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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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宮崎県の飫肥杉をつかった木の家

こんにちは、鎌倉の森です。

4月19日に引き渡ししたばかりの家を紹介します。
4人家族の家ですが延べ面積は62平米(約18坪)と超コンパクト。1階に寝室、2つに分けられる子供室、2階がリビング・ダイニング、キッチン、洗面室と浴室。トイレは予算を抑えるために1箇所、1階と2階の中間で階段の踊り場に配置しています。こうすることで廊下がなくなり各部屋からも離すことが出来ました。収納は1間幅の押入と中2階トイレの下につくった納戸、そして階段下収納+小屋裏収納と小さいながらも無駄なく空間を使っています。

仕上げの材料は杉板、唐松と檜のパネル、壁と天井は紙張り(ルナファーザー)、家具はシナベニヤです。

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2階のキッチンから階段室、奧のリビング・ダイニングを見たところです。キッチンはステンレス製の造り付けでコの字型、水切りカゴや薬缶、電子レンジやオーブンの置き場もしっかり決めて設計。下部はオープンにしてコスト削減しました。

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階段の踊り場にあるトイレ、緩やかなハシゴを登ると小屋裏収納。

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2階は視線がキッチンから階段室を抜けてリビング・ダイニングまで通すことで小ささを感じさせない工夫をしています。

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1階から階段を上ると踊り場にトイレ、見上げると宮崎県産材の飫肥杉の柱と梁、3センチの厚さがある床板、その上に小屋裏収納の屋根組が表しにして変化のある階段にしています。吹き抜けに付けた小窓からは光と風が通り抜けます。

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階段板や洗面のカウンターは旭川で作られる国産材の唐松でつくった三層パネルを使ってコストダウンをしています。

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ハシゴを登ると天井高さ1.4mの小屋裏収納。リビングに付けたガラス製ペンダントの照明器具は家づくりの会の先輩建築家に教えてもらった京都・三浦照明謹製であります。


建坪が9坪と小さくても家族4人が楽しく暮らせる木の家が出来るのですよ、1軒如何ですか!

森 博/森ヒロシ建築設計所NPO法人家づくりの会所属)
by npo-iezukurinokai | 2015-04-21 00:05 | 森 博 | Comments(0)