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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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滋賀へ Ⅰ

「家づくり学校」には修学旅行があります。
毎年3月に行われ今年で7回目。
とっても楽しい旅行で、大体二泊三日。
建築が好きなもの同士の旅行は本当に楽しいもの。
1年目が愛知、三重。
2年目が秋田、青森。
3年目が石川、金沢。
4年目が京都。
5年目が岡山、兵庫。
6年目が高知、愛媛。
そして今年は滋賀県と、日本中を回る予定で、何時かは海外にも遠征したいと思っている。

まずは近江八幡の古い街並みを。

いろんなところに行っては昔の看板の写真を撮っていて、いつかまとめて発表できたらと思っています。
醤油屋の看板ですね。

おおー、何とも面白い破風。

そのほか、近江八幡はメンソレータムも製造販売していた、建築家ヴォーリーズの根拠地で、彼の家、かわらミュージアムなども見学。
夜は比叡山、延暦寺の宿坊に宿泊。
夜は遠くに夜景の灯がチラチラと見え、京都?かと思っていたが、朝起きたら眼下に琵琶湖が。

比叡山というと京都というイメージがあったけど、どちらかというと琵琶湖に面しているんですね。
琵琶湖の日本の歴史に及ぼした影響が、この旅行で段々と実感できた。


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


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# by npo-iezukurinokai | 2018-04-26 19:39 | 泉 幸甫 | Comments(0)

ロマネスクを訪ねてⅨ バルセロナへ横道2

バルセロナで感銘を受けたのはサクラダ・ファミリアもあったが、もう一つ、古い建物のリノベーションがうまい!と感心したこと。
この旅行から25年たち、いまや日本でもリノベ流行り。
石造は寿命が長いからヨーロッパではリノベして使い続けることはわかっていたが、それは単に傷んだところを修繕して使い続けるだけでなく、既存を素材として扱い、さらに良くなるようにしていること。
創作とも言っていいくらいの関わり方を建築家はしている。




ここでまた本の紹介。
最近のリノベ流行りは、新築がなくなって建築家がリノベに仕方なくはしらざるを得なくなったきらいがないでもない。もちろんそれはそれとして、既存の建築をスタート地点と考えることで、さらにより豊かな建築を作れる可能性がある。
そんなことを書いたいい本が出た。

時がつくる建築: リノべーションの西洋建築史

時がつくる建築: リノべーションの西洋建築史

  • 東京大学出版会
  • 価格¥ 3,888(2018/04/26 18:42時点)
  • 発売日2017/04/24


歴史家がリノベについて書くとどういうことになるか、まずはそれに興味があったが、歴史家が書くことでよりリノベの意義があらわになったのではないか。
建築家の仕事の新しい位置づけの可能性。

泉 幸甫/泉幸甫建築研究所

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# by npo-iezukurinokai | 2018-04-26 19:38 | 泉 幸甫 | Comments(0)

ロマネスク Ⅷ バルセロナへ横道1

昨年11月から中断していた「ロマネスクを訪ねて」です。
前回まではサン・ギレム・ル・デゼール修道院のあるギレムまででした。
ニースから車で走り始め西へ、西へ。
いつの間にかスペインとの国境近くまでやってきた。
じゃー、ここまで来たんだから、ついでにバルセロナもちょっと見ようじゃないかということになった。
ヨーロッパは国境の検問がほとんどないから、また車での旅行だから気ままにコースを選択することができる。
バルセロナと言えばガウディ。

同行者はガウディが好きだという人、ちょっとね、という人様々。
この旅行で行ったのは1993年。
まだサクラダ・ファミリアの工事はそんなに進んでいなかった。あれから25年経つが、ものすごい勢いでサクラダ・ファミリアの工事は進んでいる。
https://www.youtube.com/watch?v=RcDmloG3tXU
完成が2026年というからあと8年。
サクラダ・ファミリアを知ったのは大学生の頃だったが、完成まであと何世紀かかるか分らないと言われてた。
それがこれほど急ピッチで工事が進んでいるのは、観光客による収入の増大、超高強度コンクリートの開発、3Dプリンターなどの先端技術でモデリングが可能になったことによるらしい。
早く完成を見たいものだが、そんなに早く完成しなくともいいような気がもする。
技術の進歩が必ずしも美しいものを可能にするとは言えない。
むしろ逆な場合が多い。
ガウディ―が生存してた時に作られた「生誕の門」の部分は素晴らしいが、なにやら段々と、緻密さが遠のいているような気がする。

ガウディが生存時に、神は完成をお急ぎにならない、と言ったとか。

泉 幸甫/泉幸甫建築研究所

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# by npo-iezukurinokai | 2018-04-26 19:36 | 泉 幸甫 | Comments(0)

日本一の大仏に願掛け Ⅳ 佳水園その2

「佳水園その1」の続きです。
村野さんのテクの一つに、
何でもベターッと最後までやらずに途中で止める、ベターッとなど、そんな品のないことはしない、というのがある。

角の窓の下に壁があるのとないのでは大違い。
横から見ると、

さすが、というより他はない。
よく見ると、他の足元も全部透かしてある。
中はどうなってるんだろうと思って、上がってみたらこうなってた。

崖を登るときの足元は曲がった木を使い、同じように透かしている。

村野68歳の作、気合入ってる!


