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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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アマゾンと新聞

アマゾンで本を購入する際、
その本の、その時点での販売冊数のランキングが、
ネット上で表示されているのをご存知ですか。

このランキングは、
今アマゾンで販売しているすべての本の順位を示している。

私の本で言えば、
「最高の住宅をつくる方法」は、総合三千位前後をキープしているので、
100万冊以上が流通していることを考えれば、売れていることになる。
なんとありがたいことか。
購入いただいた方々には、感謝感謝です。

さて、昨日日曜日の読売新聞朝刊で、
12月20日発売した「最高に楽しい間取りの図鑑」が
文化ページの書評欄の下で大きく広告された。
なんと、その朝から、
アマゾンのランキングが千位前後から、三桁の百番台に入り、
午後からは、二桁の70番台まで。
夜には、最高55位まで上り詰める。
東野圭吾の文庫本新刊と並ぶ勢い。

瞬間、売れっ子作家になったようで、
「アマゾンで55位になったよ・・・・」と息子達に言うと、
長男の冷静な一言。
「お父さん、建築家なんだからね・・・・」
本分を忘れるなということらしい。
・・・・・・ご説ごもっとも。

ただ、新聞に掲載されることのすごさに、驚いている。
たくさんの方々に購入していただき、
本当にありがたく思っています。
本の内容は、期待をけして裏切らないと自信を持っています。

広告を出してくださった、出版社のMさんにも深く感謝しています。
by npo-iezukurinokai | 2011-01-31 09:42 | 本間 至 | Comments(0)

老けない秘訣

ブライシュティフトの本間です。
今日から、1週間ブログ当番です。
毎日は書けませんが、よろしくお願いします。


朝起きると、かみさんから
「夜3時に鳴った電話、気がついた?」と聞かれ、
全く気がついていなかったことで、
「いつも眠りが浅いと言っているけど、深く寝ているのね・・・」と。
本人は、寝たり覚めたりで寝返りをうち、
眠りが浅いことを気にしているのだが。

夜3時の電話は、私の姉から。
その時刻に日本対オーストラリアのサッカーが終了したらしい。
日本が勝利した喜びを分かち合いたかったらしく、
なんと夜中の3時に電話をしてくる。
我が家では、私以外、かみさんと息子達がテレビ観戦していた。

かみさんは3時過ぎに寝ているにも関わらず、
朝のスポーツ番組を見たかったらしく、朝早くに起き出す。

姉は67歳、かみさんは・・歳、
年令に関係なく、日本中がサッカーにわいた日曜日の早朝だった。

昼になると母の所に食事を持ってくる姉と、そしてかみさんは、
きっと興奮覚めやらずで、さわぐことになるのだろう。

スポーツを観戦して興奮できることは、
老け込まない妙薬のようだ。

早く寝てしまった私は・・・老け込んでしまうのかな〜。
by npo-iezukurinokai | 2011-01-30 11:56 | 本間 至 | Comments(0)

「楽しくわかる!住宅工事現場写真帖」のご紹介

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さて、今週のブログ当番も今日でおしまい。
最後は、昨年暮れに出た拙著のご紹介です。

タイトルは
「楽しくわかる!住宅工事現場写真帖」

サブタイトルが
「プロとアマが協力してつくる新しい手づくり住宅のススメ」

何の本かといいますと、家づくりの現場に住まい手さんが参加するためのガイドブックです。
自分の家は自分で作りたいと思いながらも敷居が高そうで躊躇している人も少なくない。そういう方に、家づくりの現場の流れを踏まえて、できそうな仕事と(小さな仕事)プロにお願いした方がいい仕事(大きな仕事)にわけて、そのなかの小さな仕事について写真で解説した本です。

とはいえ、この本はこれから家づくりを始める方全員に読んで欲しいと思っています。現場の様子や手順については、なかなか一般の方はイメージできないのではないでしょうか。そこで、いわば、家づくりの工事が始まる前のイメージトレーニングができるような本があるといいなと思って、この本をつくっています。

amazonでも絶賛発売中
なんと「住宅建築」カテゴリーでは10位前後におります。(先日は2位でした!)

