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”まちに出た、建築家たち。”ーNPO法人家づくりの会

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新幹線の快適さに納得し、外国人旅行客の多さに驚き

皆さんこんにちは、本日の窓口当番はアトリエアースワーク山下和希です

昨日は大阪府岸和田市にて建設中の保育園建設現場での打ち合わせを済ませ、和歌山には戻らずに大阪市内にある今流行の「ホステル?」と呼ばれるものに宿泊しました。
いつもはビジネスホテルに宿泊するのですが、先月金沢で開催された日本建築家協会(JIA)のセミナーに参加した際、協会が準備してくれた宿泊施設が「HATCHi金沢]
でなかなか面白いなと感じたので、好奇心旺盛な私は今回も同じようなところに宿泊したのです。
が、こちらは宿泊客がほとんど外国からの旅行客。目的は他の宿泊客との交流を求めるのではなく、寝るだけだったので良かったと言うことにします。

起床後、事務局に向かうために東海道新幹線に乗車しました。
新幹線はやはり快適に移動できる日本の宝物だと感じるとともに、私が学生だった頃と比べると速度がとても早くなったしそれ以上に外国からの旅行客の乗車も多く、
到着した東京駅も東京の街も多彩な言語が飛び交い、各種案内表示も外国語。
日本も変わったと感じるのは私だけでしょうか?

よく考えると私が暮らす長野県もスキーシーズンはもちろん、グリーンシーズンも外国からの旅行客が増えていてパンフレットや各種施設のホームページも外国語表記が増えました。

今夜は新宿発松本行きの高速バスに乗車し、安曇野の自宅に帰ります。
明朝は自宅から北アルプスを眺め少しばかりゆっくりとしたいと思います。
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家内から送信されてきた朧げな本日早朝の北アルプス常念岳。

by npo-iezukurinokai | 2018-04-03 14:59 | 山下 和希 | Comments(0)

スキー

毎年3月初旬に安比にスキーに行っています。

もう30年近くになりますね。

安比は本州では最高クラスの雪質だと思いますが、

2月ですとまだまだ気候が厳しくて、1週間いても

ほとんど滑れないなんて事もありましたし、

3月後半ですとさすがに雪質が悪くなってしまうのが3月初旬に行く理由です。

又安比を選んだ理由に、谷口吉生設計のホテルに泊まれるのも大きいです。30年位前ですとスキー場に付帯する良い宿泊施設はなかなかありませんでしたから。

しかしその安比にも最近大きな変化が見られます。

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まず写真の様にガラガラ❗です。平日とは言え、

シーズン真っ盛りのこの時期にゲレンデにほとんど人が居ません。しかも昼食時の会話を聞いていると半分位外国の方の様です。

またホテルにも変化が。最近経営者が変わり、大きなリフォームがされていました。それも谷口さんは絶対関与していないと思う変え方です。悲しい!


by npo-iezukurinokai | 2018-03-16 10:00 | 田代 敦久 | Comments(0)

日本一の大仏に願掛け Ⅲ 佳水園

京都は「都ホテル」に泊まる。
都ホテルというのは昔の呼び名で、今は「ウェスティン都ホテル京都」という名前に変わっている。
都ホテルの離れに数奇屋の「佳水園」(かすいえん)がある。
設計は村野藤吾、1959年竣工。
築50年以上になるが、チッとも古くならない。
もともと村野藤吾は戦前よりこの都ホテルの設計にかかわっていて、佳水園だけでなく、ホテルのいたるところに村野ワールドがある。

しかし何といっても佳水園は村野の代表作の一つでもあるから、特別なもの。


村野さん68歳の時の作。
村野さんは93歳まで仕事をし続けた人だけど、一般の世界から言えば68歳になると仕事から引退した人がほとんど。
村野さんにとって68歳は青二才だったのかもしれない。
エネルギーに満ち溢れた仕事だ。
勿論、才能もあるのだろうが、気力、イメージが漲り、それが設計に乗り移らないとできない建物だ。
設計をする者から見ると、村野がこの建物の設計にどれだけ渾身の力を注いだかが見えてくる。

実はこの建物を見るのは3度目。
以前は見えなかったが、今回始めて見えてきたものがあった。
村野の作り方というか、やり口というか、そういうものがいくつか分析的に掴めた。
あー成る程、こうやると村野の世界は作れるのかと。
で、それは何かと言うと、申し訳ないがヒ・ミ・ツ。
ただ少しだけ開示すると、一つに隅や端の扱い方に神経が行き届いている。
写真から探してみてください。

