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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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カテゴリ:古川 泰司( 36 )

「家」は住まい手の生活を引き立てる「器」であって欲しい

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横浜の「tembo_House」の一年点検(2018年3月5日)に行ってきました。
大きな問題もなく点検は無事に終了。

ご主人がカスタマイズした家具と集められていた骨董品が空間の雰囲気をぐっとあげてくれています。
住まい手の生活を包み込むように私のデザインも馴染んでくれていて
設計者としてもとても幸せな気持ちになって返ってきました。

そこに素敵なお料理があってそれを盛り付ける器がある。お料理だって様々。超一流の料理人が作ってくれるスペシャルなお料理も、僕が作るカレーも、食べる人が喜んでくれたら、それはスペシャルな料理です。
美味しくいただくお料理も、器に盛られると、そこに素敵な空間が生まれる。あくまでも主役はお料理で器は引き立て役。お料理を引き立てる器が良い。
一方で、お料理を鍋から直接食べる事だって出来る。それはそれでまた違った味わいがあるんだろうけど、その特別な味わいは一過性のものであってオーディナリーなものではない。
お料理を引き立てる器が良い。それは料理人の腕と器のチョイスと使い方にかかってるけれども、そのセンスを持った料理人は素敵だ。スペシャルなお料理が何倍にもなって楽しめる。
生活を楽しむというのはそういう事なのだなと最近思う。住宅も同じ。
tembo_Houseの住まい手さんの生活を楽しむ姿を見て確信した。
僕はスペシャルなお料理を引き立てる器のような家を作りたい。それは建物だけで成立する作品ではなく、生活の素材。生活というスペシャルなお料理を引き立てる器なのだ。

古川泰司

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by npo-iezukurinokai | 2018-03-11 00:00 | 古川 泰司 | Comments(0)

アンティークウッドでサスティナブルなリフォーム

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アトリエフルカワの今日のテーマは、アンティークウッドでリフォームの勧めです。

リフォームの素材にはいろいろあります。
真新しい無垢の木を使って仕上げた空間も気持ちが良いですが、使い古したヴィンテージ感が漂うアンティークウッドを使うと一味違います。

写真は使い古した米松の足場板。
塗装現場でも使われてていたのでしょう、ペンキの跡も良い味わい。

こうした荒々しい表情は住宅というよりは店舗に向いてるかもしれません。でも、住宅にだっていろんな作業ができる土間が喜ばれてます。こういう素材を使ってみても良いのかなと思います。
なんといってもアンティークウッドは再利用材。一度使ったものをもう一度、そして何度でも使うその考えが良いかなと思います。
アンティークウッドでサスティナブルな、持続可能なリフォームはいかごでしょうか?

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by npo-iezukurinokai | 2017-12-03 16:24 | 古川 泰司

空き家改修で地域活性化@東京都養沢地区編

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東京も森がたくさんあって大自然に囲まれた地域があります。
奥多摩も有名ですが武蔵五日市から秋川を遡って上流の養沢地区も素晴らしい場所です。
そこに、住む人もいなく朽ち果てつあった空き家がありました。
その空き家をどうにかしたいのだけれどもと相談を頂いたのが2016年の12月。現地を確認して重要な構造が土台含めて傷んでいないこと、床が湿気でふかふかになっていないこと、などから総合的にみて、まだまだ手直しすれば使えると助言させていただきました。そこから急遽、空き家か強いプロジェクトが動き出したのです。
そして、この春に完成。「苔庵(coque)」という名前をつけられ、養沢地区の活性化の拠点となったのです。

その地域にある空間資源を見極め、手直しして使えるのかどうかの初期判断をして、使えるとしたらその費用はいくらくらいかかるのかを見定め、その建物の活用方法を模索し、具現化してゆくことも我々設計者の役割だと思っています。
具体的には劣化の状態と耐震診断を行い、劣化改修、耐震改修の計画を立ててゆきます。

現在、生まれ故郷の新潟の高田(上越市)で建物再生のお手伝いが始まっています。
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外壁や室内には秋川の木をふんだんに使っています。
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改修前の空き家の時の様子。

リノベ頼むなら「リノベーション窓口」まで
古川泰司/アトリエフルカワ

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by npo-iezukurinokai | 2017-11-04 09:30 | 古川 泰司 | Comments(0)

