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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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建築士会全国大会に参加して

こんにちは。
今週担当の小谷野です。1週間よろしくお願い致します。

さて私事ですが、設計に関連した色々な活動をしています。
その一部を今週は紹介したいと思います。

今日は、第52回建築士会全国大会「やまがた大会」について。
この大会は、全国の建築士を対象に毎年担当の県建築士会が催すもので、昨年は山形県で行われました。
山形県山形市「山形市総合スポーツセンター」を会場に、平成21年10月16日から18日の3日間、全国から1万数千人の参加があり、色々なイベントが開催されました。
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この大会を通して、建築士であることの自覚と社会に対してのアピールをすることになります。


大会終了後に見学した建物の一つ「慈恩寺」の紹介をしたいと思います。
このお寺は、山形県寒河江市の小さな山の麓にあります。
約1200年前に開基され、本堂・三重塔・薬師堂が建ち並び、平安、鎌倉時代へと誘います。
この寺の仏像群は国重要文化財に指定されています。
機会がありましたら一度は訪れてみてください。

      お寺の山門。派手さはないが重厚さと古さがある建物でした。
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      本堂は茅葺きで、その形がとても美しく感じられました。
      この本堂を今年の年賀状に取り込みました。
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      本堂の裏手では、傷んだ屋根部分の修理がされていました。
      3人の職人さんの中に若い女性が1人いて、女性茅葺き職人さんの
      珍しさに写真を撮らせていただきました。
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          本堂脇にある三重塔です。こちらは木端葺きでした。
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小谷野 栄次/結(ゆい)設計事務所NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-01-31 12:28 | Comments(0)

今日の私の一枚


アルフレッド・ブレンデル、ラストコンサートライブです。
一昨年の暮れ、12月14日ハノーヴァーでのピアノ・ソロ演奏と、17日ウィーンでのピアノ・コンッエルトの2枚組みのCDです。
以前から周りの人に、最盛期にリタイアーすると語っていたブレンデルは、このとき78歳。
60年間に亘る演奏活動を通じて、ハイドン・モーツアルト・ベートーヴェン・シューベルト・シューマンと、ドイツ・オーストリアの古典派からロマン派のど真ん中にいた作曲家の曲を中心に演奏活動をしてきたブレンデルは、その中でもベートーヴェンとシューベルトは、年を重ねるごとに繰り返し演奏しています。
西洋ピアノ音楽の新約聖書と言われているベートーヴェンの32曲のピアノ・ソナタは、全曲録音を3回行っています。3度目の録音を70歳目前で終えたブレンデルは、70歳をむかえ、いまモーツアルトの演奏に集中しなければ手遅れになるとその後、ピアノ・ソナタ、ピアノ・コンッエルトの全曲録音に取り組み完結し、そしてこの日に臨みます。
ウィーンの最後のコンサートは全てモーツアルトの曲で、後年親交が深くブレンデルの良き理解者である、サー・チャールズ・マッケラス指揮、ウィーン・フィルハーモニーとの競演です。
ここで最後に演奏された9番のコンッエルト『ジュノム』は、私にとても、27曲あるコンッエルト中で、5本の指に入る名曲であり大好きな曲です。
当日の演奏は、いつものように知的で、指先が考えているようなプロ好みの味わい深い響きが曲全体を覆い、まさに最後の演奏会に花を添える名演です。ブレンデルのコンサートに世界で活躍する演奏家が、お忍びで聴きに来ることは有名な話ですが、このCDを聴いて解るように思います。
もう一つのピアノ・ソナタ18番は、どちらかと言えばモーツアルトのピアノ曲のなかでは派手さがなく、いかにもブレンデルが最後に選んだソナタと言えます。
私としては、バックハウスのようにあるいは村野藤吾のように、なくなる間際まで演奏を続けてほしかったのですが。

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十文字 豊/アルコーブUNPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-01-29 19:39 | 十文字 豊 | Comments(0)

今日の私の一枚


1977年3月2日、カール・ベーム指揮のウイーン・フィルハーモニー来日公演のライブCDです。
この日NHKホールで演奏された曲は、ベェトーヴェンの『田園』交響曲と『運命』交響曲、そしてアンコール曲がレオノーレ序曲第3番です。

ベームこのとき最晩年の82歳、ウイーン・フィルとの来日は3度目です。来日を重ねるたびに日本の聴衆の水準の高さを感じ、ベストメンバーの楽団員を引き連れての演奏です。