村野はこの佳水園の設計の頃から、今やっている仕事を人生最後の仕事と思いながらやり続けたらしい。
そのような覚悟が93歳まで続いたのだろう。
やはり、凄い。


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2018-02-08 15:13 | 泉 幸甫 | Comments(0)

雪国の蔵

東京にも大雪警報が出た本日ですが、市ヶ谷も窓口当番をしている間にみるみるうちに外の景色が真っ白になりました。

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大雪で思い出したのが、4年前に東京に大雪の降った次の日に行った雪国秋田のことでした。旅の目的は当時ちょうど重要伝統的建造物群保存地区に指定されたばかりだった秋田県増田町を訪問することでした。増田町は伝統的な建造物が多く保存されているだけでなく、その内部に内蔵があることが特徴的でした。建物の中に入れ子のように蔵が建っているのです。
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黒漆喰の壁が雪に反射した光に当たり優しい柔らかい表情をしていました。蔵というと物をしまう場所と思っていましたが、増田町の内蔵は居室として座敷が設けられていました。増田町ではかなりの割合で内蔵に座敷が設けられ、限られた家族が使う部屋とされていたそうです。
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増田町以外にも近辺の蔵を数か所見て回ったのですが、その中には酒蔵も数か所あり、見学すると試飲も勧めて頂き日本酒を頂くということを繰り返していたら、すっかり日本酒の美味しさに目覚めてしまいました。珍しかったのは写真の日の丸酒造で頂いたヨーグルトのお酒です。ヨーグルトと甘酒が混ざっていて、飲みやすくてグイグイと飲んでしまいそうでした。

工藤夕佳/mokki設計室一級建築士事務所

by npo-iezukurinokai | 2018-01-22 23:34 | 工藤 夕佳 | Comments(0)

日本一の大仏に願掛け Ⅱ 平安神宮


奈良大仏様に願掛けの後、京都へ。
やはり正月らしく平安神宮や下賀茂神社へ。
平安神宮は中学の修学旅行以来。
建築をやるものからしたら何となく平安神宮なんて、と思っていたが、結構なものだった。
よく知られる赤い建物は平安宮大極殿を模して建造されたもので、伊東忠太の設計。
正面からは何となく重心の足りなさを感じるが、それは僕だけだろうか。
神宮の裏庭は植治こと、小川治兵衛によるもので、流石!
小川治兵衛は一昨年NHK、BSで何回かに分けて放映されて南禅寺別荘群の造園家として一般の人にも知られるようになった。
近代造園の生みの親と言われるが、南禅寺別荘群の池の水は琵琶湖疎水を利用したもので、この平安神宮の池もそうだ。
ただ、南禅寺別荘群は個人所有のものがほとんどで見ることはできない。
見ることのできるものは山形有朋が所有していた無鄰菴と、別荘ではないが、この平安神宮の庭くらいで、誰でもOK。

この池にかかる泰平閣と名付けされた屋根の付いた橋が素晴らしい。

御所より移築したものらしいが、本当に美しい。
真ん中の屋根の上には鳳凰の飾りがあり、優美さがある。

橋の屋根の小屋組みも美しい。

小川治兵衛のことはこの本に詳しい。

面白い。


d0021969_15591651.jpg庭師 小川治兵衛とその時代

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by npo-iezukurinokai | 2018-01-18 16:04 | 泉 幸甫 | Comments(0)

日本一の大仏に願掛け Ⅰ

せっかく正月参りをするのであれば、日本一の大仏さんに限るということで奈良へ。
そして奈良、京都を回ってきた。
奈良の大仏さんはさすが貫禄がある。

以前、お願い事を奈良の大仏さんにしたら、見事願いが叶い、やはり大仏の神通力はすごいと、また行ったわけだ。
ただ、中国語と韓国語に溢れていたことが以前とはちがっちた。

それはそれとして、
大仏さんの後ろに、大仏殿の建物模型が置いてある。
大仏殿はご存知かもしれないが、3回建て直し、それぞれの時代の模型が置いてある。
最初が創建の奈良、次に鎌倉、そして現在のものが江戸。
この模型をよく見て気付いたのは、鎌倉のものが際立って良いことに気づいた。
長さは奈良の創建のものとほぼ同じで、現在のものよりずっと大きい。
さらに大きいだけでなく、外観のみならず内部の空間も素晴らしい。
現在の大仏さんは台の上にのっているが、鎌倉のものは高すぎず、床より自然に大仏に至っている。

