の大部の本で、お値段も高いが、木造をやる人は手にした方がいい本。

泉 幸甫/泉幸甫建築研究所

by npo-iezukurinokai | 2020-02-22 16:19 | 泉 幸甫 | Comments(0)

而邸 ♯22

今年は暖冬だけど、冬は冬。
而邸(自邸)の南面は少し東にずらしている。
だから朝の陽ざしが、リビングの中に沢山入り心地良い。
冬とは言え、日曜日の朝、 陽光に満ちた部屋の中で 「日曜美術館」を見る。

而邸 ♯22_d0021969_16070321.jpg

たかが陽光、でもこの陽光が幸せな気分にしてくれる。
建物の向きって、とっても大事。


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2020-02-22 16:08 | 泉 幸甫 | Comments(0)

メタセコイア白金台 Ⅱ

先日完成した集合住宅「メタセコイア白金台」の外観は真っ白、アプローチも真っ白です。
アプローチの上部には藤棚が架かっていて、将来、真っ白い外壁を背景に緑の葉と藤の花が浮かび上がり、その下をくぐって玄関に入ります。
そして集合住宅の門扉を開けると、3階分吹き抜けた円形のホールが現れます。

メタセコイア白金台 Ⅱ_d0021969_17490744.jpg

円形のホールに沿って螺旋の階段が現れます。
壁も階段も、天井も真っ白、床は白いモザイクタイルです。

メタセコイア白金台 Ⅱ_d0021969_17490740.jpg

階段を上がり上を見上げると、
トップライトから光が降り注いできます。

メタセコイア白金台 Ⅱ_d0021969_17490716.jpg

泉 幸甫/泉幸甫建築研究所

by npo-iezukurinokai | 2020-01-30 17:50 | 泉 幸甫 | Comments(0)

2019 今年読んだ面白い本

恒例、暮の「今年読んだ面白い本」です。
相変わらずの乱読ですが、
今年読んだ中で最も面白かったのは、

2019 今年読んだ面白い本_d0021969_17365470.jpg最初の布施英利さんの本は、解剖学という学問があることは知っていても、その何たるやかは全く知らなかった。解剖学って、世界観、思想なんですね。
へー、そういうことなのか、と思わず膝を叩くような面白い本。

・布施英利



2019 今年読んだ面白い本_d0021969_17365942.jpg2番目の加藤典洋さんの本は、私たちが生きるこの現代を形づけた憲法がどのようにしてできたのか、教えてくれる。
これも、へーそういうことなのか、と現代のありようや、今に抱える問題は、その時に遡ることにあるのか、と思わず膝を叩く本。

・加藤典洋



2019 今年読んだ面白い本_d0021969_17370417.jpg内田樹さんの本はどれも、いつも難しい話を平易に解説してくれる。
これまでにも随分勉強させてもらった。

・内田樹






2019 今年読んだ面白い本_d0021969_17370030.jpgこの國分さんも同じく、例えば難解なスピノザ哲学を読むうちにどうにか理解でできるようにしてくれるが、実はこの本も、タイトルは「原子力時に…」となっているが、超難解なハイデッカーの哲学の解説しながら、知らず知らずのうちにハイデッカーの世界を理解させくれる。

・國分功一朗

2019 今年読んだ面白い本_d0021969_17370455.jpg以前から速読が苦手だったが、かの平野さんが遅読の勧めを堂々とおっしゃている。
速読より、遅読だよねー、と納得し、安心した。

・平野啓一郎




2019 今年読んだ面白い本_d0021969_17370040.jpg建築系では昨年の中谷さんの
に引き続き、やはり同じ中谷さんのこの本2冊。

・中谷礼仁

・中谷礼仁

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 2019 今年読んだ面白い本_d0021969_17365407.jpg












2019 今年読んだ面白い本_d0021969_17365964.jpg最後に僕が初めて本の帯を書かせてもらった松井郁夫さんの、人生をかけた古民家絵の思いを熱く、豊富な知識を開示した本。






泉 幸甫/泉幸甫建築研究所

by npo-iezukurinokai | 2020-01-30 17:46 | 泉 幸甫 | Comments(0)