アトリエフルカワ一級建築士事務所 古川泰司
by npo-iezukurinokai | 2011-01-29 12:42 | 古川 泰司 | Comments(0)

「木の家リフォームを勉強する本」

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1月21日は夕方から「木の家リフォームを勉強する本」出版記念セミナーに参加するために、早稲田のスコットホールに出かけてきました。写真は会場となったスコットホールです。
この本は建築家の三澤文子さんが中心となってまとめられた本で、これからリフォームを考えたい一般の方向けということではありますが、かなり内容の濃い、専門的な解説が丁寧にされている本です。その点では、プロが読んでも十分に読み応えがある内容になっています。
今回の出版記念セミナーでは、本書の重要な考え方である「建築病理学」という新しい学問について、英国での実践例を村上洋子氏より、岐阜県森林アカデミーでのカリキュラムの説明を辻充孝氏より、それぞれ発表がありました。
中古住宅を評価して使い続けてゆくために「建築病理学」による評価が有効であるということが発表の趣旨です。現実には、中古住宅の評価については百科騒乱のような感じで、あちこちで独自の評価基準がつくられて、てんでバラバラな活動になってしまっています。しかし、そのなかでも三澤さんたちが実践しておられる「建築病理学」に基づく評価は大変バランスのよいものだと、お話を聞いていて思いました。
スクラップ・アンド・ビルドの新築主義からの脱却のためには、中古住宅の診断と評価、それにともなう改修工事の実践と、改修による資産価値の再評価を社会的に認められたルールとして共有化してゆく必要があります。そうした、長い展望で考えたときに「建築病理学」というのはとても視野の広い有効な考え方なのだと思います。
この日は、出版に関わった人たちのご紹介に続き、リフォーム事例を取り上げてもらった私も含めた人たちのご紹介をしていただきました。
最後に、建築病理学により住宅を診断する人を三澤さんたちは「住宅医」と呼んでおられますが、昨年まで名古屋で開かれていた「住宅医スクール」が今年の6月より東京でも開催されるとのこと。私もぜひ参加してみたいと思っています。

アトリエフルカワ一級建築士事務所 古川泰司
by npo-iezukurinokai | 2011-01-26 11:33 | 古川 泰司 | Comments(0)

0117

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2011年1月17日。私は早朝に東京を出て神戸に向かいました。「耐震改修推進会議」の「大勉強会」で、耐震改修の事例を発表するためです。
集合時間の1時間前に到着予定だったのですが、日曜日からの雪で新幹線が大幅に遅れているとの情報があったので、乗るはずの電車の二本前の「のぞみ」に飛び乗ったのでした。それでもぎりぎり。新幹線は1時間半遅れたのでした。雪に弱い新幹線、というところでしょうが、車窓に広がるホワイトアウトした吹雪に実家の長岡へ帰るときに眺める景色と同じだと思い、雪に強い上越新幹線の技術はついぞ「のぞみ号」には採用されなかったのだなと思ったわけです。対費用効果、と言ってしまえばそれまでですけれどもね。
「勉強会」は無事に終了。同じ分科会に登壇された建築家の三澤文子さんと今後の問題点を確認することもできた私にとっても有意義な会でした。

せっかく、神戸まで来たのだからトンボ帰りももったいないと、一夜の宿をとることにしました。宿は人任せでとってもらったのですが、その人が選んでくれたのが新長田駅前のホテル。長田といえば震災の被害が大きかったところです。宿をとってくださった方は、震災の時に三宮の会社に勤務されていた方です。
もう既にあたりも暗くなっていた頃に駅を降り立つ私たちの前にはロウソクの灯りがありました。風も吹いていて、消えそうになりながら炎はともり、消えてしまったところには道行く人が次々と火を灯していました。

家づくりの会でも耐震診断窓口をもうけようと現在準備中です。

アトリエフルカワ一級建築士事務所 古川泰司
by npo-iezukurinokai | 2011-01-25 11:28 | 古川 泰司 | Comments(0)

白熱教室

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今週はアトリエフルカワの古川が家づくりの会のブログを担当します。

