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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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光のグラデ-ションで繋ぐ

築80年の住まいのリフォーム(一部減築)と増築の仕事の取材があった。

80年の時間と対峙するのは難しい、歴史ある住まいに新しい家を合わせるという方法も、たぶん
違うし僕には力不足と考えた。そこで母屋と新しく増築する若いご夫婦の住まいは、中庭を挟んで北側に並べるような構成にしました。
この家が刻んだ長い時間を中庭を挟んだ距離の中で光や庭の緑がグラデーションのように、親世帯と子世帯を徐々に静かに調和させてくれるのではと考えたのです。

d0021969_167364.jpg深く美しく翳りのある母屋のリビングから見る南の庭を、若夫婦の明るいリビングからも中庭を挟んで眺められるような構成としました。
大切に家族に愛され続け手直し手直ししながら80年の時を生き、ここにきてまた新たな力を得て二世帯住宅になりました。
機能利便性性能ではとっくに捨てられていたはずのこの長寿命の家とは、家族の記憶を刻んで大切にしたいと思われるご家族だけの世界に一つだけの住まいの事でした。



 高野 保光/遊空間設計室NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-10-30 16:07 | 高野 保光 | Comments(0)

当たり前の心地よさ

水曜日は事務所を思い切って休みにして、快晴秋川渓谷へ。
所員や友人たち12名で、季節はずれのバーベーキューを楽しんだ。

夏場は人気スポットもこの日は貸切状態。
真っ青なのせせらぎ、、深くて厚くどこまでも続く・・・・・・
そして。自分たちでおこした火を使った料理の格別の味。

d0021969_19402424.jpgこれは太古の昔から、たぶん人間になった頃から皆が持っている感覚ではないか。
誰もが大好きな空間で、間違いなく「気持ちがいいね」と思える場所だ。
当たり前の心地よさというか普通の気持ちよさがそこにあった。
抜けるような青空や海や水辺が大嫌いとか、冬の暖炉の火がイヤとか、そんな人に逢ったことがない。


その当たり前の感覚を大切にしたい、街中の住まいもその普通の気持ちよさで空間を満たしたいと
改めて感じた休日でした。


 高野 保光/遊空間設計室NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-10-29 19:41 | 高野 保光 | Comments(0)

街にジャズが流れる2日間

阿佐ヶ谷ジャズストリート

山下洋輔らプロ中のプロから学生バンド、ママさんアカペラグループなど・・・・
街をただ歩いているだけで、生の演奏に出会える。
先週末はそんな二日間だった。

仕事の合間に3、40分、自転車で事務所と阿佐ヶ谷駅を往復しただけだが
こんな場面に出会った。一生懸命に演奏する人々、演奏を聴きながら即興で絵を描く人たち、
足を止めて聞き入る人々、座り込む人・・・・・
街のあちこちに心地よい居場所が出来ていた。
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「お母さんあっちのジャズ見に行こ!」なんてカワイイ子どもの声も聞こえてきた。
・・・・なんだろ、なんかい~い感じ、空も晴れてすっかり気持ちよくなって事務所に戻った。


 高野 保光/遊空間設計室NPO法人家づくりの会所属)

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by npo-iezukurinokai | 2010-10-26 20:30 | 高野 保光 | Comments(0)

カンボジアの建物

9月の初めにカンボジアに行って来ました。当時、日本は猛暑の中。カンボジアはどうか・・・と思っていましたが、暑いことは暑いのですが日本よりは凌ぎやすかったです。
カンボジアの地雷被害者の支援を初めて13年になります。カンボジアへは10年前と昨年、そして今年と出掛けました。今年は去年以上に、経済の発展が感じられましたが、その分、貧富の差が大きくなっている様に感じました。特に都市と地方に差が生じているようです。
今回はアンコールワット遺跡のあるシュムリ・アップとプノンペンを訪ねました。地雷被害者や障害者が世界中のNPOの支援を受けながら、自立するために頑張っていますが、今年は特に自立へ向けての動きを強く感じました。
また、プノンペンで訪ねたイエズス会の運営する職業訓練校で、神父さんが言われた「今や緊急を要する支援をする時期は過ぎ、これからの社会をつくっていく人を育てて行くための教育を行うことが大切」という言葉が印象的でした。時間と共に人も社会も変化しているのですね。
ともあれ、やはり建築に携わっていると、建物に興味がいってしまいます。
印象に残った建物の写真をお届けします。
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映画の舞台にもなったナイトマーケット近くのレストラン

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住宅を改修してレストランに。スタッフはほとんど孤児だった若者達

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イエズス会カンボジアの職業訓練校;はとのセンター 
ここで制作したものを販売している 売店棟 欄間の通風用レンガはどの家にもある

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カンボジア特有の伝統的な竹でできた教室 涼しい!

菊池 邦子/テリトプラン href="http://www.npo-iezukurinokai.jp/">NPO法人家づくりの会所属)
by npo-iezukurinokai | 2010-10-21 21:22 | 菊池 邦子 | Comments(0)

銭湯を活用したい!