箱を積んでリノベーション

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リノベーションというと大掛かりな工事を想像してしまう方も多いのではないでしょうか?
そうすると工事中に住む場所はどうなるんだろう?何処かにアパートとか借りないといけないのだろうか?
とても不安になり、今一歩の決断が鈍ってついつい工事の時期が遅れてしまいがちではないでしょうか。

そして、そして、子どもたちの成長とともにどんどん変わってゆく家族。
そのタイムスパンは3年?長くて5年?その度に生活に合わせたリノベーションをするの?
どうでしょう。そんなことを考えたら、またまたリノベーションに対して二の足を踏んでしまいますよね。

そこで提案です。

間仕切り壁などをできるだけ取り除いて、家族の関係を四角い箱を積んだ家具で家族のスペースをつくるのです。

箱のサイズは三種類。
一番大きい箱は机になります。
中くらいの箱は、大人の椅子になります。子供の机になります。
小さな箱は本棚などの収納です。

この3つのサイズの箱を組み合わせて、家族のそれぞれのスペースを作る。

この考え方の良いところは
リノベーションの工期が圧倒的に短くなること。
仮住まいを借りるとしてもとても短くて済むこと。
ひょっとしたら、10日くらいでできてしまうくらいシンプルにすることだってできます。

そして、そして、箱を積んでいるだけですから
いつでも自分たちの手でリノベーション可能です。

リノベーションというと大変な工事を思い描いてしまうかもしれませんが
こんなシンプルな考え方もできるのです。
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by npo-iezukurinokai | 2017-09-11 14:00 | 古川 泰司

らくらく床貼り

さてさて、家づくりの会では今までもやっておりましたが改修工事・リノベーションにももっともっと積極的に対応してゆこうということで、有志が集まって「リノベーション窓口」を開設しております。
そのメンバーで、こちらもブログも盛り上げてゆこうということになりました。
トップバッターはアトリエフルカワの古川です。

私の話題はラクに張れるフローリングのお話です。

フローリングって一度決めて張ってしまうと、あとからなかなか取り替えられないものですよね。ですから、傷がつきやすい素材は敬遠しがちになります。でもでも、杉とか柔らかい針葉樹の床はほかには代えがたい魅力があります。
そんなことを考えていたら、静岡の天竜材を使って商品開発のお手伝いをすることになりました。

出来上がったのがこれです。
名付けて「ラク床S」。浜松の鈴三材木店さんと一緒に作りました。

商品としては実にシンプルなものです。
幅10cmくらいのフローリングで長さが91cm。
縁甲板の実加工がしてありますがエンドマッチと言って
小口の方にも縁甲板の実加工がしてあります。

実加工というのは凸と凹に加工してはめ込めるようなっているものです。

これをきっちりはめ込んで敷いてゆくとあら不思議、しっかりと固定されて動かなくなります。
施工も簡単で誰にでもできます。そして、取替も簡単。着せ替え人形のようです。

実はそれだけでは木が伸びたり縮んだりして商品にならないので、様々な工夫が見えないところでされているのですが、皆さんにご安心して使っていただけるような仕上がりになっています。

新築のお宅でも時々床を着替えてみたり、リフォームでもアパートなどで床を張り替えることが出来ないところでも、簡単に無垢の床にすることができます。

試しに敷いてみたところ

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エンドマッチと言って
小口にも実加工がされています。
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浜松の学生ボランティアさんの活動拠点で使っていただきました。
施工は学生さんたちの手で行いました。
自分たちの場所を自分たちの手で作るって良いですよね
賃貸スペースの床を手軽に木質化する
いいアイテムが出来たと思っています。
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リノベ頼むなら家づくりの会「リノベーション窓口」まで



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by npo-iezukurinokai | 2017-07-27 00:00 | 古川 泰司 | Comments(0)

子供たちの木の家

今月熊谷で「わらしべの里共同保育所」が開園しました。
子供たちの木の家を作って欲しいという依頼で始まったプロジェクトです。
私が日頃から設計している木の家の雰囲気を大きな建物でどうやって作るか?実は、それはそう簡単なことではありません。
規模が大きな建物は内装制限と言って燃えやすい素材で室内を仕上げることに規制がかかります。でも、それでは、子供たちの木の家にはなりません。そこで、専門家からもアドバイスをいただきながら、準耐火構造にすることで木をいっぱいに表した保育園を作ることが出来ました。
旧園舎から引越しして、最初は戸惑っていた子供たちも、すぐに慣れてバンバン飛び回っているようです。
完成した子供たちの木の家で、子供たちの素敵な経験が生まれることを願ってやみません。