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


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# by npo-iezukurinokai | 2018-04-26 19:33 | 泉 幸甫 | Comments(0)

松聲閣

夏のような暑さを感じた週末、都電早稲田駅近くの「松聲閣」を見学しました。
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元々は細川家の敷地建物だったものを東京都が買い取り、その後文京区管理の新江戸川公園となりましたが、2年前に松聲閣を保存・修復・耐震補強工事を行ったのを機に「肥後細川庭園」と名称も変更されました。
松聲閣は大正14年に建てられ、当初は細川家の学問所として使用されていたようですが、一時期は細川家の住まいとして使用されていたそうです。文京区の管理になってからは区の集会所として部屋を貸出しています。改修後は1階の和室と洋室は貸出していて、見学した時も和室ではお茶会が行われていました。2階は展望室として解放されていて、池泉回遊式庭園の庭園が一望できます。また、1階にはお抹茶を頂ける喫茶室もありました。1階の和室や階段は当時の姿をなるべく保存する形で工事が行われています。
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保存目的の部分は材料もなるべく同じものをもので補修していますが、保存目的としない部分は現在の材料で改修というようにメリハリをつけて改修されている建物でした。
全部を完璧に最善の方法で、とできればよいのですが、条件によって臨機応変に対応することも改修では大事なことだと思いました。
新緑の季節、散歩に出掛けてみてはいかがでしょうか。

工藤夕佳/
mokki設計室


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# by npo-iezukurinokai | 2018-04-24 16:01 | 工藤 夕佳 | Comments(0)

Instagram、やってます。


家づくりの会でInstagramが始まりました。会のメンバーも始めるようにとお役目が命ぜられたのでボクもやってみました。はじめの投稿はハッシュタグを付け忘れたためどなたも見に来てくれずしょんぼりしてましたが、だんだんエンジンが掛かり始め撮りためた写真をジャンジャン載せてますのでチラ見でいいので覗いて下さい。
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新橋の和風ラーメンと鯛飯の行きつけ「銀笹」に行ったときにパチリしたジャン・ヌーヴェルが設計した電通本社ビル。この角度から見ることはあまりないと思いますが、「銀笹」に行ったら見上げて下さい。このビルの一番きれいなところが見られます。
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黒川紀章さんが設計した中銀カプセルタワービル、痛ましいお姿ですが相も変わらず、すごいインパクト。この裏に「銀笹」があります。必ず鯛飯を頼み、ラーメンを食べたらスープをかけて鯛茶漬けにするのがここのお決まりです!
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建築家白井晟一さんの自邸、虚白庵(こはくあん)です。白井さんが設計した建築は近くだと、渋谷の松濤美術館、静岡の芹沢銈介美術館、ぜひ行って下さい。すっごく暗いでしょう、雨の日でしたが昼間の写真です。わずかに入るお日さまの光が壁や天井の仕上げを怪しげに照らしていた。
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高層ビルに建て替えられる虎ノ門のホテルオークラ東京。来年完成するロビーは建て替え前の意匠を継承するそうです。大好きだったロビーの一番隅っこの天井が低いところの写真です。障子越しにお日さまが外の竹を浮かび上がらせきれいですね。
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2011年水無月の桂離宮、団体で移動しながらも息を止めてパチリ、なかなかのナイスショットでしょ。普段の町歩きでパチパチ撮影することはないのですが、これはという時だけ単焦点でマニュアルフォーカスのカメラを出してパチリ。
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ボクが食べたものを見せられても面白くないのは分かります。でも、食べ物の写真はお店の了解を得て撮ります。野暮な気もしますけど、旅行先で食べたお料理を後から見ると楽しいですからね。ちなみにこれは家づくりの会の当番に来たときに必ず食べる新橋の宮内庁御用達・ビーフン東の蟹玉ビーフンの汁、どうでもいい話しですね。

と言うことで始めたInstagramですが、見ての通り何の役に立つのか皆目分かりません。今のところ食べ物の写真は野暮なので載せないようにしています。もう少しだけ投稿を続けて、飽きそうな気がするInstagramなのでした。お粗末さまでした、。

森 博 / 森ヒロシ建築設計所









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# by npo-iezukurinokai | 2018-04-17 13:50 | 森 博 | Comments(0)

遠く伊豆半島を望むMOA美術館のカフェより

昨年改修された熱海のMOA美術館へ久しぶりに行ってきました。

今北斎の東海道53次と広重の富嶽36景を展示しているからです。

当日は建物から遠く伊豆半島まで見渡せる素晴らしい天気でした。

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 カフェから伊豆半島方向を見る

最近はフラッシュをたかなければ写真撮影可能な美術館も増えました。

ここでも熱心にカメラを美術作品に向けて撮影されている方がいます。

でもどうも私はカメラを向ける時間も、実物を見ていたい方で写真は撮りませんでした。

実は建築を見に行く時も必要最低限の写真しか撮りません。

自分の目でゆっくり見て、訪れた建築の中に身をおいてその空間を楽しみたいのです。



MOA美術館/MOA MUSEUM OF ART

http://www.moaart.or.jp/


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# by npo-iezukurinokai | 2018-04-16 11:30 | 田代 敦久 | Comments(0)

春の美術館巡り

庄司寛建築設計事務所の庄司です.

出張先から寄り道して,穏やかな春風の中の美術館巡りです.

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静岡県掛川の“資生堂アートハウス”を久しぶりに再訪.懐かしいラスタータイル+鏡面ガラスの曲面ファサードに,今も見事に東海道新幹線の疾駆する姿が映り込んでいました.

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静岡県天竜の “秋野不矩美術館”を訪ねました.藁入りの漆喰や天竜杉等の自然素材に囲まれて靴を脱いで鑑賞する展示室は,研ぎ澄まされた緊張感に包まれた美術館とはまったく異質の,どこか懐かしい雰囲気の漂うあたたかい空間でした.鉄平石の屋根と杉板+土壁の外壁が春の青空に映えています.


庄司寛/庄司寛建築設計事務所


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# by npo-iezukurinokai | 2018-04-14 08:16 | 庄司 寛 | Comments(0)