 今週のブログ担当の菊池です。順番では2週間前が当番予定でしたが、十文字さんに交代して頂きました。十文字さん、ありがとうございました。また、先週は倉島さんの前川国男建築探訪を堪能させて頂きました?あっという間に自分の番となり、すでに水曜日です。今週よろしくお願い致します。
 昨日は4年前に廃業した銭湯の実測調査に参加しました。最近は町の銭湯に行く機会がほとんどありませんが、古くからある銭湯は瓦屋根の立派な造りの建物が多いですね。下足箱の組み込まれた玄関や仰ぎ見る洗い場の高〜い天井。ここは8メートル近くありましたから、2階建ての屋根の高さ位になります。そして富士山のある壁画。実測を行った銭湯は昭和25年から続いた歴史もあり、建物も銭湯建築として立派なものです。このまま取り壊すのではなく、これから建物の利活用を考えていこうということで、まず現地調査を行う事になりました。
 脱衣場にあった湯銭400円の看板が気になって銭湯の料金を調べてみました。銭湯の料金は全国一律ではないんですね。一番高いのは東京都と神奈川県の450円(大人)でした。廃業の時からさらに値上がりしていました。
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営業中の看板 お湯が沸いている事を示して「わ」 休業は湯を抜くで「ぬ」
菊池 邦子/テリトプラン href="http://www.npo-iezukurinokai.jp/">NPO法人家づくり
の会所属)
by npo-iezukurinokai | 2010-10-20 07:42 | 菊池 邦子 | Comments(3)

仙台::・:::前川國男建築見学おまけさらにおまけ11

ついでといっては何ですが・・・
先日法事で仙台にいってきました
時間があったので、宮城県立美術館へ久しぶりに行ってみました
嫁の実家があるし、前川建築であることは知っていましたが、
(本館が前川國男建築設計事務所、
佐藤忠良記念館が大宇根建築設計事務所。
建設省の公共建築百選に選ばれている、、、そうです。)

それより、うさぎのブロンズ像がみたかった。

野兎と鉄兜 (バリー・フラナガン)

あちこちの美術館にあるようですが、まずは近場で・・・

あ、もちろん建築も素敵ですよ
修道院のような中庭と回廊に誘われてホールに入り、大きな吹き抜け、
そして裏の庭にくける感じ
素敵です
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・・・・・・・・・・倉島

倉島 和弥/RABBITSON
一級建築士事務所
NPO法人家づくり
の会所属)
by npo-iezukurinokai | 2010-10-17 06:57 | 倉島 和弥 | Comments(0)

弘前::・::前川國男建築見学おまけ09・10

おまけです
と言うか、こんな小さなお仕事もされていたのです

弘前市役所職員自転車置場 1982年
先に紹介した、市役所の裏手に、職員用の自転車置き場が、鉄骨で造られています
うっかり見落とすところでした

もう一つは
一番町中央公園(東屋つき) 1982年
青森銀行(これも古い洋館で見応えがあります)の前にある
とても小さな公園
その東屋も合わせて設計されているそうで
古い市役所はココにあったらしく、その跡地の提案なのでしょう
(間違っていたらごめんなさい)

決して大きくない弘前の待ちに、こんなにたくさんの名建築がありました
回転寿司やお花見やねぷたもおすすめですが
こんなツアーも楽しいです・・・

おまけのおまけ
すべての写真はこちら(枚数多過ぎ)

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・・・・・・・・・・倉島

倉島 和弥/RABBITSON
一級建築士事務所
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by npo-iezukurinokai | 2010-10-16 22:35 | 倉島 和弥 | Comments(0)

弘前::::前川國男建築見学08

弘前市斎場 1983年

これ、名建築だと思います

建築、空間を学んでいない人でも、誰でも
ここに来れば、きっと感動します

それは、豪華さなどではありません。
素材はきわめてシンプルです。
空間の繋がりや光や視線、、、などなど
五感に関わるすべてで感じることができる
空間の質、気品、、、、、
ここでなら、焼かれてもいい、焼かれたい・・・
そんな素敵な建築です

骨を拾うところは、ロンシャンのチャペルを思い出させてくれます
静かに天に昇っていくようです

ホワイエと待合室はローカでつなげられ
現世とあの世を感じます

こんな建築を創れるようになりたいです、、、

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・・・・・・・・・・倉島

倉島 和弥/RABBITSON
一級建築士事務所
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by npo-iezukurinokai | 2010-10-15 22:12 | 倉島 和弥 | Comments(0)

弘前:::前川國男建築見学06・07

弘前市立博物館 1976年

市民ホールと同じ弘前公園の中にあります
都美術館をちっぽけにした感じ?
レンガタイルは前川建築のスタイルになっていました

内部は撮影させてもらえず外部だけで失礼、、、
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弘前市緑の相談所 1980年

博物館の少し先にあります
深い軒と内部から外部への繋がり方がとても素敵なのですが
使われ方が残念
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・・・・・・・・・・倉島

倉島 和弥/RABBITSON
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by npo-iezukurinokai | 2010-10-15 21:40 | 倉島 和弥 | Comments(0)

弘前:・:前川國男建築見学05

弘前市立病院 1969年

巨大すぎて、、、
でも、エントランスやホールは前川國男をすぐにわかるデザインでした
ココも現役
使われてなんぼの、建築です

・・・・・・・・・・倉島

倉島 和弥/RABBITSON
一級建築士事務所
NPO法人家づくり
の会所属)



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by npo-iezukurinokai | 2010-10-15 06:44 | Comments(0)