古川

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by npo-iezukurinokai | 2016-04-30 15:03 | 古川 泰司 | Comments(0)

韓屋



2015年1月11日から14日まで、桜設計集団のみなさんと
韓国建築ツアーに行ってきました。
写真は、初日のソウルで見学させていただいた
フルリノベーションされた韓国の伝統的な住居「韓屋(はんおく)」です。
設計はソウルの建築事務所「guga都市設計」で、そこで働く日本人の米田さんにご案内いただきました。

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by npo-iezukurinokai | 2015-01-26 18:06 | 古川 泰司 | Comments(0)

マンションリノベーションで木の家リノベーション

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今日は武蔵小金井でマンションリフォームの現場に行ってきました。
解体工事が完了したということで確認です。

戸建てでもマンションでも壊してみないとわからないことが必ずあって
解体工事の完了時はチェックしておきたいことが出てきます。

今回は3LDKのマンションの居室部分の間仕切り壁を取り払ってワンルームにして、ご主人がやっておられる整体の道場に改修します。

床は畳になりますが、低温で優しく乾燥させた杉板を壁に張ります。

マンションも木の家に変身です。
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by npo-iezukurinokai | 2014-07-16 12:29 | 古川 泰司 | Comments(0)

木材の乾燥−天然乾燥は本当に良いのか?

アトリエフルカワの古川です。

木材の乾燥について書いてみたいと思います。
(キノイエセブンのFacebookページの連載より)

<1>

勉強熱心な建主さんによく言われることがあります。

「天然乾燥の木材が良いと聞いたのでぜひ使いたいのですがどうでしょうか?」

一般的には乾燥は機械を使い石油などの化石エネルギーで木材を加熱して行います。これを「機械乾燥」といいますが、これに対して化石エネルギーを使わずに太陽の熱などで乾燥させるのが「天然乾燥」です。

家をつくる木材は、柱などの骨組み材でもフローリングなどの仕上げ材でも乾燥させて使うことが当たり前になっています。

それでは、なぜ木材は乾燥させないといけないのでしょうか?

木材は、大雑把に言って、「繊維分」「樹脂分」「水分」の三つで出来ています。この水分は、森で育っている木の中にはたくさん含まれています。この水分の量を示す言葉が「含水率」です。材木の中の固形分に対する水分の重量比なのですが、杉の含水率はとても高くて、森で育っているものの中には200%を越えるものもあります。

写真は、杉の木を伐採したところですが、切り口がしっとりと濡れていて木の中の水分の多さが実感できます。伐採見学会に参加されることがありましたらぜひとも切り口を触って欲しいと思います。

さて、この木の中の水分は伐採されるとどんどん抜けてゆきます。水分が抜けることを乾燥といいますが、自然に木は乾燥してゆくのです。

この乾燥がどんどん進み、ある段階になると木が収縮などの変形を始めます。

乾燥させていない木材を使うと、木の収縮で家がねじれてしまうこともあります。そのために、木材は乾燥させて使わないといけないのです。

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by npo-iezukurinokai | 2014-07-14 19:48 | 古川 泰司 | Comments(0)

KINOIESEVEN

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今週のブログ担当、アトリエフルカワの古川です。
よろしくお願いいたします。

さて、住宅に使う木材について、産地や生産者、工務店さんと喧々諤々議論を交わしてきた
「木の研究会」ですが、そこから派生して木の家をつくる仲間がグループをつくることになりました。
その名も「KINOIESEVEN」。木の家をつくる7人衆です。
でも、7人というのは設計者だけのことで、木の家づくりは材木の産地の方や製材所、工務店の方々の強力なサポートがなければいい仕事はできません。ですから、もちろん、今回の「KINOIESEVEN」には信頼できる木材の生産者や木の家づくりに長けた工務店さんたちもメンバーに加わってもらっています。

その「KINOIESEVEN」ですが
11月10日に発表会を行います。

じゃじゃーん!チラシも出来ています。

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会場は新宿にあるTOTO東京センターショウルームです。

詳しくは家づくりの会のHPの特設ページにアクセスしてみてください。

この発表会に先立って、今日から新宿初台の木童さんで
KINOIESEVENの展示会をやっています。
こちらの展示会は11月16日までです。

こちらにも是非足をお運びください。
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by npo-iezukurinokai | 2013-11-05 14:46 | 古川 泰司 | Comments(0)