メタセコイア白金台

港区白金台に「メタセコイア白金台」という名の賃貸の集合住宅が完成します。
この集合住宅に入ると、3層吹き抜けの、真っ白い螺旋階段室が迎えてくれます。
昼間は最も高いところから光が降り注ぎ、また夜は照明で幻想的な雰囲気になります。
賃貸の申し込みはこちらへ。

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メタセコイア白金台_d0021969_17043165.jpg
泉 幸甫/泉幸甫建築研究所





by npo-iezukurinokai | 2020-01-30 17:07 | 泉 幸甫 | Comments(0)

駅ピアノ

駅ピアノ_d0021969_17002204.jpg
西武新宿線、江古田駅の改札に近づいたら、ピアノの音がする。

どうもスピーカーからの音と違って、生演奏のようだ。
改札を入ったら正面のホールでピアノを弾いていた。 「駅ピアノ」!

BSのNHKで「駅ピアノ」というのをやっているが、主にヨーロッパの駅で収録したもので、たまたま通りがかった客が、ピアノの前に腰を下ろし、勝手に弾くもので、上手い人もいれば下手な人もいる。
クラシックもあればジャズもある。駅に着く人、旅立つ人、それぞれにストーリーがある。しかし、固定カメラで映し続けるだけ。でも何となく見続けてしまう不思議な番組だ。
こんな駅ピアノ、日本では見たことがなかった。 日本にもこんなのがあったらいいのに、と思っていたら、よく乗下車する江古田駅に駅ピアノがあるではないか。江古田駅が いつもと違う空間になっていた。
僕の他にも、立ち止まって聞いている人がいた。


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2020-01-30 17:02 | 泉 幸甫 | Comments(0)

而邸#21 西王母

以前、このブログでも書いたが、自宅の生垣に植えていた錦木(にしきぎ)が温暖化のせいか元気がなくなってしまった。

そこで、白だけのいろんな種類の椿だけの生垣に植え変えた。

その中の一つが西王母という名の椿。

11月だというのに、椿にしては早くも花をつけてくれた。

この西王母という名は、中国の神話の女神の名からとったもので、西遊記にも出てくるそうだ。

花切狭で、一凛プチンと切り、和室の床柱の花活けに飾った。

これから半年間くらい、いろんな白い椿が咲くはず、楽しみだ。

而邸#21 西王母_d0021969_13500842.jpg
泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2019-12-13 14:00 | 泉 幸甫 | Comments(0)

ぎんきょう(GINKGO)グランドオープン

目白で惜しまれて閉店しました「ぎんきょう」が再開します。
新しい場所は、小田急線東北沢駅から2分の駅からすぐの場所です。
建物の大きさは目白の時より小さくなりましたが、雰囲気はそのままに引き継いでいます。

ぎんきょう(GINKGO)グランドオープン_d0021969_13495817.jpg
ぎんきょう(GINKGO)グランドオープン_d0021969_13500132.jpg
〒155-0031 世田谷区北沢3-2-18

Tel 03-6407-8304

地図はこちらを


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2019-12-13 13:58 | 泉 幸甫 | Comments(0)

フラクタルどおりの枝

裏路地を歩いていたら、このような枝が。

フラクタルどおりの枝_d0021969_13495399.jpg

完璧なまでにフラクタルな枝ぶりですね。


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2019-12-13 13:54 | 泉 幸甫 | Comments(0)

Apartment藤 Ⅱ

先日紹介したApartment藤(Fuji)の構造模型です。

Apartment藤 Ⅱ_d0021969_13494979.jpg

木造で作るときは、何時も写真のような構造模型を作る。

材料はスチレンボードで、柱や梁の大きさに切って組み立てる。

このような構造模型を作ると、合理的な組み立て方を考えやすい。

ところで、この建物は、真ん中に中庭がある木造3階建ての集合住宅だけど、中庭には、コンクリートにキラキラと輝く美しいモザイクタイルを張った流しを作る予定。

模型の柱や梁の間の先に、そのような風景を想像しています。


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2019-12-13 13:51 | 泉 幸甫 | Comments(0)