余計な台がないだけにかえって仏像が強調されている。
また仏像の周りには柱が多く立っていて、これも大仏を強調するのに役立っている。
鎌倉の東大寺は重源によるものだが、空間づくりにおいてもずば抜けていた。
なお、重源が作った東大寺の建物は南大門(仁王さんおわす建物)の他は一部しか残っていない。
また、兵庫県小野市にある浄土寺浄土堂も重源の作で、これも素晴らしい。


泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2018-01-18 15:11 | 泉 幸甫 | Comments(0)

千葉

本日の窓口当番の丸石です。
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いつからだったのでしょうか。

「夢の国」が「瞑想&忍耐の国」になってしまったのは・・・
荷物持ち。荷物番。お供の家来。になってしまったのは・・・

娘さんをお持ちの、世のお父様方なら 避けられ難い
千葉にある、東京ディズニーランドでございます。
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「私がいない間に食べないでよ!(怒)」

飢えと寒さにふるえて、やっと腰かけた自分に なんと、
情け容赦ないお言葉。。娘が妻と一緒にトイレに行きました。

残された、ポップコーンを盗むように口に押し込み、
深いため息とともに、道行く家族連れをボーッと眺めます。
「あぁ、このポップコーン、なんて美味しいんだ・・」

ふたりがトイレからなかなか戻ってきません。
20分ほどで、待ちきれず、妻に電話。

「今、お土産見てるから、ごめんね!」
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あ〜 無情。いや、無常!
瞑想の時間にも 限度というものがあります。

これは、何か目的意識をもって、積極的に関わらないと
高額な瞑想時間になってしまいます。
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見上げる先に照明器具・・・
そうだ!
照明だ。照明器具にフォーカスして。この国を楽しもう!
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うーん。さすが、「夢の国」です。多種多様な照明器具が
あるではないですか。
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「夢の国」を演出するために、相当な数のイルミネーション
及び、照明が配されていることに気づきます。
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場所によっては裸電球を残し、
時代とともにLED電球に順次、差し替えているとはいえ、
相当な電気代のはずです。
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鉄板?銅板?叩き出しで造られたランプ達。
電球を覆うガラスもエイジング加工がきちんとされています。
光源が電気ではなく、炎であることを演出するためでしょう。
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電気の供給元である電線部分はもちろん、上手に隠しています。
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楽しくなってきました。
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ランプの中が、どうなっているのか、気になります。
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驚きました。電球の周りを白い不織布で覆って照度を調整。
より、炎感を出すように工夫しでいるのでしょう。
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LED電球が登場する前。
裸電球時代で苦労したであろう事はランプ内の熱の逃がし口です。
裸電球は熱がこもると、長持ちしません。

LED電球が画期的なことは 閉じた照明器具が積極的に作れる。
ということではないでしょうか。

熱の逃がし口が、家形に作られた上部にあります。
細い金網で美しくデザインされています。

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さすが、「夢の国」。妥協せず。か。

このランプ。欲しい! いい形をしとるやないか〜
あの現場にあれば・・・と、想像が膨らみます。
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これは、帰ってきた後に 某照明器具メーカーの
担当者さんから直接聞いた話ですが、

「夢の国」の照明器具は某大手メーカーが、一から
設計協力して、ほとんどを作っているとのこと。

照明にまつわるあれこれ、おもしろいお話しもありましたが、
「夢の国」を壊してはいけません。お口を閉じましょう。

  帰路、娘に聞きました。
「いやぁ〜楽しかったね〜。楽しかった?」

「そうでもなかった・・・」

あぁぁ。無常!!



丸石隆行/techtohook丸石隆行一級建築士事務所

by npo-iezukurinokai | 2017-12-07 12:36 | 丸石 隆行 | Comments(0)

ロマネスクを訪ねて Ⅶ

サン・ギレム・ル・デゼール修道院のあるギレムで泊まったホテルは、プチホテルとよく呼ばれる。
何百年も経った古い建物を改修したものが多い。。
建築史の専門家ではないから確かなことは言えないが、ロマネスクやルネッサンスの時代に遡ることができる建物ではないか。
そのような古い建物に宿泊できるとは、最高に幸せだ。
日本で言えば、室町、鎌倉時代の建物に泊まっているようなもの。
外観は前回紹介した写真の様に古い石積み。