というわけでまずはお正月のテレビの話題。

お正月のテレビで一番印象的だったのが
「ハーバード白熱教室」でした。
元日の深夜と二日の深夜に分けて、全12回が一挙再放送。2010年の4月から6月にかけて放送されたものですが、私なども見逃したひとりでいつか見たいと思っていた、ちょうどその時に再放送となったのでした。
同様に、見られた方も多かったのではないでしょうか。
さすがに私は一気に見ることは出来ず、録画しておいたものを2〜3回分づつ見てゆきましたが、内容は濃くて追いつくのが精一杯というか追いつけていない部分も多々ある状態。それでも、全12回を通して見ることで大いに考えさせられました。
「ハーバード白熱教室」というのは、ハーバード大学で行われているマイケル・サンデル教授の政治哲学の講義をそのまま収録した番組です。テーマは「正義」。
「正義」と「悪」という二律背反が一筋縄では理解出来ないことをわかりやすい事例を上げて解説するとともに、学生の意見に耳を傾けます。学生との議論の中からそこで共有されている考えを整理して導き出すという手法は素晴らしく、ともすると脱線してゆきがちな論議をひとつのビジョンに形を整えてゆくさまは圧巻でもあります。教えるという技術の指南書としてもこの番組は価値がありそうです。
それはともかく、すべての話題が私の専門としている建築の世界に当てはめることができそうで、番組を見ながら終始考えていました。頭はフル回転です。
たとえば、建築はそこにある自然を壊すなり修正することの上で成り立っています。あるいは、今まであった建物を取り壊すことで成立します。自然を壊すのは正義か、あるいは今たっている建物を壊すのは正義か、建築設計とはそうしたジレンマの上に成り立っているのです。
他にも様々な判断が迫られる建築という世界では、常に自分の判断が正しいかどうかを吟味する必要が有ります。その時に、サンデル教授の議論は大変有効だと思いました。
番組を録画してディスクに保存しましたので、改めて見なおしてみたいと思っています。

アトリエフルカワ一級建築士事務所 古川泰司
by npo-iezukurinokai | 2011-01-24 11:24 | 古川 泰司 | Comments(0)

家づくりで環境負荷削減に貢献できる?

家づくりという行為が多少でも環境負荷の削減に繋がって欲しいものです。 
どうすればそれが可能か考えてみました。建築を環境負荷削減に貢献するものとするには、まず建築をエネルギー消費が少なく、かつ出来るだけ長く使えるように、生活変化にも追随出来易い家にすることです。その上で二酸化炭素を吸収する森林育成に貢献するように、化石エネルギーを消費する建材から、可能な限り自然循環の中で生産される木材を活用した建材に代え、その建材が長期間使用され続ける工法でつくることです。
集成材化技術は伐採した細めの木材でも大断面にでき、廃棄量が少なく歩留まり良く木材を活用する技術です。エネルギー消費の多い他の建材の代りにその集成材を使用した住宅(建築)にすることができれば、木材を大量使用した建築となり、林業の活性化に貢献します。林業が活性化できれば森林育成が容易になり二酸化炭素の吸収を促進し、環境の負荷削減に貢献することになります。それには森林育成と木材供給の社会システムをうまく整えられなければいけません。その方向に少しでも後押しになればと集成材壁工法の開発を続けてきました。
今週最初にお見せした工事中の住宅は、最初から、生活変化に追随できるように容易に解体や増改築ができたり、解体した部材も活用して異なる間取りの再建築もできるように考えられた工法の家です。防火地区なので木材現しで準耐火仕様となる接合を考え、その認定も国交省から取得しています。家づくりを少しでも環境負荷削減の手助けとしたいと感じている方への選択枝を一つ増やすことになれば幸いです。自分も設計者としてだけでなく一個人としても具体的に少しづつ林業にも関わって行きたいと思っています。写真はほんのわずかの面積ですが私たちが関与できることになった山林です。
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藤原 昭夫/結(ゆい)設計NPO法人家づくりの会所属)
by npo-iezukurinokai | 2011-01-22 12:29 | 藤原 昭夫 | Comments(0)