当然の事ながら、ウイーン・フィル、ベルリン・フィル、さらにベームの指揮となると、チケットは高額にもかかわらず、徹夜をして並んでも手に入る保証はないのです。
そこで私は当日早めに仕事を切り上げて、自宅のオーディオでカセットテープをセットして、NHK・FMに耳を傾け開演を待ちました。

やがてわれんばかりの拍手の後、田園の第1楽章のあの霞のかかったような音色がヴァイオリンで奏でられ、冴え渡った木管と、何とも深みのあるホルン、弱音の清粋な静けさ、聞くものを包み込むようなテンポとスケール、風格ある最高の音楽がここにあることに感動し酔いしれたことを今でもはっきりと記憶しています。

30数年ぶりに、この日のライブのCDを買って聞いてみたところ、記憶どおり素晴らしい名演で、音質も良く当時の感動がよみがえってきました。
他の2曲も名演ですが、なんといっても田園が最高の演奏です。

今まで私にとっての田園のベストアルバムは、ブルーノ・ワルターとウィルヘルム・フルトヴェングラーの2枚でした。ここでベームのこの一枚が加わることになりました。

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十文字 豊/アルコーブ・UNPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-01-26 13:51 | 十文字 豊 | Comments(0)

今日の私の一枚


今週担当の十文字です。宜しくお願いします。


モーツアルトの短調の幻想曲3曲と、ピアノ・ソナタハ短調そしてアダージョロ短調を、ピアニストであり詩人でもあるヴァレリー・アファナシエフが弾く異色のアルバムです。
モーツアルトは短い生涯の中で600曲以上の曲を残し、その中で短調で書かれた曲は一割にもみたない数です。これが全て名曲中の名曲なのです。
おそらくモーツアルトの中で根源的な悲しみが身近な要因によって増幅したときに、人間的な次元と、宇宙的な次元の、二つの異なる次元の、たぐいまれな結合と響きあいとして生まれた作品なのです。
ここで、アファナシエフと親交のある中沢新一のアルバムによせた一文を紹介します。
「私たちは、この演奏をつうじて、モーツアルトの宇宙的な深層律動というものが、人間の内面に宿る、人間を超えた、不気味ななにものかに触れているのだ、ということを、はっきりと理解する。その不気味なものの存在を感知していたモーツアルトは、それを幻想(ファンタジー)と、なつけている。しかし、深い霧のなかからたちあらわれてくるような、この幻想はたんなるイマジネーションのレベルに属するものではなく、人間という生命体の、もっとも奥深い部分から浮上してくる、生でもあり死でもあり、意識でも物質でもあり、人間的でもありデモーニッシュでもある、いまだ人間の知性がはっきりと概念としてとりだすこともできずに居る、‘なにものか`なのである。」と語っています。                                     
このアルバムでのアファナシェフは、異様に遅いテンポで全ての短調の曲を弾きとうすことでモーツアルトの音楽から、中沢のいう宇宙的な深層律動を意識的に浮上させようとこころみているようです。
じつに異色のモーツアルトではありますが、音はあくまでも美しく、深淵な響きが聴こえてきます。
この一枚を聴きこむことで、神童モーツアルトにより接近できるかも知れませんよ。


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十文字 豊/アルコーブUNPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-01-25 18:11 | 十文字 豊 | Comments(0)

句会再開

 会の仲間で句会が再開しました。家づくりの会の有志が、俳句(と言えるレベルか疑問ですが・・)をやってみたいと思い、時折「吟行」と称して川越や横浜、幕張に出掛けて行って、思い思いに編んだ言葉を披露し合いました。その時の師匠は家づくりの会の猪狩さんでした。猪狩さんは後年、俳句を始められて、独自の境地を開かれていました。いつも、私たちの俳句にならない俳句をニコニコ聞いて、添削もしてくださいました。川越の猪狩さんのお宅に伺ってお母様や奥様に歓待して頂いた事も懐かしい思い出です。
 猪狩さんが亡くなり、俳句の会も中断していましたが、会の落合さんの計らいで、再開することになり、昨年11月に第一回がありました。今度はちょっと本格的に句会の体勢で始まりました。師匠は落合さんの建主さんの舟倉さんです。この句会がなかなか楽しく、続行ということになりました。次回は2月7日です。
 興味と時間のある方は参加してみませんか?