しかし、石造とは言え、床や屋根などの水平方向に支えるものは木造でできている。
これは世界共通。
アーチの石積みで床を持たせることもあるが、多くは水平方向に木の梁を渡し床や屋根を支える。
天井を見上げると古い黒々とした梁が渡してある。
壁は多くの場合シックイ。
ビニールクロスのようなチャライ材料は使ってない。
ある意味、何もしてないと言えばそうなのだが、それで十分。

向かいの家が見える窓。

ベッドのシーツはきれいだし、シャワーもよく出る。
(たまにそうでないこともあるが…)
これで、何と1泊2~3,000円!
(ユーロになって、今はどうなってるか知らないが)
勿論、素泊まりだけど。
こういったことこそ豊かさ、じゃないのかな?

この旅は大まかな目的地を決めて出発したが、厳密なスケジュールはなく行き当たりばったり。
だからホテルも目的地に着き探すことになる。
フランスでは部屋を見せてもらい、気に入ったら宿泊を決めることができる。
このようなプチホテルを探しながらのロマネスクを訪ねる旅だった。

泉 幸甫/泉幸甫建築研究所


by npo-iezukurinokai | 2017-11-24 14:56 | 泉 幸甫 | Comments(0)

栄養を入れて来た

本日 市ヶ谷に座って居るのは田中ナオミです。
先日 スペイン+フランスのバスク地方とポルトガルに行ってきた。
一年に一回建築を見る見る歩く見る見る旅に行く。
何処も彼処も機関銃トークしたいのですが
自分のBlogでもリノベーションの窓口でも出してない画像を。
例えばリスボン当たり前は洗濯物のある景色。
生活があってホッとします。
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ポルトガルは缶詰王国で、しかもパッケージがレトロ可愛く安価。
端から端まで大人買いしたい。
でもお土産用で地元の人の食卓にはのぼらない。
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お菓子パラダイスでもありまして…街の彼方此方で目が釘付けになる。
もちろん、もちろん目だけじゃなくて
胃も喉も鼻も楽しんだのは言うまでもあるまい。
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そんな危険な場所なので
おデブちゃん御用達の下着屋さんも併設されておりました。(サービスカット)
こんなん載せたら家づくりの会の仲間から非難されるなぁ。
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でも 若者は
by npo-iezukurinokai | 2017-11-14 06:00 | 田中 ナオミ | Comments(0)

ロマネスクを訪ねて Ⅵ

前回のサン・マルタン・ド・ロンドル教会から、
サン・ギレム・ル・デゼール修道院(Saint-Guilhem-le-Désert)へ。
ギレムは修道院も圧巻だったが、村も山奥の渓谷にあって美しい。




フランスでも有数の美しい村に数えられているらしい。
古い村で、スペインへのサンティアゴ・デ・コンポステラへ向かう巡礼者が立ち寄る聖地でもあった。
日本とは違い石造りだから、建物の寿命が格段に長い。
中世の世界に迷い込んだようだ。
ギレムの教会の前には広場があり、プラタナスが植わり、カフェテラスの椅子が並べられている。
ちなみに、奥の建物の3階、右側が僕の泊った部屋。
1階はバール。
(このフランス旅行で泊まった宿屋の話は次回に)




街中を歩いていると、こんな仕上げがさり気なくある。




金物の堀商店のレバーハンドルにこんなのがあったような気がするが、こちらがおおもと。




いよいよギエムの修道院です。
ベネディクト会の修道院で、11~2世紀に建てられた建築。
こちらは裏側で、修道院全体の様子がよくわかる。




教会堂の内部です。




小手先を使ったようなところが微塵もなく、ただ石を積んだだけのようにも見える。
だが、心揺さぶられる壁だ。
それは石の質感か、光か、石の積み方か、石工の気持ちが伝わってくるのか、そのいずれも、なのだろうが、
この良さを何と表現したらいいのか、なかなか言葉が見つからない。
静謐、何の衒いもない、いやいや、そう簡単ではない。
ル・トロネから始まり、このあたりに至ってもうロマネスクの虜になってしまった。

あ~、何と美しことか!




ロマネスクは造形的に美しいというだけの単純な世界ではない。
宗教が関与しているからか、人を包み込む優しさ、安心して何かにゆだねることのでる懐の深さがある。




by npo-iezukurinokai | 2017-10-16 16:06 | 泉 幸甫 | Comments(0)