家づくりと地球環境

家づくりは自分の生活を色々考えさせられる事業ですが、工法や何で作ろうかということまで考えようとすると、その思考をさらに社会や環境のことまで延長させてしまいます。
家を建築するということは、その素材や資源を地球のどっかから採掘、運搬し、建材として製品化され、それを大量に消費するということです。地球環境に何らかの影響を与えます。大量のエネルギーを消費し、CO2排出に加担してしまうことになってしまいます。木材であってもそれが住宅の使用に耐えうるまで成長期間を50~80年ほど要し、その木材で建てられた住宅も日本では平均30年弱で取り壊されています。解体された廃材は処分場を埋めることになります。解体のされ方も、工事費を安くするため、手間をかけないミンチ解体といって機械で何もかも一緒にくたにしてしまうやり方が多いようです。そうされた廃材はそのまま廃棄されると地中汚染を引き起こしますので、管理型処分場という、地面との間をコンクリートなどで完全にシールドされた処分場に捨てられなければなりません。管理型処分場は近隣住民の反対等で新たな処分場はなかなか作られにくい実情があります。燃やしてしまうとしても様々な化学製品が混じっている廃材は1000度ほどの高温で燃焼させなければ、ダイオキシンなどの有害物資を発生させ、かつ大量のエネルギーを消費します。住宅の建材の量だけを見たらかなりの量は土に返せるもので構成されています。ですが例えば建築で必ず使用される石膏ボードは、石膏と紙というどちらも本来なら土に還せるものからできているのに、その分離技術は経済的メリットがないという理由で開発されていません。紙には再生紙が使われており、それにはインク染み込んでいてそれが地中汚染を引き起こしてしまいます。つまり経済的理由で必要な技術が開発されないため、建設廃材の殆どが数に限りのある管理型処分場に埋めざるを得ないことになっています。
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いい家をつくって建て主の要望に応えようと頑張っている私たち設計者の努力も、社会や環境的視点から見ますと果たして良いことになっているのか、はなはだ疑問でもあるのです。社会の技術や工法は石膏ボードの例のように市場経済に則っている限り、必ずしもよい方向に発達させているとは限りません。
エコを大上段に振りかざすことは嫌いですが、自分の日々の行為が建て主さんのためだけではなく、少しは社会や環境にいい方向に作用するものでもあればと思うのが人情です。この集成材工法を開発してきたいきさつには、建て主さんにも同様の人情があったとき、そのような方向を選ぶ選択肢がなければ、建て主さんは知らないまま環境のためにならない選択をし、市場をよくない方向に進めてしまうことになってしまいます。わずかでもそうならない選択枝も用意してあげるのは設計者の役割でもあるのではないかと考えてのことです。次回はこの集成材工法がなぜ多少ながら環境にいい影響を及ぼすことになるのか話します。
藤原 昭夫/結(ゆい)設計NPO法人家づくりの会所属)
by npo-iezukurinokai | 2011-01-20 14:06 | 藤原 昭夫 | Comments(0)

調湿機能と蓄熱機能

 一昨日の工法の現場は足場がかかってしまい、見えにくくなってしまいました。今回のブログでこの工法を取り上げたのは、写真での見え方やデータ化された性能だけではない、空気の質についても気にしていただければと思ってのことです。集成材工法で作られた軽井沢の山荘に泊めていただいた時、それを強く感じました。
山荘に泊めていただいた夜も、その翌朝も、外は真っ白い雪景色で零下5,6度なのに、家の中の空気がとっても柔らかく心地良かったのです。うまく言葉で表現できないのですが、単に断熱性とか機密性が高いというのではなく、空気の質が違っているように感じました。軽井沢の林の中というポイントは大きいでしょうが、それだけではない気持ちよさがありました。多分その気持ちよさの要因は120mm厚の木単体の壁が持つ吸放湿機能と蓄熱された壁全体から包んでくれるような輻射熱にあるのではないかと思います。想像だけでは得られない体験でした。
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ちなみに日曜日現場を見られた建て主さんは、在来軸組み工法の洗練されたデザインの方が好きだけど、空気の質のよいほうがいいということで、集成材工法を選択されました。
="http://www.yui-sekkei.co.jp/">藤原 昭夫/結(ゆい)設計(NPO法人家づくりの会所属)
by npo-iezukurinokai | 2011-01-19 17:58 | 藤原 昭夫 | Comments(0)

工法の決定

寒い日が続きますね。今週のブログを書く藤原です。
昨日も震えるほど寒い中、間取りが固まった建て主さんと、在来軸組み工法でいくか、それとも集成材工法でいくか、他の方の建築中の現場ではありますが建物を見て決めようと、一緒に行きました。今日は集成材工法の住宅で、押上のスカイツリーを見上げる現場です。寒風がツリーのてっぺんから吹き降ろしてくるようで寒かったですね。スカイツリーに負けじと頑張っています。

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昨日の時点での住宅全体の写真です。
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在来軸組み工法の事例については一ヶ月程前に完成引渡しの家を見ていただきました。

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内部居間はこんな感じの家でした。

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その後は、建て主さんの敷地で車の駐車スペースをどう考えるか、現地で建築予定の壁面線を地面に描いて、購入予定の車で動かしてみる実験をしました。建て主さんの3人の子供さんともども、帰りにはさすがに体が震えそうになっていました。どちらの工法になったかは明日又。

藤原 昭夫/結(ゆい)設計NPO法人家づくりの会所属)
by npo-iezukurinokai | 2011-01-17 19:42 | 藤原 昭夫 | Comments(0)