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初社祈年一年福娘(はつやしろ きねんいちねん ふくむすめ)

今回の担当は今日まででした。では また。 菊池邦子
by npo-iezukurinokai | 2010-01-18 00:55 | 菊池 邦子 | Comments(0)

震災15年目

 明日17日で阪神大震災から15年目になります。15年という節目で、テレビ等でも震災に関する番組がいろいろ放送されています。阪神大震災は私達、設計をする者にとって、家を設計するに当たっての教訓をたくさん与えてました。
 以後、木造住宅も木構造という言い方で、耐震を考慮した構造設計を重視するようになりました。国では昭和56年以前の住宅の耐震補強を行うことに力を入れていますが、実際はなかなか進まないようです。私の住む横浜でも同様です。最近は耐震診断業務も多くなり、昔の大工さんや施工者の技量を知る機会が増えました。やはり、ひと手間かけた仕事は年月が経っても、しっかりしていることが分かります。私達も年月を経て私達の仕事に接した方に、「きちんとした仕事だね」と言われるように努力しています。
 
 今、吉本隆明氏の「真贋」という本を読んでいます。吉本隆明といえば私のような団塊世代にとっては必ず何かは読んだ思想家です。あの頃は訳が分からず文字を追っていた気もしますが、この本は違います。帯に「密かに人気沸騰中」とあります。良かったら読んでみてください。

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菊池 邦子/テリトプラン href="http://www.npo-iezukurinokai.jp/">NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-01-16 18:49 | 菊池 邦子 | Comments(0)

明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます。
今週の担当の菊池邦子です。
といっても今日は14日、明日は小正月。厳密には14日の日没〜15日の日没までを言うそうです。
小正月は旧暦のお正月で、1年の最初の満月にあたる1月15日とされていていました。 太陽暦が用いられるようになって、元日を中心とした「大正月(おおしょうがつ)」に対して、15日を「 小正月(こしょうがつ)」と言うようになったようです。
そういえば、今年の元旦の頃は 満月だったように思います。ちょうど海の見える場所に滞在していたので、満月が照らす波がキラキラとうつくしかったです。写真に収めようと思いましたが、写し撮る事には失敗しました。
そのかわり、元旦の日の出はバッチリ!
今年も良き年になるよう 日々大切に過ごしたいと思います。
どうぞよろしくお願い致します。
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by npo-iezukurinokai | 2010-01-14 14:11 | 菊池 邦子 | Comments(0)

室内側からも気持ちの良いもの。障子はいいですよ。 川口通正

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外に草や花や木を植えると、道行く人も自分たちも気持ちが良いのは当然のこと。さらに室内側から外の自然を眺めて優しい光に包まれたい気持ちも強いので、そういう時に、日本の伝統的な障子は、なかなかいいものです。障子の特徴は、多少の暖がとれ、視線をさえぎり、強い光を拡散して眼に優しい光に変換してくれます。また気配(けはい)を感じることができて、外の自然のシルエットを写しこんで気持ちの良い紙と組子(障子の桟)の美しい面をつくり出します。和室のみならず、洋間にもなじむものです。そして、とにかく思ったより、丈夫なもので何十年も長持ちします。障子はなかなかいいものです。
写真は僕の設計した住宅の中からいくつか、並べました。
住宅に暮らす以上、子供も大人も、お年寄りも、
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みんな気持ちのよい暮らしをしたいに決まっていますので、構造体や収納や設備、その他、さまざまな事柄の中に、環境を考えた家づくりの視点を入れて、時代の中で住宅を考えていく必要があると、強く感じています。 (おわり)  
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by npo-iezukurinokai | 2010-01-10 15:59 | 川口 通正 | Comments(0)

道行く人に楽しんでもらう花や草を植えましょう 川口通正

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僕は住宅を設計する時に、あらかじめ建主と庭について、打ち合わせを行う。道のそばや中庭に植える草や花や木を、少しイメージしてささやかでもいいから、土の部分を設けることをお願いしている。そして図面にする。建主も設計者も、ついつい家そのもののみに神経が行き過ぎてしまい、自然とのかかわりによって生きている自分たちを忘れがちになる時がある。ちゃんと自然の時間による経年変化を考えておかないと、建物とのバランスもおかしくなるし、いい感じで建物が、歳月を重ねられない。写真は僕の意見を聞いてくれて建主が努力してくれている緑の例です。
(川口通正建築研究所 川口通正)
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by npo-iezukurinokai | 2010-01-08 01:51 | 川口 通正 | Comments(0)

身近にさまざまな気持ちよい空間を     川口通正  

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僕が設計した住宅の中から、さまざまな居心地の場所の写真をを並べてみました。
(川口通正建築研究所 川口通正)
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by npo-iezukurinokai | 2010-01-07 00:59 | 川口 通正 | Comments(0)